
 賀茂川河口。潮が引いたらこの先に干潟が広がります。
賀茂川河口。潮が引いたらこの先に干潟が広がります。 青空の下 ハチの干潟
青空の下 ハチの干潟
生き物探しでいっぱい遊んできました。
水の中の生き物探しの機会は滅多にないので、張り切っちゃいましたー

 ハクセンシオマネキ。
ハクセンシオマネキ。雄が大きなハサミをフリフリ、雌にプロポーズ中。
ハチの干潟はカブトガニをはじめ、希少な生物の宝庫です。
カニ、貝の種類も多く、干潟に取り残された魚も聞いたことのない名ばかり。
“見られるとラッキー”と思っていたカブトガニもあちこちで見られ、感動しました。
たまたま今日は、環境省の自然ふれあいイベントも開催されていて。
子供たちの『おったおった!』『何これ?!』とはしゃぐ声が響いていました。
大人もこれだけ楽しいんだから、子供たちの好奇心は最高潮に満たされたでしょう


 いた!カブトガニ!
いた!カブトガニ!
 3歳から4歳と思われる幼体。
3歳から4歳と思われる幼体。手のひらに乗せると足が動いて、こちょこちょとくすぐったい。

 突起の下に小さな目があります。
突起の下に小さな目があります。
 ひっくり返すと尾を上げて防御姿勢をとります。
ひっくり返すと尾を上げて防御姿勢をとります。カブトガニは、カニじゃなくてクモの仲間。。。
以前も書きましたが、私はクモが異常に怖い

カブトガニの本物を見ると、ダメかもしれないと思っていましたが。
可愛かったです

この干潟で見られるのはカブトガニの幼体。
ここで10年かけ15回ほどの脱皮を繰り返し、やっと成体になって沖に出ていくそうです。
産卵は、夏の大潮の満潮。
丁度、今夜

星空に見守られて、命の営みが行われているのでしょう。

 前に向かって歩くカニ
前に向かって歩くカニ マルコブシガニ。
マルコブシガニ。どうして前に歩くようになったのか?

 砂茶碗(すなじゃわん)と呼ばれる、ツメタガイの卵体の一部。ゴムのゴミかと思った。。。
砂茶碗(すなじゃわん)と呼ばれる、ツメタガイの卵体の一部。ゴムのゴミかと思った。。。 近年数を減らしてるケリ。
近年数を減らしてるケリ。よほど暑いのか足を水に浸したまま動かず。
 尾に特徴があるウチワヤンマ。初見でした。
尾に特徴があるウチワヤンマ。初見でした。
ただ、ハチの干潟の先には、工場の建設の話が出ているようです。
この干潟から、もうすぐこの子たちは消えていくのかな。
何とも言えない気持ちになって帰りました。

 無くして欲しくない。
無くして欲しくない。2025,07,27 Sun 00:23
       
  

