

暑さ対策の出来ることは、全部やりましょう。




穴笠神楽団の皆様の『羅生門』でした。
昨年、構成を整え直されたばかりのこの神楽を。
英語字幕対応あり!の、一部定期公演バージョンとして舞って頂きました。
場面展開が多く、繊細な技術とともに派手やかな見せ場も多い羅生門は。
裏方の皆さんも、大いなるご活躍

神田(じんだ)幸雄団長率いる『穴笠一丸』を感じました。

鬼さんお二人が、会場をドッと沸かせます。
穴笠神楽団 羅生門
《日本の古典として語り継がれるこの長編の物語を、穴笠神楽団では“羅生門”と“大江山“という二つの演目で舞っています。
見所の一つは、茨木童子の一人舞です。
普通に舞っているように見えますが、10キロ以上ある鬼着を着たままで鬼の型を舞い続けるのは優れた技術と体力を要するものです。
又、4人の奏楽者にもご注目ください。
特に、笛の中井想(こころ)さんは高校生で、大舞台の経験はまだ少ないのですが、穴笠神楽団の団員の信頼を集める奏者です。末永く応援をお願いいたします。》
大太鼓:岡山斗士也さん、小太鼓:川岡 真さん、
手打鐘:稲垣悠稀(ゆき)さん、笛:中井 想(こころ)さん。
源頼光:川岡優希さん、渡辺綱:池上龍之介さん、
善平:渡邉幸彦さん、白妙(童子の化身):林 昌志さん、
太郎将軍義門童子:川岡愛希さん、茨木童子:田中洸之郎さん。
ところで。
今回は、上演前のご紹介の中に、高校生の中井さんのご紹介があったのですが。
手打鐘をつとめられた稲垣悠稀さんは、現在中学1年生。
“私も紹介してほしかった“と言われ、神田団長は平謝りなのでした。
おふたりのやり取りが、控室を一層明るくします。
『いつの間にか神楽を始めていた』とおっしゃる稲垣さんは、神を舞った経験もあり、8年目を迎えています。
舞台上の稲垣さんはとても中学生には見えない落ち着きと、まっすぐな瞳で舞を見つめられています。
きっとこれから、何度もご紹介させて頂く機会がありますね



『団長との2ショットは初めて。』素敵な写真を撮らせてもらいました

2025,07,24 Thu 11:43
