江戸中期より伝わる面。有形文化財に指定されています。
私、日脚(ひなし)保育園でした
なので当然「ひなし」と読めます
この度月いちの舞に初めてお迎えした日脚神代神楽社中の皆さん。
私の地元・西村神楽社中は、日脚時代神楽社中より黒塚を師事されています。
小さいころから見て育った西村の黒塚の中に、日脚の皆さんの芸が生きているということですね。。。
翻弄。姫と鬼:上野 浩司さん。
剛力:久保田利幸さん、松岡慎吾さん。
和やかさの中の、優美さ。
~第三幕 黒塚 日脚神代神楽社中~
栃木県の那須岳。この山裾が那須野が原で、硫黄の匂い立ち込める岩山が連なり、その中央に「殺生石の碑」があります。
この殺生石が、金毛九尾の狐の物語を伝えています。
黒塚は、昔々、神楽の物語を作った人が、安達ヶ原のお話と、那須野が原のお話の面白い所を組み合わせて仕上げたものと思われます。
(筆:石井誠治さん、一部抜粋)
4人で、スピード感いっぱいのフォーメーションを展開します。
法印さん:養庵敏弘さん。
狐の衣裳も、雰囲気ありますね!
初登場のご挨拶を頂いたのは
養庵敏弘代表です。
面や物語の見どころと共に『あたたかい石見弁を楽しんでください。』とお話されました。
石見のおまつりには欠かせない黒塚。
夜明かしでは2時から3時頃、眠気がピークに達する頃舞われると言います。
黒塚は日脚社中の十八番ですか?と伺ったところ・・
『“16.5から17番”くらいかな~?』という謙虚なお返事でした
舞台のやり取りは毎回違って、奏楽の皆さんも楽しいでしょうね。
大太鼓:肥後友幸さん、小太鼓:佐々木義之さん、
手打鉦:山下 賢さん、笛:新井三郎さん。
で~た~。この登場の仕方が黒塚だわ~。
悪狐:上野正彦さん。
怖すぎて舞台をまともに観ることができない姉妹。
・・・狐が後ろまで来なくて良かったね
狐版、えんがちょ。
つ・か・ま・え・た
しかし最後を締めくくるのは、勇壮な二人。
三浦之介:山下勝史さん(右)、上総之介:肥後利信さん。
次回、最終演目
2015,04,20 Mon 13:30