県民文化センター前で繰り広げられる、スサさんと大蛇の熱戦。
この隣では、モフモフ悪狐も暴れております。
今週の広島神楽定期公演は
郷之崎神楽団の皆さんでした。
この日は、神奈川県から団体のお客様の予定があり。
たまたま演目も、「三浦」と「塵倫」ということで。
相模の国や、鶴岡八幡宮について関連付ける解説文が用意されました。
神楽は、日本全国を旅するような文化ですから。
全国大抵どこから来られても、身近に感じて頂けるのではないでしょうか。
玉藻前:栗栖 太さん(58歳)
この定期公演の舞子では、最高年齢でしょう?凄いでしょう?!と団員皆さんが誇らしげでした
~第一幕 三浦~
更にこの日は、外国からの団体のお客様も多く。
今日の口上は英語でお願いしますと控室でお話したところ。
『よっしゃ了解・・・ディスイズアペン!』
『ディス・イズ・ア・ペンッ!』 と繰り返し練習されていましたが。
ついに三浦の中で“This is a pen”は登場しませんでした
地方の重鎮であった、三浦之介と上総之介。
その二人が力を合わせて戦わなければならないほど、手強い悪狐です。
さて、「山伏」「三浦」の「三浦」。
ざっくり、悪狐伝や黒塚の後半と言えるでしょうか。
郷之崎神楽団は、三浦は、まつりや賑わいには欠かせない演目として、お披露目する機会が多いとのことですが。。
山伏は保持されていないそうです。
台本もないとおっしゃることから。
人から人へ伝わる神楽、伝わり方は、本当に、神楽団それぞれなんだなと思いました。
弓の名人という伝説には、那須与一の存在が見え隠れ。
三浦之介:宇川 友勝さん、上総之介:栗栖 宏幸さん。
喜び祝う神ふたり。勇ましさも増していきます。
郷之崎を感じる、特徴的な舞い方ですね~。
続きます。
2014,11,15 Sat 21:08