

自然界の毒蜘蛛のように、禍々しい色合い。
鼻や眉の形は、雌の蜘蛛を現します。
この度使われた面は、大都神楽団・惠木勇也さん作です。
3月25日(水)山王神楽団
第一幕 土蜘蛛
もともと12月のこの舞台に向けて、整え直し、練習を重ねておられましたが。
4か月後の、やっとこさのお披露目となりました。
しかし、そのお陰で更なる準備が可能となり、新しい面も登場。
お客さんを湧かせ、魅了した土蜘蛛。
山王さんの新しい顔という印象を受けました。
当分舞う予定がないとおっしゃるので、リクエストが良いかもしれませんねっ。


面から頂くイメージが舞を作るといわれます。胡蝶:霜江勇弥さん。



頼光:井上 亮さん。










土蜘蛛:前 翔太さん。


栗栖さんはもうすぐ高校三年生。期待を背負います。
第二幕 八岐大蛇
幕間には田坂真吾団長が登場されて、お客さんに直接問いかけながらお話を展開してくださいました。
神楽を舞う人って一体どんな人なのか、お客さんも構えておられることも多いので。
人柄を知って頂くと、たちまちファンになってもらえますね。
『オーソドックスですが・・・凄いのを舞います!』と気合のひとこと、大きな激励の拍手を受けました。
又、この日は、新人さんお二人を交えての八頭立て。
表も裏も活気に溢れていますよ~



手名椎:平田俊文さん、奇稲田姫:霜江勇弥さん。


足名椎:片岡 英昭さん。


そうです!中川克也さんの息子さんです








2015,03,31 Tue 22:51


コーヒー休憩、桜でリフレッシュしました。


渋滞で、年度末を実感しました



2015年の広島神楽定期公演がスタートします!
開演はいつも通り19時ですが。
17時から恵比寿舞が披露されます。
お時間の許す方はぜひ早めにお越しください。
ヾ(●´∀`●)お待ちしています。
4月1日(水)開場6時、開演7時。
チケットの販売は夕方5時から。
広島県民文化センター(082)245-2311
旭神楽団 紅葉狩 八岐大蛇
4時頃から、北広島町の観光キャンペーンが始まります。
5時頃から恵比寿舞の披露があります。


3月の水曜日に開かれた、2回の順延公演をご紹介します。
ファンの方々は、待ちに待った公演だったでしょう!



3月18日(水)宮乃木神楽団
第一幕 八衢(天孫降臨)
数日前にも、このブログでご紹介したような

もともとは、この定期公演での初演を予定し、話題になっておりました。
それから半年、様々な舞台で舞い込まれての披露となりました。
私も、拝見する毎に、気付きがある、とても好きな演目です。


天の宇津女命:半田徹さん。





天の忍日命:佐々木 恵太朗さん、天津久米命:中村 悠哉さん。





第二幕 八岐大蛇
幕間を、楽しい時間にしてくださった山本貴範団長。
ここでのお話は、二頭の白い大蛇について。
宮乃木の八頭の大蛇のうち、二つの白の大蛇は、夫婦。
そして他の六頭は、その子供たちなのだそうです。
又、白の大蛇の雄雌は、眉毛?と髭?で見分けると分かりますよ、というお話でした。
どこに注目すべきか具体的に教えて頂けて“初神楽”のお客さまだけでなく、みんな興味津々でした!






須佐之男命:半田 徹さん
奇稲田姫:岡本 健太さん。



山王神楽団へ続くよっ
2015,03,31 Tue 21:05




飯室神楽団の皆さんです。
この日のために選ばれた演目は、八岐大蛇。
『自然の災厄を鎮める祈りの舞』として、心を込めて舞われました。
その想いは団の枠を超えて。
宮乃木神楽団から田村和也さん、あさひが丘神楽団から小田徹也さん、鈴張神楽団から竹迫正棋さんも加わり、八頭の盛大な披露となりました。
稲田の神を救う大地の神の物語に、故郷の復興と魂振りを願う、特別な大蛇です。
《八雲立つ 出雲八重垣妻籠みに 八重垣作る その八重垣を》


須佐之男命:野見山 渉さん。


飯室神楽団の大蛇の皆さんは:佐々木俊一さん・湯月 大生さん・
蛯名 貴一さん・倉頭 竜次さん・丸本 哲也さん。


大太鼓:下田 勝行さん、小太鼓:吉村 一成さん、手打鉦:日野 俊希さん・中本 雄介さん、笛:大西 菜つみさん。








来年は10回記念公演です。
ご期待ください

2015,03,31 Tue 11:50


まだ引き返せるぞっお蓮ちゃんっ


あさきた神楽発表会にやってきましたー



抜刀斎:石川 昌士さん。
~第八幕 鈴張神楽団 枡屋 お蓮~
音響、照明、ドライが整うホールでどう演じられるか、鈴張の皆さんも楽しみになさっていたようです。
これらの演出とピタリ息が合った時、舞手の心も昂るとおっしゃいます。
さて、一昨年の暮れに初演を迎えたこの演目は。
やはり拝見する毎に、少しずつ変化を加えておられます。
勢いで舞う演目とは違うので、時間をかけじっくり取り組みたいとお話される、橋原 慎也さん。
『面をつけることで、年を重ねても舞っていける演目。これから舞い込んで!舞い込んで!舞子・奏楽共に技量を磨いていきます。』
鈴張の枡屋お蓮を観たいね、と言ってもらえたら嬉しいですと結ばれました。
《久衛門は 生まれ故郷のよい男 振り向く姫が袖をひくかな》


大太鼓:橋原 慎也さん、小太鼓:吉田 和哉さん、
手打鉦:薮本 司さん、笛:青木 静さん。


枡屋お蓮:竹迫 正将さん。






自業自得なので、仕方ないね





しかし最後は事代主命によって来世の幸せが約束され、昇天します。
2015,03,31 Tue 09:36




諸木郷土芸能保存会の皆さんが、ロビーで十二神祇神楽の展示PRを担当してくださいました。
現代に注目を集める神楽とは、一味違う十二神祇神楽。
安佐北区は、十二神祇神楽の里。
手づくりの花火、異国情緒さえ漂う面。。。
懐古談に華を咲かせた方も多かったでしょう!


大正時代・作の旧衣装(およそ25キロ)。昭和56年・作の新衣裳(およそ40キロ)。神楽人は昔から逞しいですねぇ





夜叉丸:山田 悠人さん、蜘蛛丸:古岡 和芳さん。(お顔が写ってないですね。ごめんなさい。)
~第七幕 あさひが丘神楽団 滝夜叉姫~
下田 敏則新団長のもと、新生あさひが丘神楽団として、初めてのあさきた神楽発表会です。
どの場面を観ても“あさひが丘の滝夜叉姫”であり、独自の取材と強い思い入れを感じます。
武芸達者で戦術家であったという将門の娘・五月姫が、受け継ぐ血の中に陰と陽を持ち合わせる姿はとても魅力的ですね。
さて注目したのは終盤のやりとり。光圀の人情味ある言葉を、下田団長の解説でお伝えすると・・・
『悪いことしよるが、別にあんたが鬼にならんでもええんじゃないかぁ。あんたに恨みはないんじゃけぇ改心しんさいや。』
広島弁で説得されればっ、もしかしたら結末は違って・・・いませんかね

《東地に旅立つ我が身顧みず 悪魔を祓い 世をば 鎮めん》


滝夜叉姫:小田 徹也さん。


大宅中将光圀:田中 竜士さん、平貞盛:藤本 靖浩さん。(お二人ともちゃんと写ってなくてすみませんっ)




大太鼓:下田 敏則さん、小太鼓:小田 穂圓(ほまる)さん。
手打鉦:安倍 憂大さん、笛:山本 美波さん。


貞盛はどんな気持ちで戦っているのでしょうね。


2015,03,30 Mon 23:04
