

セミの声を聞きながら。
盆提灯の水泡が上がっていくのを見ていると。
夏も終わるな、と思います。
残暑厳しそうです、気を付けましょうね。
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夏休み・お盆入りの会場は、ほぼ満席。
横谷神楽団の皆様の“超熱演!土蜘蛛”に負けないくらい、客席もパワフルで。
県民文化センターがパッカンと割れるくらいのキャッチボールでした。
神楽の力、凄いね。


(※暗い場所で撮っているので、大きくして見てねっ)
17:00過ぎ、横谷さんのトラックと共に団員さんが明るいオーラを放ちながら会場入りされる景色。
神楽が好き、舞台が待ち遠しいという気持ちが伝わってきました。



(※大きくして見ると必ず笑って頂けます)
控室では、いつもMCが上演前にお話しする“見所”の打ち合わせをさせてもらいますが。
横谷さんの見所の一つに、化粧のお話がでてきました。
特に“神の眉毛”というお話は。
眉毛!それは私もよく分かる。
( ᵕᵕ)⁾⁾ ウンウン
眉毛は顔の額縁だから。
どんな印象になるか、決め手は眉毛!
と、思わず敏感に反応しちゃいました

・・・・は、ともかく。
これまで、化粧の役割についてお話する機会はあまりなかったのだけど。
一期一会の今日の舞台のために、時間をかけて丁寧に化粧をされるのですね。
緊張やら興奮やら渦巻く中、最善の舞台を目指して

横谷神楽団 土蜘蛛
『胡蝶が鬼の正体を現していくシーンは緊張感を味わってもらい。
土蜘蛛が最後の大きな鬼の姿となって登場する場面では、重厚感ある舞と凄みのある口上に耳を傾けてください。
又、頼光に一太刀浴びせられた土蜘蛛が、葛城山の住処に逃げ帰る途中、片足を上げてジリジリと舞う“さぐり”と呼ぶ舞の形があります。
上手く舞えた時は拍手やご声援を頂けると、後半の一層力強く舞う励みとなります。
最後に、役どころに合わせた化粧をして舞うのも、ひろしま神楽の特徴の一つです。
化粧も役作りの大切な要素となり、時代と共に化粧も変わってきました。
伝統の神楽の中に、華やかさを求める進化を感じて頂きたいと思います。』
大太鼓:石橋翔誠さん、小太鼓:山本峻也さん、
手打鐘:片地ことのさん、 笛:山本沙緒理さん。
卜部季武:三宅修平さん、坂田金時:金子優真さん、
源頼光:伊藤勇治、胡蝶:庭尾智樹さん、
土蜘蛛:松本智幸さん。
めでたく成敗されたと思われた土蜘蛛ですが。
お客さまの盛大な拍手に活力をもらい、戻って参りました。
2025,08,14 Thu 18:19
