

侍女胡蝶:菊本靖彦さん。
第三部 新たなる神楽への挑戦
~第九幕 土蜘蛛 琴庄神楽団 ~
今年の早春神楽だけの特別バージョンと伺って、楽しみでした~。
頼光の四天王のうち、いつもは季武と金時の二人のところを。
今回は、綱、貞光が登場し、四天王全てが揃ったのです。


大太鼓:大田 守さん、小太鼓:山本智之さん、
手打鉦:平本愛深さん、笛:沖田奈々さん。
普段から琴庄神楽団の土蜘蛛のファンは多いはず、新しいことに挑戦しようと思われたお気持ちは?
『私の中で早春神楽は格別なんですよ。励みです。その敬意ある舞台に、少しでも話題を提供したいという気持ち。そして、早春を観に来てくれるお客さんに対しての、現時点での私たちが出来る最大の努力です。』
又、どこかを変えて舞おうとすると、それに伴う作業(稽古等)が発生しますよね。。。
『確かに簡単にはいきませんが、それが神楽団と個々の進化を生んでくれると思っています

崎内俊宏団長のお話です。
神楽団のプロフィールにもある、「挑戦する気持ち」。
第○回、○回と言いながら積み重ねていますが、その年ごとに記念となるような、刺激的な大会でありたいですね



源頼光:桑本芳雄さん。


土蜘蛛の精魂:東 成憲さん。


写真手前から、綱:石田 成さん、季武:山根 陵さん、
金時:沖田将之さん、貞光:菊本 凌さん。



土蜘蛛の精魂さんだったのではないでしょうか。
メッタメタ×4だからね~


2015,03,05 Thu 20:38


ところで今年は、初の取り組みで、神楽女子のモニターツアーが開催されました。
全演目鑑賞と、モニターツアー独自の細やかなアンケートに記入して頂くというものでした。
長時間にわたって大変ながら、新鮮な気持ちで鑑賞されたかもしれませんね。


第三部 新たなる神楽への挑戦
~第八幕 大江山 山王神楽団 ~
本番直前に出演者、裏方さんが、しっかり握手します。
『表があって裏がある、裏があって表がある。お互いに“よろしゅう頼むで!”と思いながら握手しとります。』
上演後、田坂真吾団長にお話を伺いました。
『しかもわし、本番中何も考えてない、何も覚えてないくらい集中できとるんよ。』
自分の役割に全集中させてもらえるのも、裏方さんと、個々の団員の鍛錬のお陰じゃねと繰り返されました。


源頼光:前 翔太さん、渡辺綱:井上 亮さん、坂田金時:霜江勇弥さん。
又、山王の大江山の特徴として、特に神の衣裳に拘りがあります。
鎧にはじまり、てこ等の小さな所まで、頼光・綱・金時の家紋を入れ、色を統一し、これが会場のどこから見ても、とても美しいのです。
昔から大江山という演目は、衣装魅せという性質も持つことから。
衣裳を揃え、誇らしい気持ちで、北広島町から来た山王神楽団が、早春神楽で大江山を披露する。
これも地元・氏子さんたちへの恩返しのひとつであるとお話されました。


酒呑童子:中川克也さん。


茨木童子:平田俊文さん、唐熊童子:芳信 智也さん。






2015,03,05 Thu 13:13
