



この度の特別拝観が素晴らしいきっかけとなりました。
早朝に広島を出て、浜田から9号線ドライブ。
潮風は心地よく、海はもう春色を帯びています。
よしっ出発しよう

と思ったとたん、噂に聞くドライブステーション舞乃市が見えました!




『ここの大都神楽団はね、先週も広島の大きな会場で舞われたんですよ

と、従業員のお姉さんがお話してくれました。


さつまいもソフトも美味しかったな。
でもちょっと、ゆっくりしすぎちゃった・・・先を急ぎましょ。


ブドウ栽培のビニールハウスが続きます。
一の鳥居・宇迦橋(うかのはし)の大鳥居が見えてきました。
高さは、出雲大社本殿より1メートル低い23メートル。
中央の額は、畳6畳敷きの大きさだそうです。




出雲の神有月に八百万の神々がお泊りになる宿舎です。
出雲大社より西の神様は西十九社へ。東の神様は東十九社へ。
神々の会議は昼間、別の摂社で開かれ、夜にお帰りになります。




境内のテントにて、ご本殿大屋根拝観に申し込みます。
ちょうど出発するグループがあり、タイミングよく進むことができました。
ここからは撮影禁止です。
3階まで階段を昇ると、大屋根の横、正面を間近に見ることができます。
ご本殿をこんな側に感じられて。
真新しい檜皮の香りが体を包み満たしてくれます。
大屋根の美しい曲線は溜息が出るほどで。
この先60年、大神様をお守りする使命を持つのだと思うと感慨深い。
前を歩いていたおじさん、笑ってるような泣いてるような・・・
神奈川からひとりで来たそうだ。
『千木・勝男木(屋根に設けられる部材)の荘厳さに震えますね。』と。
それぞれの心にいろんな想いを持って帰った日。
何より、60年後の世界が平和でありますようにと手を合わせました



20円でエサを買うと、ハトに大人気





なぜ逆注連縄でこの大きさなのか、神話の中にヒントが隠されているとも言われています。


「大注連縄にお賽銭を投げ入れると良縁に恵まれる」と聞きますが、
出雲大社では全くの俗説とされています。
又、他の参拝者に迷惑がかかることでもないので、特に禁止もされないそうです。
一生懸命に良縁を願う姿。
神様は微笑ましくご覧になってると思いますが・・・





あーおなかすいた

ということで続く。

2012,03,02 Fri 17:33
