

~第2幕 琴庄神楽団 義経平氏追討~
琴庄の皆さんは。
ハングリー精神が、爆発的なエネルギーとなって神楽へぶつけられている印象があります。
数年前に広島県の象徴する神楽として発表された「創作神楽 厳島」。
大胆な構成と演出、繊細な表現と所作で綴られたこの演目は。
賛否両論の中にも、郷土芸能・神楽の可能性を見出す素晴らしい文化として評価を受けました。
と同時に崎内俊宏団長は、舞台で挨拶に立つごとに。
これが神楽の未来だと訴え続けてこられたように思います。
(文:石井誠治さん 一部抜粋)


経平氏追討は。
平家物語でも一番哀しい場面と言われます。
この物語は、義経への敬意と愛情をもって、神楽・壇ノ浦を、琴庄神楽団独自の創作で描いたもので強い思い入れがあります。
その後、義経を最後まで見守りたいという想いから奥州平泉が創作され、多くの方に師事される演目となりました。




どろどろとした恨みは暗い海底で、怨霊へと姿を変えていきます。


後半2演目へ続くよっ
2014,05,23 Fri 22:57
