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競演には競演の。
ダイヤ今夜も吉和競演いっきまーすダイヤ

~プログラム3番(新)羅生門 八重西神楽団~

競演に初めてもってこられた演目です。

希望演目が重なって、という理由からですが。

羅生門を競演舞に仕上げるために、アイデアを出し合い、重点を絞った稽古に励み。

最終的には、若手を中心とした全員神楽が達成できたというお話でした。

又、藤本智子さんの、まっすぐに心に届く笛の音は、頼もしく清々しく印象に残りました。



上茨木童子の左の腕を持ち帰る綱。
乳母(酒呑童子化身)は、執拗に、一目見たいと繰り返します。




上腕を取り返す場面での、面の早変えに興奮しました。
どうなってるか、さっっっぱり分からない~。



~プログラム4番 (旧)天の岩戸 宮乃木神楽団~

旧舞で臨まれました。

一番の想いは、厳かな旧舞の中にどう宮乃木を描くか。

『宮乃木の新舞の特徴は、パワフルでウワ―ッといく感じでさぁやぁ?
旧舞は、厚みのある太い神楽だけぇ、そん中で自分たちの舞を上手く現したい言うことなんよ。』

幕裏でモニターとにらめっこの、管沢秀巳相談役のお話です。



上可憐な艶やかな天鈿女命。
上演前、舞手の皆さんの、幕裏での集中力は凄いです。




上『ここからは、宮乃木のパワーでウワーッといくけぇ!』幕の後ろも活気づきます。


~プログラム5番 (新)滝夜叉姫 大森神楽団~

10年ぶりに競演にもってこられた演目です。

奏楽は以前からのベテラン勢。

舞は、若手で新しく変わっています。

競演については、勢いよりも、お互いの息を合わせて舞うように。

又、昔の楽調と、今の舞との調和がとれるよう稽古をしてきました。

新舞の部・準優勝おめでとうございます。



上しみじみと。観る人の心を徐々に染めていく五月姫:沖本法一(のりかず)さん。



上11日(日)の西部競演には、再び滝夜叉姫で臨まれます。
なんと!特出として、恵比寿も舞われます~。


まだまだ続くよ~
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朱の神楽幕。
ダイヤ第7回の神楽フェスティバルダイヤ

大分、島根、広島の3県・4社で開催されました。

遠く・由布市庄内の神楽には、新鮮さを覚えるものもあれば。

島根・広島に共通するものが多くありました。

また改めてご紹介します星

では今夜は吉和競演です!


ダイヤ標高900メートルの会場までダイヤ

麓から続く「水仙ロード」。

溜息の出るような、見事なラッパ水仙に誘導されて到着しました。

吉和の里は例年になく、暖かく。

春選抜のタイトルに相応しい幕開けとなりました。

静かに気迫満ちる、開会式は。

三谷神楽団の園田哲也さんと、東山神楽団の宮上宜則さんによる、選手宣誓で結ばれました。

出演12団体、全13演目の幕開けです!


~プログラム1番(特) 四方祓 大森神楽団~

もともとは、梶原神楽団(筒賀)より師事した四方祓。

大会の舞台を整える重要な役割を請け負い、当初は、身の引き締まる思いと共にプレッシャーもあったそうです。

やがて「全身全霊を捧げて舞う」という目印が掲げられ。

『素晴らしい経験をさせて頂きました。』と、安堵と感謝の言葉を残されました。



上大神:原 幸一さん、小神:竹下穂貴(ほだか)さん(高1、白)



上祓い清め、大会の無事を祈念します。徐々に今日いちにちへの期待が高まっていきます。


~プログラム2番(旧)岩戸 石見神楽亀山社中~

石見の社中として初めて競演で優勝を飾られ、特別に深く思いを寄せる演目です。

奏楽のうたのはじまりに、会場の空気が一変したのを見て、鳥肌がたちました。

改めて、石見神楽が持つ才能、豊かな創造性を肌で感じる岩戸でした。

個人的には、石見の社中を取り巻く競演の在り方は、行ったり来たりしながら、まだ耕している途中という印象を受けていますが。

個人、社中の歴史を乗り越えるための一回一回に、エールを送り続けていきたいです四葉



上一意専心、深呼吸の時。



上あれだけの熱演に、34分59秒は、たまげました~。


どんどん続くよ~
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FF初日だYO!


上まだ人もまばらな9時ごろ。

ダイヤFF・ダンスフェスティバルだったYOダイヤ

およそ120チームの熱いダンスパフォーマンスだYO

いや~これでもう私もヒップホップ踊れるYO

って言うほどヒップホップ見たんだYO

フェニックスホールは立ち見が出るほど盛況でYO

ダンス、流行っているのかな・・・YO

明日は神楽だ!ガンバルYO!!


そしてあっという間に夕方。。。

横田神楽団の皆さんの滝夜叉姫に間に合いました。

ラッキー。

夕暮れの平和公園に浮かび上がるステージ。

三日月と神楽の共演、ドラマチックでした。



上滝夜叉姫を演じた上岡 凌(かみおか りょう)さん。
その世界観いっぱいにお客さんを魅了した後・・・




上インタビュー!10月の広島県競演のPRと共に。
『彼女いますか?』と聞かれ『・・・い、いません』。大募集中ということになりました。はにかんだ笑顔にクラリッですね
にかっ



ダイヤ次回からダイヤ

吉和競演の様子を少しずつ振り返ってみたいと思います。

開催からちょうど1週間ですね。。。



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実演派。
ダイヤご来場ありがとうございましたダイヤ

4月最後の定期公演は、上石神楽団の皆さんでした。

会場に入って、真っ先に目に飛び込んでくるのは、旧舞のシンボル・神楽幕。

時代も場所も超えてしまう、独特の雰囲気を醸し出しています。

昔から、鬼がこの幕を使って演じることを「鬼の幕遊び」と言う、と教えて頂きました。

「鬼の幕遊び」・・・姿を持つ言葉、美しい日本語。

はぁああ、討ち抜かれた!



上山縣警察署と連携で、ハンドルキーパー運動を展開。
お客さんは、鬼や姫からシールやワッペンを受け取って入場しました。


~第一幕 塵倫~

黒雲に載って異国より飛び来る大悪鬼・塵倫。

やはり鬼が空を舞う所作が見どころの一つかと思います。

上石の舞では、鬼が空を飛ぶ所作は4、50年前くらいからよ、と振り返られます。

又、当時は塵倫を男鬼として舞っておられたそうです(当時の取材に基づいたものから)。

『塵倫はね、小鬼を出した時もあったし、試行錯誤を重ねて今の形に落ち着きました。』

『鬼舞の中には、台本は残っていても、舞い方が100%は伝承できていない演目もあります。』

芸は生き物と思います。

長い時代を経て継承しているのは、先輩方が残してくれた努力です。



上頭を、ゆったり大きくきる。これが、優雅に格好良く舞うコツだそうです。中津彦天皇:溝下 龍二団長。高麻呂:溝下 太介さん



上普段は、塵倫ひとつなのですが。
この日は小鬼を引き連れた特別バージョン!



ダイヤ幕間のお話は小笠原 由紀生さんダイヤ

上石神楽団独自の、伝統の舞い方についてご紹介がありました。

『まず足の運びはね、一度足をあげて降ろさずにもう一段上げる・・あっ、やってみますね!・・・こうやって!こんな感じでっ!!』

実演。

『上半身はね、採物に必ず目線を持って行くんですよ・・あっ、やってみますね!・・・こうやって!こんな感じでっっ!!』

実演。

お客さんは小笠原さんの熱意に、一番の大拍手でしたにかっ

又、お土産として小さな幣を沢山作って来てくださって。

撮影会の際、希望される方にプレゼント。本当に有難うございました。


~第二幕 八岐大蛇~

素戔鳴尊が一目ぼれするほど姫はべっぴんさんだったんじゃろうてぇ、という上石的・見解大蛇。

5頭、それぞれの個性・表現よりも、ひとつの大きな流れになれと稽古されています。



上初めの姫とりは3頭で魅せます。



上お洒落リボンではありませんよ~。でも可愛い音符



上“婆とり”になっちゃう~。



上大蛇を退治した後の、喜び舞の奏楽と歌が、めでたいのなんのって。サンヨウブシ、胴の口開けのうたのひとつなのだそうです。
素盞鳴尊:林 茂(しげる)さん



星次回の定期公演は5月7日(水)星

安野神楽団 塵倫・東夷征伐

開場6時半 開演7時 

広島県民文化センター(中区大手町)
082-245-2311



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気持ちを重ねる。


上ききき、きたーっフラワー台本!今年はお天気よさそうですね太陽

ダイヤそれでは!ダイヤ

初登場の津浪神楽団の皆さんで神楽の宴を結んでいきます。


~第四幕 津浪神楽団 大楠公~

巡り合わせによっては、なかなか拝見できない演目であります。。。

およそ80年前に、師匠・高下神楽団より師事した大楠公は。

おそらく、その当時の高下神楽団の優れた方が書き下ろされた脚本ではないかというお話でした。

又、一時は津浪の代表演目として知られるようになったものの。

時代の流れによって、舞ったり舞わなかったりしながら。

ここ2年程、配役を新たに力を注ぎ、競演大会も合わせて様々な舞台で披露されています。



上舞台は桜井。楠正成は、一子・正行(まさつら)に宝刀を授け、故郷・河内に帰郷するよう説得をします。
正成:片山 大輔さん。正行:末本 徳次郎さん




上親子今生の別れに、弟・正季(まさすえ)の心も痛いほど切なく。正季:野田 光一さん


ところで、先日。

末田健治団長にお電話をすると、不通。

その後、息の上がった末田さんから折り返しを頂き『今、田の周りの草を刈りよったんよね~ダッシュ』と。

そうですね。

春とはそんな季節ですね。

と言いますか、これから猛烈に、雑草という名の鬼と戦うシーズンですね。

神楽、仕事、家庭+農業の季節がやってまいりましたにかっ



上合戦で使用される、火花を散らす刀は、5回も使えばボロボロとなり、その都度磨いては使用します。
注文は、加計の鍛冶屋さんです。



計6演目、写真の都合で紹介の順番が前後しました。

分かりにくくてすみませんでした<(_ _)>
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