リンク

一緒になって楽しむ。
ダイヤ5月最初の定期公演はダイヤ

安野神楽団の皆さんでした。

この日は、何らかの打ち合わせがあったようで、開場待ちをするお客様のもとへ突然狐が現れ、サプライズとなりました。

皆、狐が好きだわ~にかっとても喜んでおられました。


ダイヤさて、初めてご一緒できた安野神楽団の皆さんダイヤ

明治42年11月に「本郷奏楽会」として誕生してから106年。

安野神楽団へと名称が変わったのは今から34年前のことです。

旧舞を中心としながらも「新しい創造」を胸に新舞にも取り組み。

ご縁を頂く舞台に、一番喜んで貰える神楽を!と稽古に励んでおられます。

~第一幕 塵倫~

保持される旧舞の中で、最も得意とされる演目です。

塵倫を主に舞っておられるのは、宮本 千春団長。

『鬼舞はね、ほとんどのお客さんは鬼を見ていますから。鬼の所作がお客さん自身の持つ塵倫と一致すると、お客さんはより楽しく物語に入り込めると思うんです。』

『塵倫が空から偵察する姿、厳重な警備に様子がおかしいと感じ取る所作。所作に込められた意味をお客さんと共有したいですね。』

拘り強く、塵倫に惚れ込んで、舞い続けて30年です!



上『その神楽団の塵倫の印象は、鬼幕から出てきた一瞬で決まると思うんです。』という気持ちをお話して頂きました。


ダイヤそして、この塵倫の面を幕間で詳しく紹介してくださったのはダイヤ

副団長の上端 一宏(かみはしかずひろ)さん。

もう60年を過ぎるであろうこの面は、女性らしく少しふっくらとした様子で。

面の表情から舞が生れるほどの、安野の皆さんの宝なのだそうです。

何度も修復が施され、色を重ねる都度、重たくなっていますよ、というお話。

とてもドラマチックですね!

そして、上端さんも塵倫の舞手でいらっしゃいますが・・・

『宮本団長が塵倫が好きすぎるから、滅多に舞わせてもらえないんですよ~汗』とお客さんを笑わせておられました。



上神の舞は、数年前に80歳代の先輩をお迎えし、改めて整え直したのだそうです。


ダイヤ続く幕間ではダイヤ

新舞の魅力を知ってもらおうと。

わざわざ、土蜘蛛の面と、手ぐもをいくつか用意してきてくださいました。

子供さんに鬼面を被ってもらい、頼光役の団員さんに投げる!

すると頼光さんは見事な演技で、蜘蛛の妖術に倒れたのでした~オッケー

神楽の体験と、団員さんとの触れ合いは最高のお土産話になったと思います。


長くなったので、分けます。
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
SCIENCE♪
うさぎ中学3年になった娘はうさぎ

新学期早々、2年生のまとめテスト漬け。

しかし最近、理科が得意なMちゃんのお陰で、理科への苦手意識が無くなったと嬉しそうなのです。

そんなこんなある日、帰ってきた答案用紙。

問題:物質は、純粋な物質と「○○○」に分けられる。

正解は「混合物」。

で・す・が!

Mちゃんの回答:物質は、純粋な物質と「純粋でないもの」に分けられる。

・・・Mちゃん、もうちょっと深く考えた方が良いわ・・・

でも、間違いではないのではないか??と思っちゃうな~。テスト的には×ですけどね。


娘の回答:物質は、純粋な物質と「邪悪なもの」に分けられる。

なにそれ。

よく分からないけど、こわいっ(゚Д゚||)

ハリーポッターとか。

夏目友人帳(緑川ゆき※おすすめ!)とか。

蟲師(漆原友紀※おすすめ!)とかとか、読み過ぎなんじゃぁ。

うーん、でもまぁ、100歩譲って「邪悪」が漢字で書けただけでも良しとしますか~。

14歳初夏、今年受験生。



ダイヤ大朝から、春の頼りダイヤ

“バカの芽”を食べてみて~、と電話を頂きました。

聞き間違い?と思いましたが、本当に“バカの芽”が到着しました。

タラの芽と同じウコギ科のコシアブラの木を、中国地方では“バカ”と呼び、その新芽が“バカの芽”。定番の山菜なのだそうですね。

天ぷらにして頂きましたが、香りが高くとても美味しかったです。

しかし、ナゼそんな名前になったのか??

| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
結。
ダイヤ吉和競演閉会式・審査員の総評はダイヤ

①岩戸や鍾馗といった伝統の演目の並びに、古き良き神楽が見直されてきていると感じた。

②若い団員が多く、女性の活躍の場が増えていることから、神楽は一過性のブームでないことを見て取れる。

③観客の中に子供が少ないのが残念。子供さんと一緒に鑑賞して、良い神楽に触れる機会を増やしてほしい。


~プログラム11(旧)鐘馗 三谷神楽団~

疫神を舞い終わって、安堵と疲れの木下秀雄さん。

『まず“三谷の鐘馗を背負う“というプレッシャーがあるよね。』というお話から始まり。

『一神一鬼でしょう。合うか合わんか、ごまかしが一切きかない舞。しんどい舞ですよー。』と、舞手にしか味わえない醍醐味を、しみじみ。

今年の三谷は、鐘馗に力を注ぐと伺っています。

『そうです!鐘馗を正気で舞いますよっ』と、今度は木下弘文団長。

おあとがよろしいようで~にかっ

旧舞の部・準優勝おめでとうございます。



上“旧舞・鍾馗”観るというより、味わう感じがします。
昔の人と変わらぬ願いを、神楽で共有しています。




上暴れる疫神も、鐘馗の茅の輪の中。
又、合戦の最中に変わる楽調は面白く、三谷神楽団特有です。



~プログラム12(新)伊服岐山 東山神楽団~

古事記・日本書紀等々の古書から、独自の取材によって、想いを込めて「伊服岐山」と命題されました。

当初は競演など公の場でも、何故“伊服岐山”なのか?と理解を示してもらえず、悔しい想いをしたこともあるそうです。

表彰式では、優勝旗を前に宮上宜則団長が、何度も顔を手で覆われる場面がありました。

『伊服岐山の配役は、東山の団員が最大に個性を発揮できる、自慢の演目なんです。』と繰り返し伺ってきました。

新舞の部・優勝おめでとうございます。



上伊服岐山の大鬼神の厄災に、助けを乞う宮簀姫。
武尊は草薙の剣を預けて、鬼神征伐に向かいます。


滋賀県と岐阜県の境に裾野を広げる伊吹山は、古来より名高い霊峰として、多くの山岳修験者が行を積む御神体。

山頂近くに荒ぶる神が住まいすると伝えられる神秘の山には、「伊服岐能山」「異吹」「意布貴」「伊夫岐」などなど数多くの呼称が存在するようです。



上この面を見ると~!



~プログラム13(特)紅葉狩 大塚神楽団~

第14回の吉和競演を締めくくる特出。

競演の部が終わり、緊張感から解き放たれ、会場の雰囲気も一気に和らぎます。

ということで、上演前の抱負を小田頼信団長に聞いてみました~。

『吉和は寒いわー。大朝と全然違うわ。』

・・・今日はかなり暖かいですよ。大朝だって、まだまだ朝晩寒いのでは?

『いやいや。吉和は比べもんにならんくらい寒い。風が突き刺ささるわっ。』

・・・いやいやいや、大朝もまだ寒いですって。

吉和!大朝!吉和!大朝!吉和っ!大朝っ!

って、神楽と関係ない話のまま、紅葉狩の幕が上がりました~にひひ



上「大塚の紅葉狩だな~」と思う、はじまりの場面を拝見しました。

舞台で艶やかな酒宴が始まる頃。

小田団長が音響席でひとこと。

『やっぱりね、最期を舞わせてもらえるいうことは有難い。気持が良いよね。』

もちろん、割れんばかりの拍手を頂いて、特出の役割を果たされました四葉

(表彰式の準備があるので、上の写真しか撮れていません汗


情熱的な舞台、皆様、お疲れ様でした。
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
汗、キラキラ☆
ダイヤ今夜も、定期公演ご来場ありがとうございましたダイヤ

初めてご一緒できた安野神楽団の皆さん。

とにかく万端に用意をしてきてくださって。

サプライズの、狐の登場きつね

参加型の舞台等、お土産話を沢山持って帰って頂いた日でした。

平日忙しい中を、お客さんの喜ぶ顔を浮かべながらの準備だったんだろうな、と頭が下がります。

また後日、その様子をご紹介します。


ダイヤ吉和競演も折り返しになりましたダイヤ


~プログラム8(新)滝夜叉姫 八千代神楽団~

「天慶の乱」を保持され、それに続く滝夜叉姫を、この度初めて競演にもってこられました。

全体を10分短縮する構成に奮闘し、中でも五月姫の心情と、神の合戦の場面に稽古を重ねられたそうです。

渡利 一志団長が『今日に向かって全力を注ぎました!』と、上演後お話される姿が爽やかで、お話を伺っていてとても気持ち良かったです。



上『生身の女である五月姫は信念の底に、孤独、揺らぎと色々と入り混じると思うのですが。
貴船の神の力を得た瞬間に、正に“復讐の鬼と化す”、別のものが生れると思うんです。』
五月姫(滝夜叉姫):沖道優作さんのお話です。



上力を注いだ合戦の場面。舞手と奏楽の表情がピタリ一致しています。


~プログラム9(旧)塵倫 川北神楽団~

プログラムが順調に進む中、早くから固い表情で、舞台を見つめる姿がありました。

仲哀天皇で10年ぶりに競演の舞台を踏む、大倉幸人(さちと)団長。

『言うとくがっ!今日はね、緊張しとるけぇ、冗談は一切なしよ

チャリも一切せんよ。ホンマわしものすごく緊張しとるけぇ。

そういやぁ、ここ(吉和)は個人賞がなかったぁね。

もしあったら、わしじゃね。ハハハッ冗談よっ! 

旧舞の部・優勝おめでとうございます。



上塵倫:佐々木一紀さん。先日、『旧舞の花形と言われる塵輪を任せてもらえることに感謝しています』と気持ちを伺ったばかり。励みになりますね!



上11日(日)の西部競演に、鍾馗で臨まれます。
儀式舞の後、すぐ。競演の部のトップバッターをつとめられます。



~プログラム10(新)日本武尊 神幸神楽団~

以前より保持されている演目ですが、舞わない年もあり。

2・3年毎に復活する度に、演出が少しづつ変わっています。

昔ながらの舞い方を継承しながら、新しい演出を取り込み、神楽の楽しさの幅を広げる役割を持つ演目なのだそうです。

この度は、酒宴の場面の口上を新しく加え、川上帥を人間くさく描かれ、そこがやはり、強く印象に残っています。



上川上帥と小碓命の合戦は、軽やかで圧倒的に美しく。衣装の膨らみ広がりと共に溜息がでるほどでした~。



上帥を人間くさく描くことによって、小碓命が冷淡な「戦士」に見えてきます。


いよいよ終盤へ続くよ~ん。
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
うっとり。
ダイヤGW一段落ですね~ダイヤ

では吉和競演、中盤戦です。

~プログラム6番(旧)大江山 龍南神楽団~

新舞に取り組んだ時期もあったという、龍南の歴史の中で。

昭和50年代、旧舞に立ち戻る基点となった演目が、岩戸と大江山だったそうです。

ご一緒する際、楽しみなのは、神楽の始まり。

この度も大太鼓・高田春二さんの独特の雰囲気を持つ出歌で、物語が開かれました。



上神・舞台人・観客、一体になる瞬間です。とても綺麗と思います。


印象に残ったのは、鬼が成敗された後の喜び舞。

高田さんが笑顔で大太鼓を叩かれていた事。

“高田さんは喜びのところはいつも笑顔なんですよ。”と、他の団員さんが教えてくださいました。

『鬼が退治できたら嬉しいからね。』と、ご本人が、これまたニコニコと応えてくださって嬉しかったです。



上 「行者として行者にあらず」ではじまる、酒呑童子の質疑。
・・・鬼ってかっこいい~。



~プログラム7番 (特)神武 筏津神楽団~

比較的地味かな、と思いながらも、旧舞の色々な演目を皆さんに観て頂きたいと選ばれた演目です。

当日朝、今田 修団長に、上演前の気持ちを伺ってみると。

『競演で出ない分だけ、気分は楽ですよ。しかも今日、自分が出ないしっハハハッにかっ

あ~でも、裏方も結構気を遣うかな・・・

いや~でも、指揮官でいればいいか・・・

ん~でも、今日裏が少ないし・・・』

途中から独り言になって、フェードアウト。準備に入られましたにひひ



上筏津の神武を象徴する八咫烏。



上4人では大きく舞台いっぱいに舞い、2組に分かれると更に迫真力を増す合戦です!

後半へ続くよ~。


ダイヤさて、明日は水曜日・広島神楽定期公演です!ダイヤ

安野神楽団の皆さんで、塵倫と東夷征伐。

そして!耳よりなお知らせです。

これまで1回来場につき、1押印のポイントカードがっ。

なんと!5月は2倍になるんで~す。

y( ̄▽ ̄)yピースピース

ポイント10個たまると次の公演は無料・・・ということは。

4月皆勤賞の方は、5月3回の来場で、11個になるので28日の公演は無料になるということですね。

5月、2倍キャンペーンで、ご来場お待ちしています四葉

星5月スケジュール星
5月7日 安野神楽団 塵倫・東夷征伐
  14日 鈴張神楽団 滝夜叉姫・源頼政
  21日 吉和神楽団 塵倫・安達ヶ原
  28日 飯室神楽団 天の岩戸・戻り橋

中区大手町・広島県民文化センター
6時半開場 7時開演
(082)245-2311

| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |

このページの先頭へ
カレンダー
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
<<前  2014年05月  次>>
アーカイブ
プロフィール
LOGIN
現在モード: ゲストモード
USER ID:
PASS:
OTHERS
    処理時間 0.24012秒
POWERED BY
POWERED BY
ぶろぐん
SKIN BY
ブログンサポート
検索(ブログ内)

このページの先頭へ

6422154