ショッピングセンターの、見上げるような立派な七夕飾り。
短冊の願い事は、天の川に届くと叶うと言われています。
折角の七夕の雨。。。ですが
雲の上は満天の星空でしょう
織姫と彦星は、カササギに乗って天の川を渡り。
年に一度のデートを楽しんでいますね。
このドラマティックな七夕伝説を、大人なってから読んでみると、なかなか面白いものです。
『機織りの名手・織姫と、真面目な牛飼いの彦星。
結婚したのは良いが、仲睦まじく過ごすばかりで仕事をしなくなってしまいます。
とうとう天帝(てんてい・中国の天上の最高神で織姫の父)に怒りにふれ、天の川を挟んで離れ離れに~。
ところが今度は、悲しみのあまり仕事が手に付かず。
仕事に励むことを条件に、年に一度だけ会う事を許されました。』
。。。人間味のあるお話ではありますねぇ
しかしこれをきっかけに、織姫は更に美しい布(神々の衣)を織り。
彦星は熱心に牛を育て、田畑を耕し豊かな実りをもたらしたという結末。
これくらいが丁度良かったんだろうね
長く語り継がれる伝説には、現代に通ずる訓えや導きがあるようです。
ところで最近は、旧暦で定められた7月7日の七夕以外にも、新暦を採用した「伝統的七夕」が広がっています。
伝統的七夕は毎年日にちが変り、今年は8月22日(火)です。
梅雨時期よりは、空の条件が良いと思われます。
子供たちは夏休み中ですし、ぜひ初秋の夜風の中で星空を観察してみては如何でしょう。
天の川も夏の大三角形も見つけやすく盛り上がります。
デネブは白鳥座の中にありますが、中国では白鳥よりカササギに親しみがあるのかなと思います。
では続きまして
2022年7月の広島・島根交流神楽から。
宮乃木神楽団の皆様の大和葛城です。
この演目は、数えきれないくらい拝見していますが、お話を聞く度に新たな発見があり、染み入るものがあります。
土蜘蛛の精魂に角が無い事も、最近教えてもらってめちゃめちゃ納得しました(遅いよねすみません)。
土蜘蛛の精魂は、人間の業そのものなのですね。。。
第二幕 宮乃木神楽団 ~大和葛城~
源頼光:半田 徹さん、渡辺綱:中本雄己さん、
坂田金時:山本貴範さん、土蜘蛛の精魂:田村和也さん、
女郎蜘蛛:中村悠哉さん・中村直哉さん。
大太鼓:徳田虎志郎さん、小太鼓:山口 蕉さん、
手打鉦:山口莉奈さん、笛:杉藪裕也さん。
~しばし、舞台袖からは見られず~
2023,07,07 Fri 22:38