首をコキッコキッと、準備万端。
『うっし!魅せるぞっ』
幕間のお話は、宮本千春団長です
先ほどの大江山では“門番”と、役割の名の付いた鬼を舞っておられました。
『一番先に切られる、弱~い鬼を舞っていました』
終始ユーモアを交えながら進むお話で、和やかな時間をお客さんと共有します。
鬼をメインに舞ってこられた宮本さんに「鬼を演じる魅力」を伺うと。
『私は普段優しいのですが鬼という、自分とはまるで違う、又、人間でもない、異界の者になりきり演じるという面白さですね。』
昭和55年、現在の「安野神楽団」への改称とほぼ同時期に神楽をはじめ、およそ35年、安野の神楽と生きる宮本さん。
若い団員さんの熱心さと、頼もしさを語られると共に。
『私は、若い団員の保護者だと思っています。安野神楽団は家族のようなものです。日々培う“和”が、良い神楽を生む原動力です。』
隣でジーンとしていますと。
『でもね、結婚とか出産とか、お祝いが沢山いりますよ~』
これからも嬉しい悲鳴が続きますように!
9月12日、西中国競演では、旧舞・東夷征伐を舞われます
~第二幕 八岐大蛇~
祭りの最期は必ず大蛇!
街中などの奉納やイベントでは、新舞・旧舞の演目をバランスよく見て頂きますが、大蛇は絶対に外せないそうです。
広島市内、或いは市内に近づくほど、大蛇が喜ばれ、手応えを感じるとお話されました。
さて、安野の大蛇。。。須佐之男命・荒ぶる神の豪胆さが強く心に残ります。
又、はじめ弱々しい足名椎が、須佐の出現に力を得て活発さを発揮する姿に、親心を感じます。
大太鼓:沖野秋雄さん、小太鼓:辰川和樹さん、
手打鉦:伊田 蓮さん、笛:岡茂大作さん。
須佐之男命:山手利則さん、足名椎:宮本千春さん、手名椎:国好敏明さん、櫛名田比売:伊田智世さん、
大蛇:上端一宏さん・松本 樹さん・伊田光志さん。
八塩折の酒、ばあちゃんからなかなかOKが出ません。
頑張って~
三頭ならでは!フォーメーションが次々展開されました。
安野FAMILYのセンターに立たせてもらって、酒呑童子も笑っているように見えます。
一番左は、伊田光志さんと、智世(ともよ)さんご夫妻の愛息子・光希くん。1歳9か月、よちよちぷっくりの癒し系さんは、神楽と一緒に育っていきます。
2015,07,31 Fri 15:26
なんだか
きゅうりばっかり食べてる気がする。。。
夜くらいは涼しくならないかな。。。
では!昨夜の広島神楽定期公演から
まずは、夏休み親子ワークショップ・神楽の手道具を作ろう!の会。
講師は四岐大蛇・大町作太さんでした。
熱心でユニークなおじちゃん、子供たちが大好きな先生です
今回は、御幣と鬼棒、お土産は手くも。
特に鬼棒は、今回の「体験」だけでなく、家に帰って自分のオリジナルの鬼棒が作れるようにと、指導をされました。
保護者の方も必死で細かな作業を手伝っていらっしゃいました。ホント、良い時間でしたね。
本格的な出来上がりに、興奮気味でした!
昂希くんと真央ちゃんのきょうだい。
さて、今週の公演は
安野神楽団の皆さん。
暑~い中を、えびすさんでお客様を歓迎して頂きました。
にこにこふっくりのえびすさんは、やはり縁起物の主役!人気者です。
なのに、小さな子供たちは怖がって泣いてしまったりして、ほのぼの面白い。
昔ながらの景色が広がっていました
福を持って帰って頂きましょう~。
今年106年という
長い歴史を持つ安野の皆さん。
明治40年代に「本郷奏楽会」として発足した後「本郷神楽団」へと改名。
約20年の活動休止を経て、昭和55年に同好会として復活。
その2年後、現在の「安野神楽団」へと改名誕生されました。
現在団員は19名。旧舞伝承の地の中で新舞もいつくか保持され、公演依頼に応えておられます。
名称が時代と共に変わってきたように。。。
宮本千春団長は『時代に寄り添い、形を変えながらも、神楽団を継承していくことが1番の使命』とおっしゃいます。
勇猛果敢で賢く武勇誉れ高く。。。頼光は、ずる~いくらい男前に描かれます
~第一幕 大江山~
初見で、しかも、今まで拝見したことのない要素が多く、目を凝らして拝見しました。
流れはシンプルですが、頼光の武勇伝であると強く印象付ける大江山です。
又、合戦で使用される、鋼の入った刀は重たいため。
もともと、鬼は面を外し、賊のような姿で火花を散らして戦っていたようですが。
これも時の流れと共に(およそ10年前ごろ)今の形に落ち着かれたようです。
大太鼓:沖野秋雄さん、小太鼓:国好敏明さん、
手打鉦:伊田 蓮さん、笛:伊田智世さん。
源頼光:松本 樹さん、坂田金時:山手利則さん、
紅葉姫:伊田光志さん、門番:宮本千春さん、
茨木童子:辰川和樹さん、酒呑童子:上端一宏さん。
儚げな紅葉姫の舞、見惚れるような繊細な舞。綺麗でした~。
紅葉姫を見つけた頼光は『あれは都からさらわれてきた姫に違いない』と金時に話します。その後、紅葉姫に声をかけます。
一番手前(酒呑童子の左)の鬼は「門番」と言います。
昔は、門番にも口上があり、岩屋の中への案内をつとめる役だったようです。
問答の際、鬼たちの揃った動きが特徴的!先輩たちの舞、と感じます。
その問答の場面は緊張感いっぱい。誰もかれも静まり返って見守っています。
神変機徳酒(しんぺんきとくしゅ)!よほど美味しいのでしょう。夢中で飲み干す鬼たちの宴。
しかしここで、酒呑童子からシシ肉がふるまわれ。。。これによって正体を明かす時がきます。
太刀の重さを感じる合戦です。
太刀を合わせる、鈍い金属音が生々しい~。
お互いの気配を闇に探る。
このさぐりがね、ジワジワ、ピリッピリッと・・・すごく良いんですよ。
太刀を合わせた瞬間。。。
お互い雷に打たれたように弾かれます。
息も絶え絶えの酒呑童子を前に、一連の物語を振り返り、源氏の発展を高らかに宣言する頼光。その後とどめを刺すのです。(ほとんど写っていませんが)
続いちゃうよ~
きゅうりばっかり食べてる気がする。。。
夜くらいは涼しくならないかな。。。
では!昨夜の広島神楽定期公演から
まずは、夏休み親子ワークショップ・神楽の手道具を作ろう!の会。
講師は四岐大蛇・大町作太さんでした。
熱心でユニークなおじちゃん、子供たちが大好きな先生です
今回は、御幣と鬼棒、お土産は手くも。
特に鬼棒は、今回の「体験」だけでなく、家に帰って自分のオリジナルの鬼棒が作れるようにと、指導をされました。
保護者の方も必死で細かな作業を手伝っていらっしゃいました。ホント、良い時間でしたね。
本格的な出来上がりに、興奮気味でした!
昂希くんと真央ちゃんのきょうだい。
さて、今週の公演は
安野神楽団の皆さん。
暑~い中を、えびすさんでお客様を歓迎して頂きました。
にこにこふっくりのえびすさんは、やはり縁起物の主役!人気者です。
なのに、小さな子供たちは怖がって泣いてしまったりして、ほのぼの面白い。
昔ながらの景色が広がっていました
福を持って帰って頂きましょう~。
今年106年という
長い歴史を持つ安野の皆さん。
明治40年代に「本郷奏楽会」として発足した後「本郷神楽団」へと改名。
約20年の活動休止を経て、昭和55年に同好会として復活。
その2年後、現在の「安野神楽団」へと改名誕生されました。
現在団員は19名。旧舞伝承の地の中で新舞もいつくか保持され、公演依頼に応えておられます。
名称が時代と共に変わってきたように。。。
宮本千春団長は『時代に寄り添い、形を変えながらも、神楽団を継承していくことが1番の使命』とおっしゃいます。
勇猛果敢で賢く武勇誉れ高く。。。頼光は、ずる~いくらい男前に描かれます
~第一幕 大江山~
初見で、しかも、今まで拝見したことのない要素が多く、目を凝らして拝見しました。
流れはシンプルですが、頼光の武勇伝であると強く印象付ける大江山です。
又、合戦で使用される、鋼の入った刀は重たいため。
もともと、鬼は面を外し、賊のような姿で火花を散らして戦っていたようですが。
これも時の流れと共に(およそ10年前ごろ)今の形に落ち着かれたようです。
大太鼓:沖野秋雄さん、小太鼓:国好敏明さん、
手打鉦:伊田 蓮さん、笛:伊田智世さん。
源頼光:松本 樹さん、坂田金時:山手利則さん、
紅葉姫:伊田光志さん、門番:宮本千春さん、
茨木童子:辰川和樹さん、酒呑童子:上端一宏さん。
儚げな紅葉姫の舞、見惚れるような繊細な舞。綺麗でした~。
紅葉姫を見つけた頼光は『あれは都からさらわれてきた姫に違いない』と金時に話します。その後、紅葉姫に声をかけます。
一番手前(酒呑童子の左)の鬼は「門番」と言います。
昔は、門番にも口上があり、岩屋の中への案内をつとめる役だったようです。
問答の際、鬼たちの揃った動きが特徴的!先輩たちの舞、と感じます。
その問答の場面は緊張感いっぱい。誰もかれも静まり返って見守っています。
神変機徳酒(しんぺんきとくしゅ)!よほど美味しいのでしょう。夢中で飲み干す鬼たちの宴。
しかしここで、酒呑童子からシシ肉がふるまわれ。。。これによって正体を明かす時がきます。
太刀の重さを感じる合戦です。
太刀を合わせる、鈍い金属音が生々しい~。
お互いの気配を闇に探る。
このさぐりがね、ジワジワ、ピリッピリッと・・・すごく良いんですよ。
太刀を合わせた瞬間。。。
お互い雷に打たれたように弾かれます。
息も絶え絶えの酒呑童子を前に、一連の物語を振り返り、源氏の発展を高らかに宣言する頼光。その後とどめを刺すのです。(ほとんど写っていませんが)
続いちゃうよ~
2015,07,30 Thu 20:34
幕間のお話は
岸本正行団長です。
岸本さんは神楽歴50年を迎えられます。
一言では難しいと思いながら、50年のお気持ちを聞かせて頂きました。
『振り返ると50年。今では、自分の息子より年が若い団員たちと、同じ目標を持って一生懸命神楽を続けていけることが、幸せです。』と優しい口調でお話されます。
鬼を舞い続けてこられた岸本さんですが。
『うちの団長、今はえびす舞うのに面がいらんのよ。』と、団員さんが誇らしそうです。
こういう会話を目の当たりにすると、辛苦を共にされている神楽人たちの繋がりの中には、絶対に入っていくことはできないな~としみじみ、降参気味です。
さて、茂田の皆さんは、一昨年、広島県地域文化功労者賞を受賞されています。
『派手ではありませんが、皆で祝杯をあげました。』
大きな励みになったそうです。茂田神楽団を受け継いでこられた亡き先輩方も、きっと集っておられたことでしょう。
~第二幕 塵倫~
もともと茂田の神楽は、梶矢・山根系なのだそうです。
飾り烏帽子に、化粧なし。奏楽・舞共にゆったりと趣を変えます。
普段は3つの鬼ですが、この日は5つの鬼でを揃えて頂き、壮観でした。
大太鼓:宮本正和さん、小太鼓:小滝達也さん、
手打鉦:角先由介さん、笛:浅井千秋さん。
仲哀天皇:谷口裕則さん、高麻呂:折口正直さん、
塵倫:正光 白(あきら)さん、小鬼:小前晋一朗さん・増原英伸さん・田中孝司さん・黒田 翼さん。
※写真は引き続きユッキーさん。
~記念撮影会~
いい写真でしょ?子供も大人もはしゃぐ撮影会。
団員の皆さん、ご協力ありがとうございました!
面を被ったら、自分がどこを向いているか分かりませんでした。
しかも、こういう写真だったんだね~※写真は、よっけてさん。
岸本正行団長です。
岸本さんは神楽歴50年を迎えられます。
一言では難しいと思いながら、50年のお気持ちを聞かせて頂きました。
『振り返ると50年。今では、自分の息子より年が若い団員たちと、同じ目標を持って一生懸命神楽を続けていけることが、幸せです。』と優しい口調でお話されます。
鬼を舞い続けてこられた岸本さんですが。
『うちの団長、今はえびす舞うのに面がいらんのよ。』と、団員さんが誇らしそうです。
こういう会話を目の当たりにすると、辛苦を共にされている神楽人たちの繋がりの中には、絶対に入っていくことはできないな~としみじみ、降参気味です。
さて、茂田の皆さんは、一昨年、広島県地域文化功労者賞を受賞されています。
『派手ではありませんが、皆で祝杯をあげました。』
大きな励みになったそうです。茂田神楽団を受け継いでこられた亡き先輩方も、きっと集っておられたことでしょう。
~第二幕 塵倫~
もともと茂田の神楽は、梶矢・山根系なのだそうです。
飾り烏帽子に、化粧なし。奏楽・舞共にゆったりと趣を変えます。
普段は3つの鬼ですが、この日は5つの鬼でを揃えて頂き、壮観でした。
大太鼓:宮本正和さん、小太鼓:小滝達也さん、
手打鉦:角先由介さん、笛:浅井千秋さん。
仲哀天皇:谷口裕則さん、高麻呂:折口正直さん、
塵倫:正光 白(あきら)さん、小鬼:小前晋一朗さん・増原英伸さん・田中孝司さん・黒田 翼さん。
※写真は引き続きユッキーさん。
~記念撮影会~
いい写真でしょ?子供も大人もはしゃぐ撮影会。
団員の皆さん、ご協力ありがとうございました!
面を被ったら、自分がどこを向いているか分かりませんでした。
しかも、こういう写真だったんだね~※写真は、よっけてさん。
2015,07,29 Wed 11:35
それでは前回の広島神楽定期公演
三次からお迎えしました茂田神楽団の皆さんをご紹介します。
今年は横谷の皆さんをはじめとして、三次から4団体!
伊賀和志さん、茂田さん、そして8月には穴笠さんが出演されます。
三次の神楽団の皆さんが登場される際には、どうやら、三次ご出身の方々や、応援団の方が多く来場されているように見えます。
大きく頷きながら、大きく手を叩く姿は、やはり故郷の神楽が格別だということでしょう。
今では、なかなか足を運べない環境で過ごされていても、この神楽舞台の向こう側に、故郷の情景を感じ、特別な一日にして頂ければ。
何より、神楽団の皆さんが喜ばれると思います。
改めて茂田神楽団の皆さんは
三次市君田町(旧君田村)で、およそ160年の歴史を積み重ねておられます。
古くから砂鉄採取が盛んな土地で、労働者の安全祈願や農家の五穀豊穣のために神楽が奉納されてきました。
昭和に入り後継者不足や、三次市の合併など、時代の流れによって形を変えてきました。
又、変化する神楽環境の中、新舞を取り入れ幅を広げながら、三次の神楽発展に尽力されています。
茨木童子・女人を演じる増原 英伸さん。
『化粧は、気持ちが入っていく、大切な準備の時間』とおっしゃいます。
~第一幕 戻り橋~
6~7年前、独自の取材で創作。
個々の個性と役どころが、ぴしゃり一致する戻り橋!と拝見しました。(偉そうにすみません)
そして奏楽の皆さんの溌剌とした歌声は、体を突き抜けるような力を感じます。
9月5日(土)第33回君田近郷神楽大会では、神降しと戻り橋を披露されます。
大太鼓:小前晋一朗さん、小太鼓:小滝達也さん、
手打鉦:田中孝司さん、笛:前田奈穂さん。
渡辺綱:茶木篤紀さん、坂田金時:角先由介さん、傘売善兵衛:藤原克己さん、
茨木童子(女人):増原英伸さん、茨木童子:正光 白(あきら)さん。
※写真は全てユッキーさん。いつもありがとう~
夜な夜な戻り橋で悪さを働く茨木童子。
都人に化相しては、災いをかけます。
最初のこの場面も素晴らしかった!
さて、この日はまたまた
強烈なチャリさんとの出逢いがありました。
傘売善兵衛を舞う、藤原克己さん62歳。
天性とか、年齢とか、色々言われるチャリの技ですが。
共通するのは、老若男女全ての方に通ずるお話で、皆さんを楽しませるということでしょうか。
『若いころ一度チャリを舞わされて、それから離れられんようになってしまった。』とおっしゃいます。
とにかく!素敵な時間でしたし、お客さんもスタッフも全員よく笑わせて頂きました。
又、藤原さんは笛をお吹きになるのですが。
以前、歯を差し歯にしたら、笛の音が変わってしまったので、歯は諦めた。
という伝説をお持ちです。
歯<神楽ですよ。
こういった方にお逢いできるので、神楽は楽しいですね
『こっちは赤い傘、こっちはレッドの傘、どっちが良い?』
茨木童子(女人)の、傘を持った舞が美しい~。
女は、旅の者と偽り、綱に護衛を願います。
綱は、川面に映った鬼の姿で正体を知るのです。
金時の加勢を受け、左の腕を切り落とします。
最後の場面が、勢いを持って演じらるので、その続きが観たいっ!と思います。
続くなり~。
三次からお迎えしました茂田神楽団の皆さんをご紹介します。
今年は横谷の皆さんをはじめとして、三次から4団体!
伊賀和志さん、茂田さん、そして8月には穴笠さんが出演されます。
三次の神楽団の皆さんが登場される際には、どうやら、三次ご出身の方々や、応援団の方が多く来場されているように見えます。
大きく頷きながら、大きく手を叩く姿は、やはり故郷の神楽が格別だということでしょう。
今では、なかなか足を運べない環境で過ごされていても、この神楽舞台の向こう側に、故郷の情景を感じ、特別な一日にして頂ければ。
何より、神楽団の皆さんが喜ばれると思います。
改めて茂田神楽団の皆さんは
三次市君田町(旧君田村)で、およそ160年の歴史を積み重ねておられます。
古くから砂鉄採取が盛んな土地で、労働者の安全祈願や農家の五穀豊穣のために神楽が奉納されてきました。
昭和に入り後継者不足や、三次市の合併など、時代の流れによって形を変えてきました。
又、変化する神楽環境の中、新舞を取り入れ幅を広げながら、三次の神楽発展に尽力されています。
茨木童子・女人を演じる増原 英伸さん。
『化粧は、気持ちが入っていく、大切な準備の時間』とおっしゃいます。
~第一幕 戻り橋~
6~7年前、独自の取材で創作。
個々の個性と役どころが、ぴしゃり一致する戻り橋!と拝見しました。(偉そうにすみません)
そして奏楽の皆さんの溌剌とした歌声は、体を突き抜けるような力を感じます。
9月5日(土)第33回君田近郷神楽大会では、神降しと戻り橋を披露されます。
大太鼓:小前晋一朗さん、小太鼓:小滝達也さん、
手打鉦:田中孝司さん、笛:前田奈穂さん。
渡辺綱:茶木篤紀さん、坂田金時:角先由介さん、傘売善兵衛:藤原克己さん、
茨木童子(女人):増原英伸さん、茨木童子:正光 白(あきら)さん。
※写真は全てユッキーさん。いつもありがとう~
夜な夜な戻り橋で悪さを働く茨木童子。
都人に化相しては、災いをかけます。
最初のこの場面も素晴らしかった!
さて、この日はまたまた
強烈なチャリさんとの出逢いがありました。
傘売善兵衛を舞う、藤原克己さん62歳。
天性とか、年齢とか、色々言われるチャリの技ですが。
共通するのは、老若男女全ての方に通ずるお話で、皆さんを楽しませるということでしょうか。
『若いころ一度チャリを舞わされて、それから離れられんようになってしまった。』とおっしゃいます。
とにかく!素敵な時間でしたし、お客さんもスタッフも全員よく笑わせて頂きました。
又、藤原さんは笛をお吹きになるのですが。
以前、歯を差し歯にしたら、笛の音が変わってしまったので、歯は諦めた。
という伝説をお持ちです。
歯<神楽ですよ。
こういった方にお逢いできるので、神楽は楽しいですね
『こっちは赤い傘、こっちはレッドの傘、どっちが良い?』
茨木童子(女人)の、傘を持った舞が美しい~。
女は、旅の者と偽り、綱に護衛を願います。
綱は、川面に映った鬼の姿で正体を知るのです。
金時の加勢を受け、左の腕を切り落とします。
最後の場面が、勢いを持って演じらるので、その続きが観たいっ!と思います。
続くなり~。
2015,07,28 Tue 21:09
お好み焼き・レオン(安佐南区大町)のすり氷、フワフワ~。
カメラが帰ってきました
ちょうど3週間。
使い慣れたカメラが手元にあると落ち着きます。
今回も家電屋さんの修理窓口では。
『修理代もかかるし、1年以上使用されていますし、新しいカメラを検討されては?』とお決まり文句を言われてしまいました。
寂しいですね。
道具は、消耗品には違いないけど。
人間には愛着というものがあるし。
特に窓口にいらっしゃるプロの方には、毎日一緒に過ごす道具への気持ちを分かってもらえたら嬉しいのに。。。
・・と言いながら、カメラの扱いが雑よ!とユッキーさんから注意を受け続けておりますが
さて、今週は
明日が広島神楽定期公演。
週末8月2日は神楽スペシャルとなっております。
神楽ウィークですね!
明日の広島神楽定期公演は
安野神楽団の皆さんをお迎えします。
大江山と八岐大蛇です。
どちらも初見です。カメラカメラ!!
夏休みご家族そろってお越しください。
7月29日(水) 広島県民文化センター
18時開場 19時開演
(082)245-2311
夏休み親子ワークショップ開催中。詳細
http://www.rcchall.jp/bunkac/html/kagura/2015workshop.pdf
昨年5月、定期公演から。安野神楽団 塵倫。
続いて、神楽スペシャルは
皆さんのアンケートによる投票で、演目(鬼)を決定。
今年は鬼づくしなのであります。
又、お陰様で前売り券は完売となりました。
当日券は11時から販売です。
神楽スペシャル~あなたが選んだ鬼の舞~
8月2日(日)12:00開場13:00開演 上野学園ホール
儀式舞
神迎え・・・琴庄神楽団
あなたが選んだ鬼の舞
戻り橋・・・上河内神楽団
羅生門・・・琴庄神楽団
大江山・・・中川戸神楽団
土蜘蛛・・・大塚神楽団
紅葉狩・・・原田神楽団
滝夜叉姫・・・宮乃木神楽団
宮乃木神楽団 滝夜叉姫(周東町公演より)
2015,07,28 Tue 12:34