

珍斎さん:小松永正(ながまさ)さん。


湯の山温泉桜まつり前夜祭・神楽奉納続きます。
桜を愛でるおまつりですので。
屋外特設ステージ!
ドラム缶ストーブとあたたかい食べ物で、必死に暖を取りながらの上演です。
4月初旬の湯来の夜。
気温は0℃。
パリパリに凍った舞台に、白衣袴姿の奏楽の皆さん。(特に笛)
お客さんも唇が真っ青だし、寝ると危険だし、ド根性鑑賞なのです。
な・の・で。
『今日は雨につき、屋内開催です~。やった~

私も『やった~

大きな声じゃ言えませんが、来年も屋内がいいな~

(鬼が笑う?)
暑いも寒いも過酷ですが、これからの季節は熱中症に気を付けましょうねっ



このステージ、よく滑る場所があるんだって。


~第二幕 悪狐伝~
水内の皆さんの悪狐への考え方を、おさらいしてみます。
なぜ、水内の狐が金色(茶毛)なのか。
それは、妖術を身に付けた妖狐の位に由来します。
長い年月、神通力を増していく妖狐は、その進化の途中で善悪の道に分かれます。
九本の尾を持つ悪狐は金毛となり、その最高位・雲狐(うんこ)となるといいます。
白い狐は善狐、神の使いという考えから、神楽の中で成敗される狐は、金色(茶毛)として表現されています。
この真面目なお話を、上演前に皆さんにご紹介する際。
どうしても毎回、『雲狐・・ハハハッ』と笑ってしまう私は小学生なのでしょうか。。。。


小太鼓:矢野文男さん、手打鐘:松永千和(ちわ)さん、
笛:清水美緒さん。


美しさに少し「S」が混じった、ゾクゾク系の玉藻前でした。




妖狐:坂口雄太郎さん。











三浦之介:竹下亮太さん(右)、上総之介:長尾大樹さん。
新入団員の長尾さん、野球ひとすじの高校生活を終えて、これから神楽に全力投球です。
長門彦島に続くよ~
2015,04,30 Thu 20:09


茨木童子・大蛇・酒呑童子、豪華~。






12連休~16連休という方もいらっしゃるようで。
何をして過ごされるのでしょう??
せっかくなので楽しいお休みにしたいですね。
とりあえず今夜は、カープが勝って、良かった良かった・・・


今夜から「湯の山温泉桜まつり」の前夜祭・神楽奉納をご紹介します。
奉納をつとめられるのは、地元・水内神楽団の皆さん。
いや~今年も“濃い”奉納でした



舞人:森下幸則さん。






悪狐伝につづくよっ
2015,04,29 Wed 23:55


源頼光:小田徹也さん。
大太鼓:下田敏則さん、小太鼓:小田穂圓さん、
手打鉦:安部憂大さん、笛:藤田菜緒さん。


下田敏則さんが新団長に就任された、新生・あさひが丘神楽団。
幕間のお話も、もちろん下田団長です。
ご挨拶では“神楽が皆さんの生活の身近にあることを知って欲しい”というお話から。
ぜひ道場へ一度見学にお越しください、と呼びかけておられました。
『安佐動物園の近くからご連絡をください。僕がこの大きな顔で迎えに行きます。』
・・・そうです。アンパンマンが迎えに行きます・・・
お顔の大きい方は出世をすると言いますし。
出世して雲の上の人になっても、変わらず仲良くしてくださいね



~第二幕 土蜘蛛~
配役など整え直され、昨年から気持ち新たに取り組まれている土蜘蛛。
胡蝶を舞う古岡和芳さんのお話は。
『顔だけではなくて、舞にも口上にも表情がある。それを自分なりにどう表現するか、難しくて、やりがいがあります。』
お話は続きます。
『例えば、頼光に毒薬を渡した後、正体を現すまでに「御心もちは如何に」が三回ありますが。同じ口上でも徐々に表情が違ってくる。これが土蜘蛛の面白さだと思います。』
ひとつの口上の重さと思いが伝わります。


後で舞台の大掃除が待っておりますよ





お二人の息の合った舞、とても綺麗でした~。


袖からはよく見えなくて、幕裏の様子を。。。
持ち場の責任感、緊張感が漂っています。


滝夜叉姫の咥え面を体験させて頂きました。
お隣は、お顔を見るとなんだかホッとする、鈴張神楽団の竹迫正棋さん。
カメラマンは、鈴張神楽団“ぴーちゃん”こと橋原慎也さんです。

明日の定期公演は
初登場!有田神楽団の皆さんです。
みんな大好き悪狐退治と、有田の代表演目・八岐大蛇を演じて頂きます。
祝日に、皆様お誘いあわせの上お越しください

4月29日(祝・水)6時開場 7時開演。
有田神楽団 悪狐退治・八岐大蛇
広島県民文化センター(082)245-2311
悪狐退治の練習風景です(ブログから許可掲載)


お待ちしています(*^_^*)
2015,04,28 Tue 22:22


間もなくですね。



あさひが丘神楽団の皆さんの広島神楽定期公演の様子をご紹介します。
熱演と、下田敏則団長の爆笑トークの会でした



奏楽は、鈴張神楽団の全力応援です。
~第一幕 滝夜叉姫~
策士と伝えられる将門の血が、五月姫にも流れると感じます。
滝夜叉姫の妖術は光圀に封印されてしまいますが。
壮絶な最後は、解ける術のない呪いとして形を変え、復讐を果たします。


大太鼓:下田敏則さん、小太鼓:小田穂圓さん、
手打鉦:東 堪太さん、笛:山本美波さん。
さて、妖術を失った五月姫に、光圀が温情をかける独自の場面。
それに対し、五月姫が放つ印象的な口上があります。
『口惜しや。貴船の神徳を失いたる自らを、汝ら只の女と侮るか。つくづく小癪な男よの。』
・・・これを下田団長が訳しますと。
『貴船にもろうた神徳が無くなったけぇいうてものぉ、うちゃ~ただの女じゃあなぁんでぇ。ほんま、つまらん男よのぉ。』
・・・広島弁だと、キャラも変わっちゃうねっ



滝夜叉姫:小田徹也さん。


夜叉丸:山田悠人さん、蜘蛛丸:山本成希(しげき)さん。


大宅中将光圀:田中竜士さん。


平貞盛:藤本 靖浩さん。






土蜘蛛に続く~。
2015,04,28 Tue 12:43
2015,04,26 Sun 22:01
