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心を支える。
車雪道の浜田道を益田まで走ってきました車

白い息を吐きながら神楽を見ました。

写真撮れてたらいいな~。また後日アップしま~す。

今夜も、ホットな宮乃木神楽団結成15周年から!



上大蛇、各持ち場にてスタンバイ。
舞台袖からして、洗練されています。


~第四幕 山王神楽団 八岐大蛇~

宮乃木神楽団が発足したころは。

伝統の神楽の中に、活きが良い新参者の居場所はなかったといいます。

あがーなん相手にすまぁでぇ、と陰日向に囁かれる当時に。

快く衣装を貸し、地元の奉納で舞う場所を提供してくれた唯一の神楽団が山王神楽団だったそうです。

『がんばりんさい』という、普段よく聴く励ましの言葉が、どんなにありがたかったか、想像はできます。

祝いの挨拶は、宮乃木神楽団結成当時の団長であった、冨田晴生さんでした。

宮乃木神楽団の神楽は面白いでしょう?魅力がありますよね?

お客さんに問いかけながら『もし、時代を無視して、神楽が昔の姿のままであったら・・・そればっかりだったら、僕は、神楽の未来は危ういと思うんですよ。。。』

少し涙ぐまれていました。

今では年間50公演を超える人気神楽団!

心を注ぎ応援した神楽団の15年の節目は、冨田さんご自身の晴れの日でもあるようです。



上華麗に、豪華に八頭立て。勢い良く末広がり~。



上金色大蛇との決戦が待っています・・・が。



上あれ??須佐が気絶していますねっ汗



上もしもーしっ?ちゃんと起こして戦う親切な大蛇。
遊び心いっぱいに披露されましたにかっ


明日につづくっ
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
互いの伴走者。
車寒いですね・・・車

今日は浜田道も冬タイヤ規制だったし。

天候に大きく左右されるシーズンがやってきましたねあうっ

ではでは。

ダイヤ宮乃木神楽団15周年記念・祝演へと移りましょうダイヤ

この度の、祝いの舞台をつとめたのは。

師匠神楽団である、梶矢神楽団の皆さんをはじめ、全5団体。

心に深く響いたのは、パンフレットに語られるこの一文です。

「この度共演して頂く神楽団は、最愛の友であり最強のライバルです。
彼らとの結びつきは偶然ではなく、私たちが成長するために必然として手を結んできた神楽仲間だったのです。」

良き伴走者。。。神楽がもたらしてくれる誠・素晴らしい宝と思います。


~第二幕 大都神楽団 式三番(しきさんば)~

もともと式三番とは、日本の古典芸能・能に生まれ、歌舞伎や日本舞踊、郷土芸能に受け継がれ、おめでたい行事の際、祝言の舞として奉納されるものです。

私は、神楽の舞台として式三番を拝見したのは初めてでした。

芸能の原初的なものへの憧れから、大都神楽団の皆さんが、石見東部に残る台本を基に新しく取り組んだ、創作的な儀式舞であると伺い。

又『ほとんど祭典楽(神社の儀式の奏楽)」にのって展開しています。』というお話で、笛の響きに心が清められるようでした。

惠木英臣代表の喜びいっぱいのご挨拶です。

『お互い、なくてはならない相手として、地域を超え支え合ってきました。大きな親愛の情を込めて!祝いの舞をご披露いたします!!』

大都神楽団の皆さんは、来年15周年を迎えます。



上座付き。役者たちが舞台へ揃います。



上翁の祝言の舞。



上三番叟、鈴之段で結ばれます。


~第3幕 琴庄神楽団  天の岩戸~

『島根県の旭町で生まれた、神楽が好きで好きでたまらない二人の少年がいました・・。』

崎内俊宏団長が、管沢良典・秀巳兄弟の実人生を、ページをめくるように辿っていきます。

そして人として惹かれ合い、そのドラマチックな歩みに合流できた喜びを、お祝いと感謝の言葉とされました。

琴庄の皆さんが、忙しさの中、約5年の歳月を費やして初披露となった天の岩戸。

『いろんな台本を見せてもらって、勉強させてもらい、その口上に忠実な舞を作りました。』

神話に語り継がれる、魅力的な神々たちの得意が活き活きと描かれます。



上天も地も闇となり、様々な禍が起こります。
神々の緊急会議が、天安河原で開かれます。




上宇津女命は、岩戸の前に桶を伏せて踏み鳴らし、神憑りして・・・



上世の中に光と平和が戻ります。
岩戸開きに、宮乃木神楽団の輝かしい繁栄を願って。


続く。
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時は流れて。
ダイヤ第1回目の顔合わせは、十五夜の夜でしたダイヤ

「宮乃木神楽団15周年」記念大会。

管沢良典顧問、管沢秀巳団長、新幹部の面々、そして月一のスタッフ。

まだ、ほとんど何も決まっていない打ち合わせは、休憩なしの3時間、皆、強い思いがあります。



打ち合わせを終えると、急に現実味を帯びて。

帰り道には、新幹部の皆さんと、まんまるい大きな月を眺めました。

『ウサギはどこで餅ついとるんかね~。』と談笑しながら、それぞれ胸の内には、当日までの自分のやるべきことを整理されていたと思います。



上朝早くからのご来場、ありがとうございました!



上もうすぐ開場の時間ですよ~。

ダイヤさて、12月8日(日)ダイヤ

「宮乃木神楽団結成15周年 新たなる挑戦」が幕を開けました。

ロビーには『おめでとうございます!』の言葉と共に、花やご祝儀が次々と届けられ賑わいました。

そして開演。

初めに、管沢秀巳団長からの15年の歩みと感謝の挨拶。

島根県旭町・神楽の里に生まれ、小さい頃から神楽が大好きだったこと。

中川戸神楽団員だった経験から、宮乃木神楽団が誕生したこと。

地元・野原の地域の方々の理解を得て、自ら重機で山を削ることからスタートしたこと。

何もない時代に、心の支えとなってくれた神楽団、神楽人への感謝。

『今日は、泣きません。』と、笑顔で綴られる様子は誇り高く。

節目に想う15年間は、感慨無量、語り尽くせるはずもありません。



上管沢団長、一言、一言、噛みしめて。
このあと、地元・野原地区の方々から大きな花束が贈られました。
野原の皆さんの15年でもありますね。



~第一幕 梶矢神楽団・宮乃木神楽団 合同 神迎え~

宮乃木神楽団結成以来、師匠と仰ぐ梶矢神楽団の皆さんと共に、この15年の舞を清め、ご来場頂いた皆様に幸多かれと舞い納めます。



上奏楽は梶矢神楽団の皆さんが。舞手は、新幹部の皆さんがつとめられました。まばゆいばかり。下




続くよ~四葉
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ついつい、うんうん。


上第4幕は恵比寿さん、子供たちお待たせ~音符


うさぎ恵比寿舞が始まるとうさぎ

ステージ前は小魚役の子供たちが団子になって。

スーパーの袋を手にピョンピョン、みんなやる気満々です!

とかなんとか、前方に気を取られていたら。

ドゴッと後頭部に何かぶつかり。

Σヽ(゚ε゚ゞ) ブッ!!

振り返ると、餅が2袋落ちていました。紅白2つ入りです。

缶コーヒー、飲んでたんですよね。

歯が折れるわっщ(゚皿゚щ)

会場には川北・大塚神楽団の団員さんが、各々かごを持ち会場いっぱいに広がって、福をまいておられました。

ちょうど、私の後ろには大塚神楽団の小田頼信団長。

いや、まさか。

~第五幕 大塚神楽団 羅生門~

大朝の競演以来だったので、リラックスして楽しみました。

竹田淳一さんの酒呑童子の化身はすごいね!と、隣の方々と盛り上がり。

更にこの夜は、竹田さんが(土蜘蛛で)笛を吹かれる姿を初めて拝見しました。



上徐々に高まる興奮。



上わお!お見事!



上今日も2回目で無事くっついて、大暴れです。



上The 羅生門!


~第六幕 川北神楽団 大江山~

表も、裏も人数が必要な大江山。

各地の奉納ではリクエストが多く、今年はなんとかやりくりしての上演だったそうです。

独特の味わいに、興味津々で拝見しました。



ところで、酒呑童子・向かって右の熊鷹童子は上

頼光たちと酒呑童子の問答に、ひとつひとつ、うんうん頷いて何か・・・何か、剛力さんみたい!と思ったら、剛力さん大倉幸人団長でした。

大江山では頼光、紅葉姫と舞ってこられて。

これからも、ますますのご活躍です四葉



上うんうん。うんうん。



上何とも愉快で豪快、人間味?を感じます。



上様子を伺う酒呑童子、とても印象的な場面。



上日本史上、最大最強の鬼ですから~。

川北神楽団の皆さんは、来年1月の月いちに安達が原で出演されます。
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
太刀納めならではの。
ダイヤ日曜日はダイヤ

「宮乃木神楽団 結成15周年・新たなる挑戦」朝早くから、沢山のお客様にご来場頂きました。

寒い中をありがとうございました。

まだ余韻の中かな・・・写真の整理をしています。

私はほとんど神楽を観ることはできませんでしたが。。。

そりゃそーだ  ( ̄▽ ̄)ゞ

撮れているもの?を、改めてアップします。


ダイヤさて、太刀納めシーズン真っ只中ですねダイヤ

今日は、有名な剛力さんからご案内を頂いた、川北神楽団太刀納め(神楽交歓会)です!

早めに到着して、神楽が始まる前の、あのウキウキ感を味わいました。

周りを見渡すと、いつもの神楽ファンの方々に混じって、どこかでお逢いした事があるな~というお顔が。。。。

ホテルニューヒロデンのディナーショーで『川北の大ファンになったんです』というお嬢様方。

神楽の里に、実際に足を運んでくれる姿、心の中で拍手しましたにぱっ


~第一幕 川北神楽団 神迎え(四神)~

6月の加計神楽で見逃した四神を、やっと拝見しました。

安芸太田町の無形文化財に指定され「年に一度は舞う」ということが条件だそうです。

粛々と進められる清らかな舞は、祈りを。

終盤の躍動的な舞は、熱き血潮、漲る生命力と感じます。



上地元では、この四神を見ながら育ってきた方が、沢山いらっしゃるのでしょう!


~第2幕 大塚神楽団 土蜘蛛~

川北神楽団の太刀納めは、毎年様々な神楽団、社中が招かれます。

今年も団員皆さんの話し合いの中で、大塚神楽団の皆さんを初めてお迎えすることになりました。



上川北神楽団・大倉幸人団長(右)のご紹介で、大塚神楽団・小田頼信団長のご挨拶。
『寒いところから、寒い所へやって参りました~雪




上第22回・神楽交換会に相応しく、新舞の華やかさに会場が湧きます。


~第3幕 川北神楽団 塵倫~

『仲哀天皇、大倉幸人。』という、配役のアナウンスに、会場がざわっとしました。

『はじめは高麻呂を舞おうと思うとったんじゃがっ。よお考えりゃ~、高麻呂は鬼が出てくる幕切りの場面で長ごう舞わにゃ~いけんけぇ、仲哀さんを舞ったんよ。』

『あのねぇ!みんなわしのことを剛力だと思うとるがっ。格好がええのも舞えるんよ。わしの本当の姿は、これなんよ!・・・って言っといて。』

・・・はい、みんなに言っときますグー



上郷田忠孝さんは、お孫ちゃん・爽(あきら)ちゃんとの共演です。



上息ぴったり音符



上貫録と気高さを共に、仲哀天皇を舞われます。
周りの方から伺っていた通りの勇志を拝見しました!




上神聖な雰囲気です。



上ここですね。じりじりと腰低く、緊張感のある場面。



上黒雲に乗って・・・・

長くなるから、続くよ~。
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