大男が立ちはだかる姿から“入道雲”。
武蔵坊弁慶の姿と重ねる人もあるそうです。
青空にモクモクと湧いた雲を見て
『わぁ、にょうどう雲!』と叫ぶ娘。
にょにょにょ・・・にょうどう雲~??
『まだまだ夏だねぇ』と嬉しそうですが。
にょうどう雲って・・・漢字を当てはめてみたら、笑えました
今夜も月いちから
~第3幕 琴庄神楽団 奥州平泉~
およそ15年前に作った、源九郎義経(現在の平家追討)から、義経の最期をどうしても見届けたくなり、創作されたのが奥州平泉。
『義経を想うと、喜び舞が入れられないんですよ。。。』
平家を滅亡に追いやるほどの武将でありながら、皮肉な運命に若く散る義経ですが。
弁慶をはじめとする一行も、関守の富樫さんも、人間味と仁恩に溢れています。。。
『舞台の神楽人と客席が、共に涙を流しながら語られる演目こそ、琴庄神楽団の十八番でしょう!』とファンの方々はおっしゃいます。
富樫左衛門泰家の野上正宏さん。
『この役は、特別。舞が無く口上だけということも。又、気持ちの上でも。』
汝らとは金石の交わりなり。。。
この終幕が”奥州平泉”なんだと思う~。
弁慶を舞い終わった栗栖和昭さんのおごりっ
ありがとう!久々のファンタだったー
2013,08,21 Wed 22:20
23時43分 月齢13.703。
もうすぐ満月(明日AM10時25分)。
連休が明けた途端
秋から冬にかけての打ち合わせ三昧。
今年も残り4か月と10日、悔いの残らないように走り抜けたいものです。
今夜は、コオロギも鳴いています。
まるでカレンダーを持っているみたいですね。。。
では!月いち・十八番の舞から
~第2幕 東山神楽団 滝夜叉姫~
およそ30年、東山神楽団のファンとして歩みを共にされてきた方のお話をもとに、まとめたものです。。。
いつお逢いしても若々しく、弾むような活気に溢れた東山の皆さんですが。
その昔「東山」と書いて「とうさん」と揶揄されるほど、貧しく、舞う舞台も決して多くなかった時代を経て。
ひとつの分岐点は、今から21年前の「スーパー神楽・中川戸」。
当時・会場整理のボランティアとして参加していた、高校生だった東山の団員5人を虜にした光景は。
郷土芸能の神楽が、大舞台で舞台芸術として昇華し、観客の惜しみない拍手に輝く神楽人たちの姿でした。
すぐに「どうすればアステールのあの舞台にたてるか」勉強会を開き。
練習場に貼った「目標・中川戸!」のビラを励みとし。
練習前のミーティングを見直し、礼儀作法を徹底し、より感動ある神楽の在り方を詰めました。
当時1番輝いている神楽団をお手本として、一流を目指したのです。
その頃中心演目となったのが「土蜘蛛」「滝夜叉姫」。
『東山の滝夜叉姫は素朴でね、滝夜叉姫の心情がどの神楽団よりも表現されていましたよ。』
期待を込めて、この日も客席で見守っておられたと思います
※石井誠治さん筆・紹介文から、一部抜粋。
この日もツアーのお客さんあり。
初めての神楽としてご覧になった方は印象的だったでしょう!
眼光するどく、滝夜叉姫から終始目を逸らさない神のおふたり。
滝夜叉姫の隅中康昇さん、以前お伺ったお話です。
『東山の先輩が目標です。滝夜叉姫の気持ちを自分なりに解釈して、場面毎の口上にのせていくことを大切に舞っています。』
続くよ~
2013,08,20 Tue 23:46
月いち、暑い中ご来場ありがとうございました
お盆連休も、いよいよ締めくくりでしょうか。
神楽で蓄えた元気で、明日からまた・・モリモリ働きましょう
さてと。
順番としては、今田神楽団のお盆神楽をご紹介したいところですが。
一部資料待ちにつき、少々お待ちくださいまし。
(案外色々あるんですよ~)
ということで
今日の月一の舞「十八番の舞」からご紹介いたしますね。
十八番と言うと、お家芸や得意演目、他にない特別なものという意味がありますが。
今回は、月いちを長く応援してくださっている方からのリクエスト。
更には、神楽団の皆さんの思い入れなど、様々な要素が盛り込まれていました。
神楽団の“とっきおきの1番”に送られるのは。
神楽ファンの“とっておきの拍手と合いの手”。
ほぼ満員の客席には、他の神楽団・社中員の方々のお顔も沢山見えましたし。
久しぶりにお顔を拝見した神楽ファンの方もいらっしゃって、嬉しかったです!
~第一幕 大都神楽団 貴布禰~
『石見の伝統を形にした、貴布禰です。』とご紹介しました。
舞手は5人ですが。
初めに『今日は1人しか、舞いません』と言われて、意味が分からないまま拝見し。
なるほど!真ん中に異なる演目がサンドされて、1つになっている印象。
又、古くから伝わるこの舞は、女の面(顔)から鬼女の面、いわゆる変化(へんげ)舞のルーツでもあると伺いました。
特徴のある楽に、“舞”そのもので、お客さんを大都の世界へ導きます。
ジワ~リジワ~リ、ケラケラ。
左から:清明(暴走)・京男(やたら親切)・三吉(そこにいるだけで和やか)・男(もうギリギリ)。
しもとを以て打つや打つ・・・
最後は、女は夫と思う人形と共に舞台を去ります。
結末を描くのは、観る側です。
来週8月25(日)田原温泉で、再び貴布禰を舞われますよー。
お盆連休も、いよいよ締めくくりでしょうか。
神楽で蓄えた元気で、明日からまた・・モリモリ働きましょう
さてと。
順番としては、今田神楽団のお盆神楽をご紹介したいところですが。
一部資料待ちにつき、少々お待ちくださいまし。
(案外色々あるんですよ~)
ということで
今日の月一の舞「十八番の舞」からご紹介いたしますね。
十八番と言うと、お家芸や得意演目、他にない特別なものという意味がありますが。
今回は、月いちを長く応援してくださっている方からのリクエスト。
更には、神楽団の皆さんの思い入れなど、様々な要素が盛り込まれていました。
神楽団の“とっきおきの1番”に送られるのは。
神楽ファンの“とっておきの拍手と合いの手”。
ほぼ満員の客席には、他の神楽団・社中員の方々のお顔も沢山見えましたし。
久しぶりにお顔を拝見した神楽ファンの方もいらっしゃって、嬉しかったです!
~第一幕 大都神楽団 貴布禰~
『石見の伝統を形にした、貴布禰です。』とご紹介しました。
舞手は5人ですが。
初めに『今日は1人しか、舞いません』と言われて、意味が分からないまま拝見し。
なるほど!真ん中に異なる演目がサンドされて、1つになっている印象。
又、古くから伝わるこの舞は、女の面(顔)から鬼女の面、いわゆる変化(へんげ)舞のルーツでもあると伺いました。
特徴のある楽に、“舞”そのもので、お客さんを大都の世界へ導きます。
ジワ~リジワ~リ、ケラケラ。
左から:清明(暴走)・京男(やたら親切)・三吉(そこにいるだけで和やか)・男(もうギリギリ)。
しもとを以て打つや打つ・・・
最後は、女は夫と思う人形と共に舞台を去ります。
結末を描くのは、観る側です。
来週8月25(日)田原温泉で、再び貴布禰を舞われますよー。
2013,08,18 Sun 23:58
須佐神社から車で数分
初めて耳にする「八雲風穴(ふうけつ)」へ、ふらり。
一昨日、中国新聞でも紹介されていましたね!
石積みの館の扉を開けると、寒いっ。
第2の扉を開けると、大自然が長い時間をかけて創造した、まるで冷蔵庫なのでした。
山腹から冷風を吹き出す風穴現象で、天然のクーラーとも呼ばれています。
その昔、蓄積した溶岩の、間を通る風が、地下水によって冷やされて出てくるんだって。
6℃、そら、寒いわっ
汗をかいた体で入ると、すぐに冷たくなってしまうので注意。
分かるような、分からないような。分からなくても、良いような。
もうすっかり冷えたけど、200円払ったし。もう少し、頑張ってみよう。
((((゚Д゚ll)))カタカタカタカタカタカタ
風穴の下に湧き出る地下水「福寿水」は、島根名水百選のひとつ。
石積みの館から外に出ると、1秒で暑さが戻りましたが。
どうしても行きたい稲佐の浜へ。。。。
ところが。
弁天島周辺は、清掃工事中(?)で。
とても写真に残せる様子でもなく、立ち入り禁止なのでした。
また来ますっ。
ゆらゆら揺れる夏景色に、赤とんぼ。
松江道で、楽になりましたね。
今度は、秋ごろ、美保神社方面へ行ってみたいと思います
※今回、順番をバラバラに紹介しています。
出雲大社から須佐神社エリアは、車で15分もかかりません。
初めて耳にする「八雲風穴(ふうけつ)」へ、ふらり。
一昨日、中国新聞でも紹介されていましたね!
石積みの館の扉を開けると、寒いっ。
第2の扉を開けると、大自然が長い時間をかけて創造した、まるで冷蔵庫なのでした。
山腹から冷風を吹き出す風穴現象で、天然のクーラーとも呼ばれています。
その昔、蓄積した溶岩の、間を通る風が、地下水によって冷やされて出てくるんだって。
6℃、そら、寒いわっ
汗をかいた体で入ると、すぐに冷たくなってしまうので注意。
分かるような、分からないような。分からなくても、良いような。
もうすっかり冷えたけど、200円払ったし。もう少し、頑張ってみよう。
((((゚Д゚ll)))カタカタカタカタカタカタ
風穴の下に湧き出る地下水「福寿水」は、島根名水百選のひとつ。
石積みの館から外に出ると、1秒で暑さが戻りましたが。
どうしても行きたい稲佐の浜へ。。。。
ところが。
弁天島周辺は、清掃工事中(?)で。
とても写真に残せる様子でもなく、立ち入り禁止なのでした。
また来ますっ。
ゆらゆら揺れる夏景色に、赤とんぼ。
松江道で、楽になりましたね。
今度は、秋ごろ、美保神社方面へ行ってみたいと思います
※今回、順番をバラバラに紹介しています。
出雲大社から須佐神社エリアは、車で15分もかかりません。
2013,08,17 Sat 17:55
来たっ
先日の出雲で叶ったこと
ずっと行ってみたかった須佐神社です。
各地を開拓された須佐之男命の、最後の国土経営の地。
「この国は小さいが良い処だ。自分の名前は岩木ではなく土地につけよう」と「須佐」と命名され、自らの御魂を鎮めたと伝えられます。
『御霊を鎮めるとは、その土地と一体になり、生き続けることだと解釈しています。』
と、宮司さんがお話してくださいました
須佐川にかかる宮橋を渡ります。
太古のままを奏でると表される、須佐川のせせらぎ。
蝉のわんわんという響きも、不思議と静か。
神域へ。
この地には、須佐の七不思議という伝説が語り継がれています。
その一つが、境内に湧きだす「塩井(しおのい)」。
20キロも離れている、大社の稲佐の浜に続いているといわれ、潮を含みます。
須佐之男命自ら、この潮を使ってこの土地を清められたといいます。
「風土記」や「延喜式」でも確認できる古社。
本殿は、高さ12メートルの大社造り。
須佐之男命と、稲田比売命、足摩槌命、手摩槌命が、ともに奉られています。
本殿裏には、樹齢1300年と推測される「大杉さん」。
「木肌の一つ一つに、千数百年の世の盛衰栄枯の歴史を秘め、黙して語らず。」とあります。(逆光だねっ)
以前は須佐川の向こうに、稲田姫を祀る分社があり。
須佐之男命がお渡りになるための、黒木の橋がかかっていたそうです。
神職を含め、誰も通ってはならない。
須佐之男命だけがお渡りになる橋・・見たかったな~。
そして、須佐神社・西隣にある「スサノオ館」
小さな展示館ですが、資料が充実しています。
まれびと(訪来神)・「現人神(あらびとがみ)」の血筋としての須佐之男命を解説し。
須佐之男命の神話が持つ「荒ぶる神」と「和(に)の神」、又「俗と聖」の構成に、想いを巡らせる場所です。
蘇民将来の面など、珍しく拝見しました。写禁なのよね~。
次も、なかなか珍しい場所です。
が。写真が多いので、続くっ
2013,08,16 Fri 23:50