

そして今年の更新も最後です。
皆さま、心穏やかな年越しをなさってくださいね。
~第五幕 津浪神楽団 鐘馗~
4月 吉和競演優勝、2015神楽グランプリ受賞演目。
いつか教えて頂いた「鐘馗は、凄みのある面に負けない舞を舞わんといけん」。
鐘馗好きだな~。もう、ただただ、魅入る。








~最終演目 八岐の大蛇~
あまり拝見する機会のない大蛇。
爺ちゃんは末田健治団長。婆ちゃんは、岡田重男副団長。
このおふたりの雰囲気が、素朴でおちゃめでホッとします。団長さんと副団長さんは夫婦のような関係かもしれないな~と思います。



・・・抽選会の準備があるので、これ以上観ることができませんでした



慰労会の席で、末田健治団長が団員皆さんにかけられた言葉は。
『この少ない人数で、よくこの一年をつとめてこられたと思います。ひとりひとりが背負う責任の重さは、大変なものだったでしょう。本当にお疲れ様でした。』
労い合って、よく笑い、来年への充電をされたようです。
それにしても、毎年、慰労会のビンゴで、岡田副団長の引きの強さは、凄いと思う



左から、片山大輔さん、野田光一さん、栗栖幸太さん
2015,12,31 Thu 12:55
2015,12,31 Thu 12:13





始まりに向かって、ひとつずつ終える、そんな感じ。


津浪神楽団の皆さんの太刀納めです。
毎年声をかけて頂き、いつもの神楽ファン(マニア

今年は横田神楽団の皆さんがゲスト。
奇しくも今年のグランプリ覇者が集うこととなりました。
互いを讃え喜び合い、肩の荷を一旦おろして、伸び伸び、神楽を舞う楽しさを分かち合っておられるように感じました。


お客さんと共に、団員の皆さんも参加する、恒例の抽選会は。
津浪神楽団を代表して、片山大輔さんの肩に、全てが委ねられ。。。
その結果、横田神楽団の久保良雄団長をはじめ、谷本陽荘さんや山際紗月さんも、見事、御幣やドレッシングなどをゲット

ニコニコ童心に返って楽しまれる姿、太刀納めならではの寛ぎがありました。
そして、メインとなる「鐘馗の茅の輪」は、四岐の大蛇の大町作太さんが当てられたんですよ~。前から欲しかったそうです。
大町さん、神様ちゃんと見てくれていますねっ

~第一幕 津浪神楽団 尊神~
古くからある演目であるが、内容の意味は定かではない。
「神降し」「神迎え」に続く舞とされる。
おそらく、御降臨された神の威徳を讃仰する意味をもつものであろう。
―当日パンフから―
再演するにあたって、師匠神楽団である高下神楽団より師事されました。
様々に想像力を働かせて観る、おもしろさ。
面は先輩方からの話を元に、現在作られている最中なのだそうです。




~第二幕 津浪子ども神楽団 弓八幡~
毎週1回、河内神社で練習に励んでいます。
太刀納めが終わった後も、きびきびと片付けを手伝う、神楽の里の頼もしい子供たちです。





~第三幕 津浪神楽団 大楠公~
5月・西部競演、優勝演目。
「その昔、津浪の代表演目だった」という大楠公は、再び津浪を誇る演目となっています。






続くよっ
2015,12,30 Wed 23:17


新玉の年に向かって、今日はこれからお掃除とお餅つき~。
╭( ・ㅂ・)و ̑̑ オッシャ!


本地地区3社衣装納めのご紹介続きます。
本地中組の皆さんも、上本地の皆さんも、今年を現す演目の上演です。


~本地中組神楽団 那須野~
今年、およそ6年ぶりの再演を果たした那須野。
毎年呼んで頂く各地の奉納に、神楽の様々な要素が組み込まれた那須野を見て頂きたいという思いがあります。
里人の山田学団長の、長口上とその技!ベテランの大きな存在感に拍手喝采でした。
山田団長が振り返るこの一年は。
『団員皆が事故もなく怪我もなく、お互いの仕事の忙しさをカバーし合いつとめを果たすことができました。有難いことです。ナンマイダブ、ナンマイダブ・・・』
三浦介義明:松田直也さん、上総介広常:谷川宙紀(ひろき)さん、
阿闍梨佑慶:山田優二さん、剛力:鉄増信也さん、
悪狐(化身):松嶋健太さん、悪狐:立道健斗さん、
里人:山田 学さん。
大太鼓:沖野直也さん、小太鼓:西原 強さん、
手討鉦:大本賢一郎さん、笛:西原幸実さん。









~上本地神楽団 山姥~
今年一番力を注いだ演目。
坂田金時誕生の場面では、怪童丸の元服を、山姥だけでなく頼光も介添えし、旅立ちの時を迎えます。
千代田競演・美都競演で共に準優勝でした。又、両競演大会で、笛の沖本周子(ちかこ)さんが個人賞を受賞されています。
今年を、ホップステップジャンプの、ステップの年として、この勢いを来年に結び付けていきたいと気勢に溢れます。
源頼光:福本慎吾さん、渡辺綱・坂田時之:天野源士(みなと)さん、
山姥:後 悟さん、怪童丸:福本涼介さん、
大太鼓:小野川諒さん、小太鼓:岩本 学さん、
手討鉦:野田典子さん、笛:沖本周子さん。








2015,12,30 Wed 13:46


本地地区、合同衣装納めの様子をご紹介します。
山王神楽団、上本地神楽団、本地中組神楽団の人気神楽団3社が、1年を通して各地で活躍し。
1年の結びに、今年の報告と地元への感謝の気持ちを持ち寄ります。
切磋琢磨の中に、お互いを労う言葉が飛び交い、「又来年」の約束を結ぶ日。
手づくりの舞台、美味しい田舎寿司、体を温めるおうどん・・・いつものホッとする光景です。


神降し。舞手は金平義政さん。
~山王子ども神楽クラブ 紅葉狩~
物語性豊かな神楽で、表現力を磨いてほしいと、紅葉狩を選ばれました。
現在、年長さんから、高校3年生まで16名。
挨拶が良くできて真面目、神楽が好きで練習熱心な子供たちが集っているそうです。
その努力の成果が披露できるようにと、山王神楽団、保護者の皆さんの支えがあります。
上演後は『××を演じさせて頂きました、○○です。』と、ひとりひとり謙虚な自己紹介に、様々に学んでいる姿が見えました。
平維茂:永岡南偉斗さん、清原成時:河野琉空さん(かわの りく)さん、
鬼女大王・八幡大菩薩:栗栖隆治さん、更科姫:藤岡哲平さん、、
赤蜘蛛:藤岡琉心(りゅうしん)さん、白蜘蛛:藤岡凌輔さん。
大太鼓:永岡風南(ふうな)さん、小太鼓:新増花帆里(かおり)さん・
藤岡絢斗(あやと)さん、
手拍子:濱田翔希さん・河野奏煌(かわの そら)さん・藤岡梨心(りこ)さん。
笛:永岡晴南(はれな)さん・片岡瑠音(るね)さん。
裏方:服部 あみさん。










~山王神楽団 羅生門~
今年、およそ5年ぶりの再演となった羅生門です。
さて、山王神楽団の皆さんの今年の1年を、田坂真吾団長に振り返って頂くと・・・
『安寧な一年でした。皆で、福岡に旅行にも行けたし

中川克也さんの息子さん・彰大くんの入団から、日本武尊に力を注ぐこともできました。
特別大きな出来事はなくても、毎年起きる小さいことの積み重ねで神楽団は変わって、歴史が作られていくと思いますね。』
源頼光:藤岡進矢さん、渡辺綱:前 翔太さん、
白妙:平田俊文さん、酒呑童子化身:中川克也さん、
酒呑童子:井上亮さん、茨木童子:藤田一秀さん。
大太鼓:田坂真吾さん、小太鼓:芳信智也さん、
手討鉦:藤井英昌さん、笛:川本喜美代さん。











2015,12,29 Tue 08:22
