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倉本さんの出番。
星今夜は、田原温泉締めくくりです星

~第五幕 中川戸神楽団 茨木~

いつも、団長の能海 剛さんにお話を伺う時は、郵便局長として、かもめーる等、季節の話題を提供して頂きますが。

今の時期は何もないですねぇダッシュと問うと。

『いやいや、来週から年賀状の印刷が始まりますよ~オッケー

会場は一斉に『へ~~~』

へぇボタン(古っ)をいっぱい!押されてました。

能海さんがおっしゃると、どんなお話でもキラキラしちゃうみたいです。

年賀状の販売は11月から!ご予約は能海さんまでっにかっ


ダイヤところで、この度の「茨木」はダイヤ

新鮮な初披露バージョンでした。

最後に茨木童子が宙を舞い、大江山へと飛び去る場面が大きな特徴ですが。

この仕掛けは会場を選びます。

よって、どこの会場でも茨木が舞えるように、別のパターンを生み出されました。

又今回は、真柴が腕を取り返すシーンも、とても印象的でした。

『うちには、倉本浩之という頼りになるマジシャンがいますから。』

試行錯誤があったと伺いましたが、真柴(茨木化身)の驚異的な妖力を見事に表現されていました。

一緒にドキドキ緊張感を味わえて、楽しかったです。



上厳重な結界を破り、手を触れずに唐櫝の蓋を開けてしまう真柴。
さすが、酒呑童子の右腕ですね。




上不敵な笑み・・・



上あとは、仲間の待つ大江山へと飛び去るのみ。



上茨木を取り逃がしてしまい、苦々しい表情の綱です。


うさぎ一方、舞台の袖ではうさぎ

斬新な髪型で、みんなを二度見させていたひー君。

※河内洋介さん息子さん・洋翔(ひろと)くん5歳。



上こっそり撮ってみた(バレてる)。韓流スターみたいだよ~


団長になるか、神を舞うか!決めかねているひー君は。

団長と神が兼任できることに、まだ気が付いていませんにひひ

この日聞いたところでは、団長:4、神:6、ちょっと神よりです・・・



上ガッソを上手に被って見せに来てくれました。
可愛くてたまらんですっlove

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良い顔。
雲台風、心配ですね雲

今夜は静か過ぎて不気味です。

稲刈りも控えていますし、大きな被害が出ないように祈るばかりです。

ではでは、田原を振り返りましょう。

~第4幕 山王神楽団  山姥~

上路山深く、世を呪い、人を憎んで盗賊と成り果てた、と語られる山姥と怪童丸。

生きるために仕方なく山賊になったけど、八重桐も怪童丸も必死に2人、お互い思い合って生きてきたんだろうな~と思います。

怪童丸の赤い面には、あどけなさが見えるような気がしますが。

その面を外した素顔は、ひとりの英雄の誕生に相応しく、正に清新の気を吹き込まれたかのようです。

霜江勇弥さんの怪童丸、次回拝見するのを楽しみにしてますにこっ



上頼光の強さに、歯が立たない怪童丸。



上金時は、運の強さ、出世、強健、武勇をそなえる事から、現代の男の子の守り神として語られます。


いぬ話は大きく変わっていぬ

今だから言える、ここだけの話。

6月千代田競演の際、田坂真吾団長は怪我を負っていました。

なんと。

飼い犬に手を咬まれたのです。
(あのことわざとは何の関係もありません)

自宅で飼われている、大型の雑種でレオと言います。

レオがエサを食べている時、田坂さんがうっかり手を伸ばしてしまい、がぶり

犬の飼育ではご法度の行為とはいえ、右手の甲と中指に大けが、4針も縫われました。

大太鼓を叩くにはかなり不利だったと思いますが、競演中は夢中で覚えていないそうです。

レオはもともと、藤岡進矢さん(山王を代表する神!)のおうちから子犬のころやってきました。

藤岡さんのおうちには、清閑で小ぶりな美しい柴犬がおり。

その子から生まれたので、柴犬かと思いこんでいたら、ゴールデンレトリバー並に大きく育ってしまったということです。

その頃、藤岡家にはゴールデンもいたそうなので。

あれ?柴犬じゃないじゃん??というのは後の祭りです。

咬まれたその後、犬との関係は変わりませんか?と伺うと。

『いや~別に。可愛いですよ、普通に。』

田坂さん、お大事に四葉

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身に覚えのある人は。
ダイヤ続いて、大都神楽団の皆さんの2演目をご紹介しますダイヤ

が!まずはこちらの写真をご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/sillabub-nyanya/d/20130826

8月26日ゆきなり写真館から。

恐ろしい汗

しかし!あんなに暗さに、赤いバックライトで写真が撮れる、ユッキーさんの執念とド根性もすごいにひひ


ダイヤさてと!この度、大都神楽団の皆さんが舞われたのはダイヤ

共に、女の恨みが引き起こす、悲劇の物語。

しかし、それぞれが抱く情念は。

貴布禰は、一人の女の嫉妬。

相馬城は、奪われた故郷や一族のための復讐。

ここから、舞台にのせていく情感も異なるものになるのでしょうか。


そして、それぞれが妖術を身に付け、鬼と化す流れですが。

『貴船明神から授かった、あるいは秘伝の術で鬼になると言いますが。その正体は、人間が本来が宿している“狂気”かもしれません。
・・・それが一番恐ろしい。』

というお話が、ポツリとありました。

女は神を語ってでも、その恨みを晴らしますよ~。ウフフッ音符

~第3幕 貴布禰~



上どうしても、清明が胡散臭いです。
でもって、どうしても柄本明さんなんです。
だけど、ちゃんと仕事はします!




上人形(ひとがた)に念を込めましょう。
『ヤアーッ!!』



~第6幕 相馬城~

話の大筋は、滝夜叉姫と同じとしますが。

浄瑠璃等いつくかの古典から取材をし、大都神楽団の創作神楽として、独自性に溢れています。

『もとはいじらしき乙女なり』と、大宅太郎光圀が皐月(滝夜叉)を哀れむ最後の場面が、わずかな救いです。



上落ち延びた皐月と、弟・良門(後の酒呑童子とする)は、将門の首を前に、復讐を誓います。



上将門の無念がのりうつっている、という解釈もあります。
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すれすれ。
星続きまして~星

初めて田原の里にお迎えした皆さんです。

~第二幕 西村神楽社中 天神~

広島では、天神記として、物語性豊かな舞台がみられますが。

石見の天神は、激しい八調子に息を呑む太刀舞が、見どころとなりますよね。
(石見全てがそうではありません)
(しかも、激しい太刀舞は、天神に限りません)

但し、天神のこの太刀舞いに関しては、お囃子にのせて舞う、という感覚とは少し違って見えます。

伺った話によると。

石見に八調子が誕生した頃。

それまで個々の広い解釈により自由に舞われていた数々の演目を。

古事記や日本書紀に倣い、神は神らしく、鬼は鬼らしく、女は女らしくと、よりリアルなもの・芝居性豊かに整え直した、というお話がありました。

現在の様に、天神自ら時平を討つ流れになったのも、同じ頃だそうです。
(現在も全てがそうとは限りません)

天神は、時代の節目をきっかけとして。

改革を上手に受け入れる八調子気質も手伝う中で技術を磨き、そのスピード感・緊張感への観客の拍手が育てたものかもしれませんね。

日高 均代表が、普段お話してくださる中で、私の想像や勝手な解釈を入れていますので。

『そりゃ~違うで~。』という際には、ぜひご指摘ください。



上天神の、梅が入った衣装は、やはり特徴的。
菅原道真は、下岡 望さん。
藤原時平は、寺尾大輔さん。




上太刀が顔に近いんですよねがーん
時々額にサクッときたり、腕にパシャッときたりするそうですが。
お互いのために、練習も真剣でしょうね・・・


明日も石見だよ~。
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処暑も過ぎて。
ダイヤ8月・月いちの特派員ブログがアップされています。ダイヤ

読んで頂いた方は、すでにお分かりのことと思いますが。

今回は石丸賢太郎さんが担当されています。

視点の深さに『へー』『ほー』がたっぷり詰まっています。

ながーいからにひひお時間のある時にどうぞっ四葉



上田原の里のせせらぎ。もう秋の冷たさ。

ダイヤ夏を締めくくる神楽の宴でしたダイヤ

方や恵みの雨、一方では恐ろしい豪雨となりました。

今年の夏はお天気に振り回されて流れたように思います。

ただ、田原の地では、間もなく稲刈りが始まります。

農家の皆さんのご心痛の上でのことだと思いますが。

いつもの季節に、いつもの収穫作業ができると聞くと、ホッとしますね・・・

日々の平穏と、秋の豊かな恵みを祈りながらの幕開けとなりました。

~第一幕 筏津神楽団 塵倫~

副団長・前河伸弥さんがお話してくださいました~。

『勧善懲悪を主とする神楽の中で、塵倫は神楽らしい神楽のひとつ。』

『又、重厚な舞で格の高さを表す仲哀天皇に対し、高丸は腰を低くして従い、天皇への敬意と忠誠心を、舞そのもので表現しています。』

神の舞・従者の役割はそこにあるんですね~。

そして、どうしても!PRしたいこと。

11月の大朝競演(11月2日・詳細は後日)50年を迎えます。ぜひお運びください!

前河さん、実行委員長なんですよ~。忙しくなりますねっ



上五徳を兼ね備えた従者の活躍があり、仲哀天皇の武勇伝は秀逸を極めます。



上神楽幕からも漂う、旧舞の趣。今更ながら、かっこいいですね!

続くんです。
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