八つ花は、もともと神迎えの一部分の舞だったそうです。
加計神楽のとりをとられたのは
筒賀の坂原神楽団の皆さんでした。
石見神楽と十二神祇を継承されることから、地域の枠を超えてお呼びがかかったそうです。
そして、その期待に応えるため、この大会に合わせて、10年ぶりの「八つ花」復活上演となりました。
鎧で舞うイメージを持っていましたが、坂原の皆さんは、白衣に大歳神社の法被。
古くは鎧で舞われており、戦時中に没収されたものの、ひとつだけ残されていたようです。
植木 一利団長は『どんな思いで、どこへ隠しとったんかな~』と、感慨深い様子でした。
坂原神楽団 ~八つ花~
奏楽と、舞手が声を合わせる神楽歌は。
四季それぞれの特徴を描写するように、滔々と奏でられ。
四季がもたらす恵みや、季節独特の色と香りまでが胸に蘇るようです。
神楽歌は日本の歌なのだと、実感します。
又、印象的なのは、古来より、日本の宝とされる剣のいわれを物語る場面。
十束や叢雲、草薙などがお馴染みの武勇伝と共に語られます。
これからも長く長く語り継がれていくと、良いですね。。。。
離れたり合ったり、跳び、はね、廻るアクロバティックなこの舞を、上方から見ると。
八つの花弁が、開いたり閉じたりするように見えることから「八つ花」と伝えられる。
息を合わせて。
お客さんから盛大な拍手です!
2013,06,12 Wed 21:28