塵倫、帯中津彦命:渡 勇さん、高麻呂:園田哲也さん。
お二人は同級生で、今年は二人合わせて100歳コンビ!
三谷神楽団の渡 勇さんと
ご一緒する際の合言葉は。
『今日も足袋から火が出るほど舞うけぇね d( ̄∀ ̄)』です。
しかし残念ながら、今まで一度も火が出た足袋を見たことがないのです。
先日も矢旗で大神を舞われた渡さんに。
火は出ましたか?と聞いてみたのですが。
『出た出た。足袋が焦げたけぇね、さっき履き替えたんよ~。』とのことでした。
あ~・・・また見逃したかぁ~惜しいなぁ~
~第六幕 中川戸神楽団 板蓋宮~
一番新しいオリジナル演目“茨木”に続いて。
「スーパー神楽中川戸」の幕開けとなった「板蓋宮」。
転換時間に、見慣れない装置が舞台前に設置されると、期待で会場がざわめきます。
早春で拝見したばかりの板蓋宮でしたが、この日にはこの日の雰囲気がありますよね。
終わってからの松田大地さんのお話は。
『今日はお客さんの顔が見えて、柔らかな一体感の中で舞わせてもらいました。仕掛けも上手くいったし。これで明日からの仕事が気持ち良く頑張れます!』
祝いの会に華を添える役割を無事果たされて、明るい笑顔でした。
妖しく、幻想的!拍手喝采です。
配線のこととか色々・・・中川戸・三谷両団で、協力し合ってこの日だけの特別な舞台作り。
~最終演目 三谷神楽団 塵倫~
現在、塵倫を舞うのは、森脇真悟さんです。
現団員さんで、歴代の塵倫は・・・木下良三さん、中川康弘さん、梶原信吾さんと木下秀雄さん(同時期)そして、森脇さんへと継承されています。
『旧舞の塵倫は花形、それを舞わせてもらうのはありがたい事。塵倫とはどんな舞かと向き合っていきます。』森脇さんのお話です。
目標とする先輩が、傍らで見守っています。
今更なのですが・・・矢旗・鍾馗・塵倫の鬼幕って違うんですね。
幕切りの場面とても好きなのに、本当に今更だわ~。
上演前には「いつもの塵倫を、いつものように舞いますよ!」とおっしゃっていました。
5回記念の会を結ぶ、塵倫です。
全ての上演が終わり、緊張感が解けていく時間。
中川康弘さんと、森脇真悟さん。時と場所を同じく集うのも、ミラクルと思います。
ところで
筒賀の大銀杏。
そろそろ休眠から目覚めて、芽吹く頃ですね
この大木の枝の先まで新しい葉が茂るなんて、膨大なエネルギーです。
土と水と、光合成で蓄えた養分で・・・というと神秘的でなくなりますが・・・
銀杏も人もやはり、太陽・天照大御神を命の源とするんですね
静か。鳥たちの声ばかり。
もう目を覚ましてるのでしょう!
昨年の秋。紅葉から落葉は、一枚一枚の葉が役目を全うした証なのだそうです。
2014,03,24 Mon 21:09