

広島夏の芸術祭・神楽公演。
最終日は、竹原市民館で、東山神楽団の皆さんが務められました。
東山の皆さんは、福山や府中などの公演依頼も多く、はるばる応援に来てくださった方もあり、会場は「神楽が初めて」という方と「もうっ!好きで好きで仕方ない」という方の2つに分かれている感じがしました。
楽の皆さんにしろ、舞手の皆さんにしろ、拍手や歓声が欲しい所で入る、というのは何よりの気持ちよさでしょう

おかげで、土蜘蛛は3回もアンコールに応え、粘りました!
神楽歴9年という、24歳の増田智也さん。スポーツマンと伺い納得。
直後は多少の息切れはありますが、すぐにケロリっとな。
いつも感心します~



しっくりと落ち着きます。やはり品がありますね。







やはり、衣装や面の早変わりに興味津々でした。
そこで今日は、実際に《体験》をメインにしようということで、会場から子供たちがキラキラと舞台に上がってきてくれました。
演技指導を受け、くるっとまわって面をくわえポーズを決めてくれた地元の小学生の男の子。『くわえ面、重かった』と話してくれました。
本当に素直で素晴らしい感想です。感謝。
今後の予定などを伺う途中、宮上さんがお客さんへ投げかけた言葉です。
『ぜひ今度は神楽の里へ足を運んでください。少しでも興味を持たれた方は遠慮せんこ~に。いつでも連絡が取れるように名刺をお渡しします。』
チラシがありますよーと案内するより、何倍も魅力的ですよね。。。
横で普段の自分を反省しておりました

第2幕は、およそ3年ぶりの天神記。
和歌の掛け合いに聞き入りました。
しかし!場面展開も出演者も多い。よって衣装や手道具も多い、多い!
裏方さんはてんてこ舞いですが、総動員のチーム力で、存分に楽しませていただきました








河月さんとのコンビも復活ですね!


2011,07,31 Sun 23:53


上の辺りはまだ蕾。
『アロエのお化けみたいな植物から、突然アスパラのような茎が
ニョキニョキッと伸びてきたんです

と、興奮した様子でお話を伺ったのが6月半ば。
そして今週、黄色い花が咲いたと聞いて車を飛ばしました。
正体は《竜舌蘭》。
※蘭の仲間とは遠く、リュウゼツラン科、ひがんばな科として分類。
学校や公共施設の片隅で見かけることがありますが、この度初めて実態を知りました。
北アメリカや、南西部などの砂漠地域で自生するリュウゼツランは、
センチュリープラント(100年に一度開花する)という別名を持つほど成長が遅く、熱帯域では10年から20年。日本の気候では30年から50年で開花するそうです。
しかも生涯に一度だけ。
開花すると多くの種子を残しますが、そのまま枯れてしまう一回結実性と呼ばれる神秘の植物。
調べてみると“アオノリュウゼツラン”という品種のよう。


写真がボケててすみません



調子に乗って飲むと、大変なことに~

開花する2か月前ごろからマストと呼ばれる花茎を伸ばし始め、1日10センチ程度成長し、最終的には5メートル以上になるものが多いとか。
ただし、肉厚だった葉は、マストが大きくなるにつれて養分を取られ、薄っぺらになってしまいます。
。。健気だ

案内していただいたのは学校の裏庭。
この学校が建てられたのが、45年前。
推測するに、45年の歳月を経て開花の時を迎えたのでしょう。
誰にも気にかけられないまま黙々と生き続け、全力で使命を全うする姿。
傍に寄ってみると、植物を鑑賞するというより、動物の息遣いのような存在感、エネルギーを感じます。
巨大な花茎と花を守るために、根元の葉はもう枯れ始め、色も変わっていました。
45年も生きてきたのに、あまりにも潔い。切ないなーと思っていたら、根元に青々とした子株が!
子孫をちゃ~んと残してるんだ。
ホッとしました



2011,07,29 Fri 14:47


どーしても反射するので、暗くして横から撮りました。
『田中さんが~夜なべをして、般若~を刺繍してくれた~

神楽会場で、四岐の大蛇のお手伝いに入られている、田中博文さん。
ご存じ、宮乃木神楽団の田中恵太郎さんのお父さん。
普段は、福山や空港、因島などの長距離バスのドライバーさんです。
それは、3年前の芸石競演の幕裏でのお話。
眼光鋭い般若が背中に施されたジャケットに私の目は釘づけでした。
『どこで買ったんですか??』
『自分で作りました。』
『ぅええーー

衝撃で、呆然とする私。
『よ、良ければ、作りましょうか?』
で、ついに受け取りましたー

早速、美術に詳しい知人にお願いし、似合うパネルを探し入れてもらい、壁の高さもアドバイスしてもらって、リビングに落ち着きました。
あぁいいな。素敵だな。
黒い布と、金糸だけで、どうしてこんな素晴らしい作品が出来るのかな。
忙しい時間を少しずつ少しずつ。
本当にありがとうございます。大切に、大切にします!
ようこそ我が家へ。これからよろしくね




2011,07,27 Wed 23:29


夏の芸術祭、神楽公演。この度は世羅と坂町でした。
今回ちょっとショックでもあり、心に留めておくべきことは
「はじめて神楽を見る」という方が本当に多かったこと。
そうか、そのために県内を周っているのだな~と改めて実感しました。
(遅っ

過去、世羅に住んでいたという山王神楽団の田坂真吾団長。
農協の職員さんだけあって、道中目にした、世羅の田畑の話からスタートし、お客さんは親近感を持たれたようでした。
“神楽をはじめたきっかけは?”という質問には『青年団・消防団・神楽団は、神楽の里の三種の神器のようなもので、僕もいつの間にか19年です。』
表情が豊かで、見る人の心まで呑む、山王の大蛇。
会場は“楽しい!”“すごい!”の拍手と、感嘆の声で溢れました。
深夜帰り道。四方をなだらかな山々に囲まれた世羅盆地に広がる星空。
普段あまり見られない、南の低い位置にある、いて座やさそり座も、当たり前に、そこに輝いています





モデルのような長身ですが。。。







先週の神楽スペシャルから連続でお世話になる塩瀬神楽団の皆さん。
スペシャルの大舞台では、太い、大きな存在感を発揮されましたねー。
マツダの土日操業が影響して、他の神楽団の協力を得て整えてこられた塩瀬の皆さんは、舞台袖でお互いに声を掛け合い、ハイタッチ。明るい。
中村章博団長の『精一杯、怪我の無いように』で、幕が上がります。
就任から2年、39歳の若き団長、誠実さ全開の中村さん。
土蜘蛛の鬼着をお客さんに着てもらい、鬼棒を渡して演技指導。
良い時間でしたね~

帰りに御食事に誘っていただきました。
中村団長のお母さんの向かいに座らせてもらう。
『生と餃子!(単品)』お母さんイキでかっこいい~

初めてお会いしたとは思えないほど色んなお話をさせて頂いて、しみじみと、又よく笑いました。
帰り際『今日は佐藤さんと一緒で楽しかったわ~』
今度は名前を覚えてもらえるようにがんばりまっす

美味しいラーメン、ごちそう様でした!
☆葛城山から。。。







違う見方をしてもらえたかな。


2011,07,26 Tue 22:32




の、となりの棚のカゴバッグを手に入れました

最初欲しかったものは、手に持って鏡に映すと全然似合わなくて。
でもとても気に入りました。
夏は短い。使い倒すぞっ



夏の芸術祭・神楽公演。
今夜は山王神楽団の皆さんとご一緒します。
明日は坂町で、塩瀬神楽団の皆さんです。
どちらも、ものすごいスピードでチケットが出たそうです。
今回の公演は、お客さんに楽しく神楽を見てもらい、団員さんの素顔を知って頂くことです。
よって、幕間に挨拶をしていただく団長さんには。。
① パンフやチラシに載っていること以外のご紹介
② お客さんからの素朴な質問への解答。
③ 何かしら得意分野の披露。(くわえ面など)
という感じです。
とりあえず今夜は山王の田坂団長に汗をかいてもらいま~す





※写真はユッキーさんだよー


神楽歴史物語・義経伝説。
義経、弁慶の出会いから、その波乱の生涯をたどります。
革命家である兄・頼朝と、軍事家であった義経との不和から生まれた悲劇。
それぞれの神楽団の義経の描き方にも注目してください。
スタッフも二手に分かれて、皆さんをお迎えします。
司会は、毎回、一生懸命努めてくれる住本明日香さんです。
柔らかな感性で、客席と舞台をつなげてくれると思います。
では!今週も素晴らしい神楽な週末にいたしましょう



弁慶 細内 裕介さん。
月いちの舞 神楽歴史物語・義経伝説
7月24日(日) 11時開場 12時開演
千代田開発センター
都治神楽社中 弁慶
上本地神楽団 壇の浦
琴庄神楽団 義経平氏追討
川西神楽団 衣川の館
神楽会場チケット 前売¥1200 当日¥1500
小・中・校は¥500
問:0826-72-6908 北広島町観光協会
2011,07,23 Sat 13:17
