




大会を結ぶ挨拶は、千代田神楽団連絡協議会 佐々木 勉副会長(砂庭神楽団団長)。
お礼の言葉を口にしかけたその時。
予想もしなかった大歓声が沸き起こりました。
つとむさーん!べんちゃーん!かっこいいよ!がんばれ~!と。
それは開発センターいっぱいに広がっていきました。
そして、いつまでも鳴り止まない歓声に。
ひと呼吸も、ふた呼吸もおいた佐々木さんが。
満面の笑みで発した、最初の言葉は。
『うるさいっ

これには、傍らにいた審査員の皆さんも、私も、吹き出してしまいました

(閉会の挨拶なのに!)
考え方は色々ですから。
この若い神楽人たちの、やんちゃな、天真爛漫な言動を不謹慎と捉える方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
でも、縦横溶け合って、大会の盛況を喜ぶ姿は清々しくて。
紆余曲折を経て、この2年間尽力された実行委員の皆さんへの、感謝と労いの声がけであったと思います。
頑張る先輩の姿は、いつの日か交代して地域を牽引していく、自分の姿でもありますね。
~山王神楽団 山姥~
新作です!
山王さん独自の取材に、他とは違う構成が見られます。
見て頂くのが一番なので、あまり書かない方が良いですね。
印象に残るのは、今生の別れの場面。
山姥は、金時となった我が子へ、武運に励み・忠誠を尽くせと語り。
そして最後の最後に“体を労わるように”と言い聞かせます。
この時の、川本喜美代さんの笛の音。
山姥と怪童丸の悪事を祓うように、清らかでした。
準優勝、おめでとうございます。






舞手という個を超えて、母と子です。
~紅葉狩 曙神楽団(特別出演)~
大会のとりで、昨年の覇者。
今年の出演を誇りに感じます、と始めにお話しされて。
『昨年の結果への説得力を目標に、練習も独特の緊張感をもって取り組みました。』
『競演は、どうしても審査員を意識しますが、今日は、お客さんに喜んで頂くことに集中して務めます。』
特出って、意味が広いですね。
来年はまた、挑戦者として舞台に進まれるのでしょうか。






2013,06,28 Fri 22:34


「田原温泉 蛍と神楽の乱舞」も、すっかり定番の行事となりました。
田原温泉と、往き帰りの山道に、天から降り注ぐような、明滅のゆらぎ。
今年も同じような情景が広がると良いです。
ところで今週末、私はめでたい席への予定があるため、田原温泉へは、ラジオカーの後輩・今田好美さんにお願いしました。
今田さんと言えば、春先・早朝の白魚取材に出向き、生中継中、足を滑らせ小瀬川に落ちたことで有名な“あの今田”です。
全身ずぶ濡れになりながら、マイクだけは死守し『冷たい』など一言も漏らさず、白魚漁を主役にレポートし続けた“あの今田”です。
会場でも、浴衣の足袋で足を滑らせて、舞台から転落するかもしれませんので、その時は助けてやってください

~田原温泉 蛍と神楽の乱舞 詳細↓~
6月29日(土)17:00~
出演:宮乃木神楽団、後野神楽社中
http://www.tawara-onsen.jp/2012/





八重西神楽団の滝夜叉姫です。
この度の競演では、滝夜叉姫を希望する団が3つあり、くじとなりましたが。
希望を叶えたのは、八重西神楽団の坂本 伸次団長です。
見かけたら、触っておきましょう。
人(´∇`*))) スリスリ♪
『35分の中でも、4人(神2人・賊2人)での立ち合いの場面は長い。
“命懸けで戦う”その気迫、迫力を演じたい。』
~八重西神楽団 滝夜叉姫~


滝夜叉姫、田中聡さん。






2013,06,27 Thu 21:17


今年度の“月一の舞”のプログラムが発表されています。
早めに予定を入れておいてくださいね。
平成25年度月いちの舞・プログラム↓
http://npo-kagura.jp/2013-kouikikagura/index.html
皆さんご存知の通り、諸事情(お金の問題や、スタッフの数等)により今年度の開催は危ぶまれましたが。
どうにか、こうにか。。。。
でも、ピンチになって、初めて聞こえてきた声や。
新しい提案など。
8年目を迎えるにあたり、意識改革の時だったのかと、思えます。
NPOならではの良さも、難しさも抱えつつ。
神楽関係者や、お客さんにとって、実りの多い大会になりますように!
今年も1回1回を大切に進めていきますので、ぜひ、おつきあいください。
又、忌憚なきご意見も、月いちの舞・成長のためにどんどんお寄せください



1回目の招集は、開催が出来ないであろうという報告だったので、みんな沈んで解散しましたが。
この日は開催のめどが立ち、表情が明るいです!


上本地神楽団の皆さん。
すっかり代表演目となった「壇ノ浦」で、競演の舞台へ挑みました。
毎年、赤間神宮で奉納される、特別思い入れの深い演目。
団員の皆さんの気持ちは、ひとつ!だったでしょう。
『時間の調整で、釣り太郎の場面で一服する時間が、どうしても短くなるけどね。』
『その分、伝えたいことをしっかり伝えてきますよ。』
それにしても、いつも、客席からの歓声が凄いですね





物々しい舞台の雰囲気を、見事にパッと塗り替えます。


どーしても!撮っちゃう。平時子・沖本周子(ちかこ)さん。
※上本地神楽団の7月・月いちの演目は『関の扉』です。
2013,06,26 Wed 23:04


~蔵迫神楽団 日本武尊~
今回の千代田競演で、唯一の旧舞でした。
『優雅に舞う場面と、合戦の激しさのメリハリが、旧舞の優雅さと上品さを際立たせると思う。旧舞の良さを、上手く舞台にのせたい。』
又、特に派手で、他の神楽団より絢爛豪華というわけではないけど。
以前から“なんだか、素敵

『多少、煌びやかさも必要だけど、シンプルで品の良いものが一番。』
『衣装屋さんへの注文はね、肉盛り少なく!でも見栄え良く!
動きやすくて・・・それで値段に無理のないもの、という感じだね



衣装の“黒”が、刺繍を輝かるせんですね。


なかなか手強く、武尊、ちょっとピンチです。


明日へ続きまンボウ (’〃}
2013,06,25 Tue 21:42




昨日は早朝打ち合わせをサササッと済ませ、浜田へ走りました!
いわみ子供神楽フェスタ。
2年ぶりに、石見の子供たちのパワフルな姿を拝見しました。
可愛かったり感心したり、“キュン”が満載で疲れが吹き飛びました。
写真を数百枚撮っていますが、ブレてない写真があればいいな、と・・・これから見てみます。


東山神楽団の皆さんも、子供神楽に定評がありますね。
この日も、その土壌を活かし育つ、フレッシュなメンバーが塵倫デビューを果たしました。
~東山神楽団 塵倫(特別出演)~
“最強千代田弁”の宮上宣則団長のお話。
『やっぱり“特別出演”言ぅーなぁね、ちゃんとした役割言ぅんがありますけぇね。
緊張感が続く会場に、どんな風を送り込むか、良ぉく考えて舞おう、思うとります。』
東山神楽団の塵倫、初めて拝見しました。
地元奉納では、いつも舞っておられるお馴染みの演目だそうです。
新しい顔を見つけたような新鮮さだったよ~



高麻呂は、高校生の山添譲貴(ゆずき)さん。


『衣装が重くて、難しかったです。』と控えめでした。
まだまだ続クマ( ̄(エ) ̄)す。
2013,06,24 Mon 21:54
