2012,11,30 Fri 23:28
ついに、念願の
「天蓋」を見ることができました。
亀山社中の皆さんの地元、福井大元神社の奉納。
私自身、石見神楽で育ったといいながら、まだ見たことがない演目がいくつかあり、天蓋も憧れの演目でありました。
もうっ!
この崇高で煌やかな神遊びは、心をひとつ入れ替えるほどセンセーショナルで。
ここしばらく、良い人になったような気さえする
さて、その天蓋とは。
「天蓋に一尺角ほどの小天蓋を下げ、一人がみどり綱を操り、この小天蓋を上下前後左右、自由自在に躍らせる、曲芸的な神楽」とあります。
注連主(しめぬし)は川上靖さんで、亀山社中では天蓋を操るのはこの方だけです。
小天蓋の数は、社中によって異なり5~9。亀山社中は8つ。
『謹請 東方に木の御親 久々能智(くくのち)の命』と始まり、東・春の小天蓋が降ろされます。
スルスル―ッと降りてこられます。
小天蓋の中央にはお米が括り付けられていて。
これを頂くと、お乳がよく出る縁起物と言われるそうです。
『南方、火の御親 迦具土(かぐつち)の命』・・西方、北方、中央(4つ/節分)を交えながら続いていきます。
8つの小天蓋を囃子に合わせ、自在に躍らせるのです。
ひとつの小天蓋を見つめる観客の雰囲気も独特です。
小天蓋の切り絵も注目を浴びます。大下一匡さんの作品です。
『三才(天地と人)清浄(清らか)、五色の神幣を事依さし奉る、千早ふる神の遊びぞ』
天蓋が舞う様子に、神々が笑いはしゃぎ、戯れる姿が目に浮かぶようです。
まさに神の庭。
天蓋終了後には、小天蓋は四散し、原型も留めていませんが。
散らかるほど良し。神々が喜ばれている証と伝えられています。
佳境に入るとスピードもありますから。
よく絡まないな~と感心したり。
何度か顔や頭に激突して、その度に元気をもらうような気がしました。
晴れやかで、上機嫌な様子に見えます。
「天蓋」を見ることができました。
亀山社中の皆さんの地元、福井大元神社の奉納。
私自身、石見神楽で育ったといいながら、まだ見たことがない演目がいくつかあり、天蓋も憧れの演目でありました。
もうっ!
この崇高で煌やかな神遊びは、心をひとつ入れ替えるほどセンセーショナルで。
ここしばらく、良い人になったような気さえする
さて、その天蓋とは。
「天蓋に一尺角ほどの小天蓋を下げ、一人がみどり綱を操り、この小天蓋を上下前後左右、自由自在に躍らせる、曲芸的な神楽」とあります。
注連主(しめぬし)は川上靖さんで、亀山社中では天蓋を操るのはこの方だけです。
小天蓋の数は、社中によって異なり5~9。亀山社中は8つ。
『謹請 東方に木の御親 久々能智(くくのち)の命』と始まり、東・春の小天蓋が降ろされます。
スルスル―ッと降りてこられます。
小天蓋の中央にはお米が括り付けられていて。
これを頂くと、お乳がよく出る縁起物と言われるそうです。
『南方、火の御親 迦具土(かぐつち)の命』・・西方、北方、中央(4つ/節分)を交えながら続いていきます。
8つの小天蓋を囃子に合わせ、自在に躍らせるのです。
ひとつの小天蓋を見つめる観客の雰囲気も独特です。
小天蓋の切り絵も注目を浴びます。大下一匡さんの作品です。
『三才(天地と人)清浄(清らか)、五色の神幣を事依さし奉る、千早ふる神の遊びぞ』
天蓋が舞う様子に、神々が笑いはしゃぎ、戯れる姿が目に浮かぶようです。
まさに神の庭。
天蓋終了後には、小天蓋は四散し、原型も留めていませんが。
散らかるほど良し。神々が喜ばれている証と伝えられています。
佳境に入るとスピードもありますから。
よく絡まないな~と感心したり。
何度か顔や頭に激突して、その度に元気をもらうような気がしました。
晴れやかで、上機嫌な様子に見えます。
2012,11,29 Thu 22:39
2012,11,28 Wed 20:26
ひいてるよっ大物だよっ
久しぶりに、目にしました。
恵比寿さんの釣糸に、はな=祝儀を括り付けるお客さんを!
昔は鯛がかかる前に、至る所から、千円札がひらりひらりと釣り上げられていたような・・
そういうものだと用意して行っても、今はお宮でも、釣り糸が観客の中に垂れてくることが滅多にありません。
・・・お互い遠慮がありますかね~。
宮乃木神楽団 ―恵比寿―
恵比寿姿の半田徹さん。普段着かと思うほどナチュラル~。
うわ~い。一番良いの釣れた~(この日2枚目なり)
自分の懐へ入れてっと。(そんなことはありません)
めでたい花がポンポン開くような。面の下も同じ顔してるでしょう。
石見神楽 亀山社中 ―日本武尊―
亀山の子供たちからは、大量のマイナスイオンが発生しています。
花火の準備をする子供たちの輪に入って話を聞いていると、心が浄化されて、疲れが取れるような気がする。
本当にいつもよくクルクルと働いています
大下一匡さん指導の下、花火の準備中。
和やかに見えて、きっちりした縦社会です。
お茶目な賊首さんが『今年最後の日本武尊だけぇ、今日は絶対勝つっ!』って言ってた。
準備のおかげで、ものすっごい焼け野原~
シンプルで、気迫と技が伝わる4人の合戦です。
中川戸神楽団 ―紅葉狩―
今年最後の公演でした。今年も多忙な1年でしたね!
能海剛団長によれば、少し長めの冬休みは、春以降のメンバー構成を整え、それぞれ初心・基本に戻る時間にしたいそうです。
さすが蔵迫郵便局長!只今、年賀状、大!受付中!よろしくっ
松田大地さんが一層艶やかに・・と見惚れていましたら。
やっぱり秘密がありました。
海佐竜太さん、第二子誕生、おめでとうございます
最期の時を迎え、この面に、恐怖と無念が宿るような気がします。
2012,11,27 Tue 23:44
『いらっしゃ~い!今日も楽しもうね~』
舞うもの観るのも好きなお二人です。
田原温泉・神楽の宴も今年締めくくりの会
超!満席でした。
この度は初の試みとして、前泊されたお客さんに、宮乃木神楽団の道場ツアーが用意されていました。
個人で行くには、なかなか勇気が出ない・・・
普段着の団員さんと触れ合い、いつも遠くに見る衣装・道具を真近に見て。
面の仕掛けに“なるほど”と驚く!
翌日の神楽は、今までのものと違って見えるでしょう!
次回、神楽の宴はもう春。
中川戸神楽団の道場ツアーが予定されています。
※予定なので、注意してね。
松原神楽社中 ―十羅刹女―
このお話は、須佐之男命の末娘「十羅刹女」と、出雲・日御碕神社の神様、そして、法華経を解く仏様の話が加わりながら、鬼退治(蒙古襲来)の物語が組み立てられたのではないかと言われています。(石井誠二さん筆)
一神一鬼の舞は、独特の緊張感があります。
松原の皆さんの、血が沸き立つような激しい舞台の後“余韻”がとても心地良いです。
出雲・日御碕神社
かつては「十羅刹女社」と呼ばれた時もあったそうです。
宮乃木神楽団 ―羅城門―
羅城門:朱雀大路の南端に建てられた、平安京の表玄関。
“羅城門”と表現すると、荒廃した無残な姿を想像して。
都の衰退や不穏などが、生々しく神楽の背景として感じられるような気がします。
鮮やか!
鬼には鬼の、情と言うものがありまして・・・好きな場面です。
後野神楽社中 ―大江山―
30年ぶりに復活を果たしました。
当時の台本に、オリジナルとしての口上・演出を加えて、昨年から、6度目の上演です。
虫谷昭則代表をはじめとする先輩方と、若い社中員の皆さんの想いが様々に交錯する大江山だと思います。
この酒呑童子の面のこちら側は。
超人ながらも、人間としての童子を現し。
反対側は酒呑の名の通り、酒に酔った赤ら顔を現すそうです。
鬼が7つ!衣装や面を、大江山用に揃えるのも夢のひとつ、とおっしゃっていました。
頼光(よりみつ)たちの裏切りに鬼と化す。
15分間の休憩でございま~す。
秋の化粧姿の山々を眺めましょ。。。
2012,11,26 Mon 22:22