清々しかったですね!
第86回選抜高校野球大会の開会式。
新庄高校・中林航輝主将の選手宣誓を、感心しながら聞きました。
32校の中から抽選で宣誓を引き当てる程、強運の持ち主で。
立派に大役を果たし、地元関係者の皆さんは心躍る想いでしょう。
若さと素直さがいっぱい詰まっていて。
しかも、良い声だったな~
今年、節目の5回を迎えました
「三谷神楽団presents弥生の神楽交流会」
筒賀に春を呼ぶ、恒例イベントです。
“普段暮らしている地域へ、私たち神楽団が出来ることは何か?”
“自分たちができることで、地域に貢献しよう!”
という想いを胸に、2010年に始まりました。
日曜日の昼間に開催することにも意味があります。
『秋の夜神楽奉納は、お年寄りは足元が不安で来られん人も多いんよ。
日曜の昼間なら誰でも動きやすかろう。』
地域の先輩方にも、神楽を見てもらい益々元気になって欲しいという、木下弘文団長のお話でした。
5回目の感謝を福に変えて撒きます。
左から。津浪神楽団:野田和則さん、三谷神楽団:木下弘文さん、中川戸神楽団:能海 剛さん
又、このイベントの特徴は
地元の皆さんの大きな協力を頂いて開催されることです。
準備から体育館の掃除まで、最後の最期まで!
当日は、幕間の舞台掃除などをはじめとして、三谷神楽団の皆さんが神楽に集中できるように、雑用を一気に引き受けておられます。
幕裏では、筒賀で生まれ育った仲間たちが、少年のようにじゃれ合いながら、その明るさで舞台へ送り出してくれる姿が見られます
~第一幕 三谷神楽団 四方祓~
儀式舞には様々な神楽の要素が一通り組み込まれているものも多いので。
新人さんは、入団するとすぐに儀式舞を習うというお話をよく耳にしますが。
三谷神楽団の場合。
神楽演目の中でも重厚と言われる舞(例え鍾馗やスサ)を舞える実力を認められて初めてこの四方祓を習い、舞うのだそうです。
神:園田 哲也副団長。
ベテラン、団長クラスが神をつとめる四方祓。
しばらく続きますよ~。
第86回選抜高校野球大会の開会式。
新庄高校・中林航輝主将の選手宣誓を、感心しながら聞きました。
32校の中から抽選で宣誓を引き当てる程、強運の持ち主で。
立派に大役を果たし、地元関係者の皆さんは心躍る想いでしょう。
若さと素直さがいっぱい詰まっていて。
しかも、良い声だったな~
今年、節目の5回を迎えました
「三谷神楽団presents弥生の神楽交流会」
筒賀に春を呼ぶ、恒例イベントです。
“普段暮らしている地域へ、私たち神楽団が出来ることは何か?”
“自分たちができることで、地域に貢献しよう!”
という想いを胸に、2010年に始まりました。
日曜日の昼間に開催することにも意味があります。
『秋の夜神楽奉納は、お年寄りは足元が不安で来られん人も多いんよ。
日曜の昼間なら誰でも動きやすかろう。』
地域の先輩方にも、神楽を見てもらい益々元気になって欲しいという、木下弘文団長のお話でした。
5回目の感謝を福に変えて撒きます。
左から。津浪神楽団:野田和則さん、三谷神楽団:木下弘文さん、中川戸神楽団:能海 剛さん
又、このイベントの特徴は
地元の皆さんの大きな協力を頂いて開催されることです。
準備から体育館の掃除まで、最後の最期まで!
当日は、幕間の舞台掃除などをはじめとして、三谷神楽団の皆さんが神楽に集中できるように、雑用を一気に引き受けておられます。
幕裏では、筒賀で生まれ育った仲間たちが、少年のようにじゃれ合いながら、その明るさで舞台へ送り出してくれる姿が見られます
~第一幕 三谷神楽団 四方祓~
儀式舞には様々な神楽の要素が一通り組み込まれているものも多いので。
新人さんは、入団するとすぐに儀式舞を習うというお話をよく耳にしますが。
三谷神楽団の場合。
神楽演目の中でも重厚と言われる舞(例え鍾馗やスサ)を舞える実力を認められて初めてこの四方祓を習い、舞うのだそうです。
神:園田 哲也副団長。
ベテラン、団長クラスが神をつとめる四方祓。
しばらく続きますよ~。
2014,03,21 Fri 23:25
3度目の・・・柴の戸、出発前。
『わかっとる?』『わかっとる。』
恒例の幕間のお話は、大倉幸人団長
仲哀天皇を舞い終えたばかりで、滝のような汗を拭き拭き。
大倉さんが舞台にあがると、お客さんは自然に笑顔になります。
不思議な魅力、すごい力ですね。
さて、はじめに安芸太田町・加計の、春の様子を伺ったのですが。
『はぁ?まだ全然きとらんよ。』
ということなので、ここはひとつ!
川北方言クイズを出題することに~。
第1問
「かいかいごうり」とはどういう意味でしょう。
使用例 『喧嘩せんように、かいかいごーりでやれぇやぁ』
第2問
「てんがまんが」とは?
使用例 『あなたぁ、どれくらい温泉に行ってぇ?』『てんがまんがよね。』
お客さん、さっぱり分からなくて、困り果てて反応薄かったわ~
川北言葉、難しすぎたかもです
答えは最後だよ。
~第2幕 恵比寿~
およそ30年前に、雄鹿原上組神楽団より師事。
当時、日本酒2本で快く引き受けてもらってねぇと、懐かしく振り返っておられました。
福々しい、にっこり笑顔。
子供たちへ特別プレゼントもありました。
~第3幕 安達が原~
とにかくお客さんからリクエストが多かったそうです。
“舞台も客席も、ホテルスタッフも全員笑っている”そんな安達が原でした
ジョンの話。
DVDの話。
病院の話。
薬の話。
会場を大きく巻き込んで、それはそれは賑やかでした。
※かいかいごうり→交代に。てんがまんが→時々。
但し、ニュアンス的にもっと広い意味で使われる方もあるそうです。
2014,03,20 Thu 16:03
アスファルトに一輪だけ。健気。
15回を祝っての開催でした!
ホテルニューヒロデンの神楽ディナーショー。
安芸太田町の津浪神楽団、三谷神楽団、川北神楽団の3社によるリレーは。
春と夏の終わり、年2回の開催です。
当初は、旧舞でディナーショーに向いている演目は限られているようにも思えたのですが。
神楽団の個性と、人の個性の違いはいつも明るく、魅力的で。
又、時の流れの中にその時々に合った神楽の観方があると感じています。
お客さんは、お馴染みの方々と、毎回初めての方がいらっしゃいます。
日々色んなことがあって、日常に追われていても。
お洒落をして、美味しいお酒と食事を頂きながら、大好きな神楽を楽しむ。
こんな格別な一日が待っています。
次は夏!三谷神楽団の皆さんです。
恵比寿さんからの福は、加計・川北地区の澄んだ空気と水でできた紅白餅。
その一つひとつに、郷田忠孝さん手作りのおみくじが入っていました。
さて、この度の川北神楽団の皆さん
ちょうど節目の開催にあたられ、いつもの2演目に加えて恵比寿を披露されました。
今回は、大倉幸人団長もフル回転で。
『今日はわしが主役じゃけぇね!』という宣言通り、仲哀天皇と剛力、幕間挨拶と、汗を拭く間もなく大活躍でした~
~第一幕 塵輪~
塵輪を舞う佐々木一紀(かずき)さん。
『高校3年の時に、突然舞えと言われて・・しばらくプレッシャーに苦しみました。』とお話されました。
『今は発展途上、まだまだこれからですが、旧舞の花形と言われる塵輪を任せてもらえることに感謝して、自分の形をつくっていきたいです。』と控えめに続けられました。
鬢髪(びんぱつ、面の横の髪。川北の皆さんはびんがみと呼ばれるそうです。)を持ちあげながら、じわーりじわーりと舞う塵輪、心に迫ってきますね・・・。
優雅に力強く、そして、どう大きく魅せるか、なのだそうです。
天皇の射た矢が塵輪に命中。雲の彼方へ落ちていき、敵の兵は衰退していきました。。。。
ところで
郷田 亮さんの娘さん、爽ちゃん(あきらちゃん・もうすぐ3年)も立派に手打鉦をつとめました。
まっすぐに舞手をみつめ、確かなリズムを奏でる姿。
はじめは、皆の前に出ることが恥ずかしかったそうですが。
『神楽をするの、面白いよ~』と、にこにこ教えてくれました。
爽ちゃんには2つ夢があって。
ひとつは、笛を上手に吹ける人になること。
もうひとつは、パパみたいにカッコいい人になること。
『塵輪をやっつけるところが一番かっこいい。』
お父さんを目標に、川北の皆さんに見守られながら、すくすく大きくなってね
集中しています。物語の中にすっかり入っている表情です。
続くよ~。
2014,03,19 Wed 22:08
今週末は
集まれ!月いち しまねの日がやってきます。
出雲・江津・浜田・益田と、島根東西を結び、出雲神楽と、それぞれ社によって趣の異なる石見神楽をお楽しみ頂きます。
広島・島根交流神楽。
広島・島根お互いの神楽文化に敬意をもって開催し。
島根からも、沢山の神楽社中、保存会の皆さんに出演を頂きましたが。
“しまねの日”開催まで8年かかりました。。。。
月いちの舞のひとつの集大成と思います。
とはいえ、派手なことは特にしません。
各社の皆さんの想いを、お客さんのひとつのきっかけにして頂くためゆっくりと舞をご覧ください。
都治社中の“日本海と共に暮らす恵比須さん”と、二神二鬼の塵輪。
西村社中の「小さいころおじいちゃんの膝の上でみたなぁ」という、奉納・境内の雰囲気の黒塚。
深野神楽保存会の、木彫りの面、独特の舞・囃子、口上。(結局全部だわ・・)
又、この度は、神楽ファン、或いは神楽人たちからの多くの声をもらい、益田市の久城社中の皆様をお迎えします。
皆様お誘いあわせの上、ぜひ、ぜひ!お越しください
~集まれ 月いち しまねの日~
3月23日(日)11:00開場 12:00開演 千代田開発センター
国譲 深野神楽保存会 (雲南市)
恵比須・塵輪 都治神楽社中 (江津市)
黒塚 西村神楽社中 (浜田市)
大江山 石見神楽保存会久城社中 (益田市)
共通前売券1,200円 当日券 1,500円
小・中高生500円・小学生未満は無料
問:北広島町観光協会 0826-72-6908
※ゆきなりKAGURA写真館で、出演4社の写真が掲載されています。見てねっ
http://blog.goo.ne.jp/sillabub-nyanya
西村神楽社中・黒塚(西村八幡さんの奉納から)
なんていうか・・・石見ですよ。
不気味でしょ?
皆様、取り食らわれないよう気を付けてくださいまし~
集まれ!月いち しまねの日がやってきます。
出雲・江津・浜田・益田と、島根東西を結び、出雲神楽と、それぞれ社によって趣の異なる石見神楽をお楽しみ頂きます。
広島・島根交流神楽。
広島・島根お互いの神楽文化に敬意をもって開催し。
島根からも、沢山の神楽社中、保存会の皆さんに出演を頂きましたが。
“しまねの日”開催まで8年かかりました。。。。
月いちの舞のひとつの集大成と思います。
とはいえ、派手なことは特にしません。
各社の皆さんの想いを、お客さんのひとつのきっかけにして頂くためゆっくりと舞をご覧ください。
都治社中の“日本海と共に暮らす恵比須さん”と、二神二鬼の塵輪。
西村社中の「小さいころおじいちゃんの膝の上でみたなぁ」という、奉納・境内の雰囲気の黒塚。
深野神楽保存会の、木彫りの面、独特の舞・囃子、口上。(結局全部だわ・・)
又、この度は、神楽ファン、或いは神楽人たちからの多くの声をもらい、益田市の久城社中の皆様をお迎えします。
皆様お誘いあわせの上、ぜひ、ぜひ!お越しください
~集まれ 月いち しまねの日~
3月23日(日)11:00開場 12:00開演 千代田開発センター
国譲 深野神楽保存会 (雲南市)
恵比須・塵輪 都治神楽社中 (江津市)
黒塚 西村神楽社中 (浜田市)
大江山 石見神楽保存会久城社中 (益田市)
共通前売券1,200円 当日券 1,500円
小・中高生500円・小学生未満は無料
問:北広島町観光協会 0826-72-6908
※ゆきなりKAGURA写真館で、出演4社の写真が掲載されています。見てねっ
http://blog.goo.ne.jp/sillabub-nyanya
西村神楽社中・黒塚(西村八幡さんの奉納から)
なんていうか・・・石見ですよ。
不気味でしょ?
皆様、取り食らわれないよう気を付けてくださいまし~
2014,03,18 Tue 22:25
末広がりの8回大会、とりでございま~す
“合同大江山”配役表です。よく混ざっていますね~。
姫のお供役、下田敏則さん(あさひが丘)と。
紅葉姫の石川昌士さん(鈴張)。
大江山の最初の場面を熱演されました。
~第八幕 大江山 鈴張神楽団 あさひが丘神楽団~
普段から、両神楽団の若手団員の皆さんが活発に交流されていたことから。
およそ1年半前に、合同神楽の話が持ち上がったそうです。
演目選定、決起集会、配役決め、月数回の合同稽古により、合同大江山80分の大作に仕上がりました。
太刀納め等での披露を経て、この日、当初の目的であった安佐北神楽発表会での上演が叶いました。
安佐北神楽発表会では、初の試みです。
皆が稽古に集うこと自体、なかなか難しい時もあり。
又、1年半という長きに渡って気持ちの張力を保つということも経験のひとつだったそうです。
「両神楽団の団結と練習成果を観て頂きたい!」
最後まで満席のお客さんと、上演後の割れんばかりの長い拍手は、心に余韻を残し自信となって。
これからも団員の皆さんを奮い立たせてくれるのではないかと思います。
姫の恐怖を描くような赤。
大江山への道なき道を拓く坂田金時(鈴張:竹迫正棋さん)
紅葉姫を演じた石川さんは、あさひが丘の団員さんからの推薦でこの度はじめて姫を舞いました。
『役の幅が広がる良い機会をもらいました!』と笑顔でした。
楽の皆さんも“混”。
鈴張から大太鼓・橋原慎也さん、小太鼓・吉田和哉さん。
あさひが丘から手打鉦・安倍 優太さん、笛・山下明日加さん
舞台いっぱいに広がる鬼の住処で、大江山のひとつの見どころが繰り広げられます。
ここだけでも10役、舞台に揃っています。
酒呑童子(鈴張・角田浩一さん)との最終決戦。
ホント、最後まで力漲る合戦でした!
上演後に気持ちを伺ってみると~
『合同大江山は、今日で一旦仕舞いですが・・・この経験で、一人ひとりの可能性や神楽団の在り方、考え方が広がりました。』鈴張神楽団の橋原慎也さんのお話です。
続いて、白衣で一息つく、あさひが丘神楽団の小田 徹也(源頼光)さんに。
胸がいっぱいですか?と聞いたところ。
『疲労感でいっぱいです』
『今日まで、2社がひとつの目的に向かい、力を合わせて目的を達成しました。明日からは自分たちの神楽団で、個々の鍛錬に励みます。』
ホッと一息。良い時間です。
右から:あさひが丘神楽団 川端 周次さん(虎熊童子)
あさひが丘神楽団 小田 徹也さん(源頼光)
宮乃木神楽団 田村 和也さん
鈴張神楽団・夏本秀典団長(えぐざいる ※大江山とは関係ありません)
この度、両神楽団の団長さんは“若い団員さんの自主性を育てたい”と、陰ながら見守っておられました
“合同大江山”配役表です。よく混ざっていますね~。
姫のお供役、下田敏則さん(あさひが丘)と。
紅葉姫の石川昌士さん(鈴張)。
大江山の最初の場面を熱演されました。
~第八幕 大江山 鈴張神楽団 あさひが丘神楽団~
普段から、両神楽団の若手団員の皆さんが活発に交流されていたことから。
およそ1年半前に、合同神楽の話が持ち上がったそうです。
演目選定、決起集会、配役決め、月数回の合同稽古により、合同大江山80分の大作に仕上がりました。
太刀納め等での披露を経て、この日、当初の目的であった安佐北神楽発表会での上演が叶いました。
安佐北神楽発表会では、初の試みです。
皆が稽古に集うこと自体、なかなか難しい時もあり。
又、1年半という長きに渡って気持ちの張力を保つということも経験のひとつだったそうです。
「両神楽団の団結と練習成果を観て頂きたい!」
最後まで満席のお客さんと、上演後の割れんばかりの長い拍手は、心に余韻を残し自信となって。
これからも団員の皆さんを奮い立たせてくれるのではないかと思います。
姫の恐怖を描くような赤。
大江山への道なき道を拓く坂田金時(鈴張:竹迫正棋さん)
紅葉姫を演じた石川さんは、あさひが丘の団員さんからの推薦でこの度はじめて姫を舞いました。
『役の幅が広がる良い機会をもらいました!』と笑顔でした。
楽の皆さんも“混”。
鈴張から大太鼓・橋原慎也さん、小太鼓・吉田和哉さん。
あさひが丘から手打鉦・安倍 優太さん、笛・山下明日加さん
舞台いっぱいに広がる鬼の住処で、大江山のひとつの見どころが繰り広げられます。
ここだけでも10役、舞台に揃っています。
酒呑童子(鈴張・角田浩一さん)との最終決戦。
ホント、最後まで力漲る合戦でした!
上演後に気持ちを伺ってみると~
『合同大江山は、今日で一旦仕舞いですが・・・この経験で、一人ひとりの可能性や神楽団の在り方、考え方が広がりました。』鈴張神楽団の橋原慎也さんのお話です。
続いて、白衣で一息つく、あさひが丘神楽団の小田 徹也(源頼光)さんに。
胸がいっぱいですか?と聞いたところ。
『疲労感でいっぱいです』
『今日まで、2社がひとつの目的に向かい、力を合わせて目的を達成しました。明日からは自分たちの神楽団で、個々の鍛錬に励みます。』
ホッと一息。良い時間です。
右から:あさひが丘神楽団 川端 周次さん(虎熊童子)
あさひが丘神楽団 小田 徹也さん(源頼光)
宮乃木神楽団 田村 和也さん
鈴張神楽団・夏本秀典団長(えぐざいる ※大江山とは関係ありません)
この度、両神楽団の団長さんは“若い団員さんの自主性を育てたい”と、陰ながら見守っておられました
2014,03,17 Mon 23:24