神楽三昧明けの月曜日
如何お過ごしでしょうか。
太陽がやたら眩しくないですか?
では!
今週末のご案内をひとつ
12月12日(土)、「石見神楽シンポジウム」が開かれます。
会場は、浜田市の島根県立交流センターで。
石見神楽広域連絡協議会の関連企画です。
今年は「石見神楽と観光活性化」についてパネルディスカッションを行います。
パネリストを、4名お迎えします。
まずは、研究者という立場で全国の神楽を見つめる、國學院大學経済学部・准教授の山本健太さん。
高千穂の夜神楽を代表して、二上神楽保存会・会長の甲斐愛光さん。
元金城町長。九州を中心に、県外で石見神楽の指導ボランティアの活動を続けられている、安藤美文さん。
4人目は、石見神楽の将来を担う神楽人を代表して、温泉津舞子連中 副代表の河村隆弘さんです。
私は、僭越ながらコーディネーターを務めさせて頂きます。
と申しますか、一緒に考え、勉強させて頂きます
安藤さんと河村さんは、石見側から肌で感じることをお話してもらい。
山本さんと甲斐さんには客観的な立場から、具体的な意見・アドバイスを!とイメージしております。
1時間10分のパネルディスカッション。
入場無料でどなたでも参加できます。一粒の種が生れますように。
ぜひご参加ください
石見神楽シンポジウム「石見神楽と観光活性化」
2015年12月12日(土)
パネルディスカッションは14:20~15:30
島根県立大学交流センター・コンベンションホール
(島根県浜田市野原町2433-2)
入場無料(定員200名)
事前にお申し込みください。
※申込締切が設けてありますが、お電話で対応されるそうです。
島根県西部県民センター浜田商工労政事務所(齋藤さん)
問:0855‐29‐5647
チラシなど詳細
http://www.all-iwami.com/modules/news/index.php?page=article&storyid=1113
如何お過ごしでしょうか。
太陽がやたら眩しくないですか?
では!
今週末のご案内をひとつ
12月12日(土)、「石見神楽シンポジウム」が開かれます。
会場は、浜田市の島根県立交流センターで。
石見神楽広域連絡協議会の関連企画です。
今年は「石見神楽と観光活性化」についてパネルディスカッションを行います。
パネリストを、4名お迎えします。
まずは、研究者という立場で全国の神楽を見つめる、國學院大學経済学部・准教授の山本健太さん。
高千穂の夜神楽を代表して、二上神楽保存会・会長の甲斐愛光さん。
元金城町長。九州を中心に、県外で石見神楽の指導ボランティアの活動を続けられている、安藤美文さん。
4人目は、石見神楽の将来を担う神楽人を代表して、温泉津舞子連中 副代表の河村隆弘さんです。
私は、僭越ながらコーディネーターを務めさせて頂きます。
と申しますか、一緒に考え、勉強させて頂きます
安藤さんと河村さんは、石見側から肌で感じることをお話してもらい。
山本さんと甲斐さんには客観的な立場から、具体的な意見・アドバイスを!とイメージしております。
1時間10分のパネルディスカッション。
入場無料でどなたでも参加できます。一粒の種が生れますように。
ぜひご参加ください
石見神楽シンポジウム「石見神楽と観光活性化」
2015年12月12日(土)
パネルディスカッションは14:20~15:30
島根県立大学交流センター・コンベンションホール
(島根県浜田市野原町2433-2)
入場無料(定員200名)
事前にお申し込みください。
※申込締切が設けてありますが、お電話で対応されるそうです。
島根県西部県民センター浜田商工労政事務所(齋藤さん)
問:0855‐29‐5647
チラシなど詳細
http://www.all-iwami.com/modules/news/index.php?page=article&storyid=1113
2015,12,07 Mon 11:00
今夜は
各所、太刀納めでしょう!
大元祭もありますね。。。
皆さん、悩ましい夜ですね。。。
私も今夜は長い夜になりそうです!でもお仕事のお付き合いなんですよね~。
ソレモ、タイセツナ ゞ( ̄∇ ̄) コトデヤンス
神楽どころ、帰りには特別冷え込んでいることでしょう。
気をつけて運転してくださいね
今日は娘の高校の名物行事
市商デパートへ行ってきました。
模擬株式会社を展開し、1~3年の各クラスが店舗を構え、販売実習を行います。
広島を始め、全国各地の企業や団体に協力を頂いて、デパートさながらの豊富な商品を取り扱います。
生鮮食料品から家具まで。
噂には聞いていましたが、ものすごい活気でした。
エプロン姿の高校生たちの元気な『いらっしゃいませ!』。
レジを打つ、ぎこちないけど懸命な顔。
明日も開催されます。初々しい社員(生徒)たちの接客を味わってください。
広島市商業高校HP
http://www.hiroshima-syogyo-h.edu.city.hiroshima.jp/page/depart/depart.html
生花店。ポインセチアなどのクリスマスフラワーや、お正月用の葉ボタン、切り花が充実。
スイーツもいっぱい。和洋中揃っております。買い過ぎた
島根物産展。源氏巻き、のどぐろふりかけ、松江のお菓子などなど。
おしるこ・願い星。後で買おうと思ったら、売り切れてた・・・
海産物も豊富。数の子が美味しいって評判でした。
売り子さんが可愛らしいので、必要以上に買ってしまった糠漬け。
さんまの梅煮。あっさりしていてほんのり梅味。
市商と石巻市桜坂高校との共同開発商品。
開店後1時間くらいで今日の分が売り切れました。
他にも企業との共同開発商品があります。
娘のクラスはスポーツ用品店。クラスメイトの二人。
いつも仲良くしてくれてありがと
※カメラ撮影、ブログ掲載、学校の許可を頂いています。
各所、太刀納めでしょう!
大元祭もありますね。。。
皆さん、悩ましい夜ですね。。。
私も今夜は長い夜になりそうです!でもお仕事のお付き合いなんですよね~。
ソレモ、タイセツナ ゞ( ̄∇ ̄) コトデヤンス
神楽どころ、帰りには特別冷え込んでいることでしょう。
気をつけて運転してくださいね
今日は娘の高校の名物行事
市商デパートへ行ってきました。
模擬株式会社を展開し、1~3年の各クラスが店舗を構え、販売実習を行います。
広島を始め、全国各地の企業や団体に協力を頂いて、デパートさながらの豊富な商品を取り扱います。
生鮮食料品から家具まで。
噂には聞いていましたが、ものすごい活気でした。
エプロン姿の高校生たちの元気な『いらっしゃいませ!』。
レジを打つ、ぎこちないけど懸命な顔。
明日も開催されます。初々しい社員(生徒)たちの接客を味わってください。
広島市商業高校HP
http://www.hiroshima-syogyo-h.edu.city.hiroshima.jp/page/depart/depart.html
生花店。ポインセチアなどのクリスマスフラワーや、お正月用の葉ボタン、切り花が充実。
スイーツもいっぱい。和洋中揃っております。買い過ぎた
島根物産展。源氏巻き、のどぐろふりかけ、松江のお菓子などなど。
おしるこ・願い星。後で買おうと思ったら、売り切れてた・・・
海産物も豊富。数の子が美味しいって評判でした。
売り子さんが可愛らしいので、必要以上に買ってしまった糠漬け。
さんまの梅煮。あっさりしていてほんのり梅味。
市商と石巻市桜坂高校との共同開発商品。
開店後1時間くらいで今日の分が売り切れました。
他にも企業との共同開発商品があります。
娘のクラスはスポーツ用品店。クラスメイトの二人。
いつも仲良くしてくれてありがと
※カメラ撮影、ブログ掲載、学校の許可を頂いています。
2015,12,05 Sat 19:17
今朝いきなり
テレビが壊れました。
うんともすんとも言わなくなりました。
ホント、突然だね。
10年、よく頑張ってくれました。
それにしても、テレビはさすがに最優先家電なので。
急がなくてはと思いますが。
当時一緒に購入したHDDレコーダーは、まだまだ問題ないのに。
家電屋さんが。。。
『ブルーレイレコーダ―とセットなら、安くなりまっせ~。
グヘヘ Ψ( ̄ω ̄)Ψ グヘヘヘ~』と言うのです。
揺れています。
どうしようかなー。。。
では今夜は
安佐南区民まつりのステージから。
十二神祇神楽を継承される、上温井神楽保存会の皆さんです。
広島菜で知られる、安佐南区河内温井地区に伝わる古い舞。
平成6年に復活され、後継者の育成にも力を注がれています。
女優の綾瀬はるかさんも子供の頃在籍し、舞っておられました。
朗らかな弾む奏楽。一瞬で世界が変わります。
~上温井神楽保存会 旗舞~
神様を、舞殿にお迎えしたことを喜ぶ舞です。
二人の舞手が両手に短冊のついた笹を持って、飛んだり跳ねたり、でんぐり返しをしたり、全身で喜びを現します。
目にも鮮やかな天蓋色の短冊は、滑らかに明るく舞台を照らすようでした。
ここに神様が宿って遊んでおられるのかもしれません。
舞子は、河内小学校6年の近藤遊音(ゆうね)さん、5年生の岩井茉侑佳(まゆか)さん。
一生懸命に心を傾ける、真剣な表情に見惚れました。
繰り返すでんぐり返し、板の床は痛かったんじゃないかな?
続いて、笑う門には福来る
年々存在感を高める、武田山ひょっとこ一座の皆さんです。
日向の名物踊り、ひょっとこ踊りは、もともと神楽に倣って誕生したと伝えられます。
笛・鉦・太鼓で囃し立て、狐・オカメ・ひょっとこ等がユーモラスに踊り。
最後はほうき踊りで全てを清め、心の曇りを晴らすという“まつり”。
故に、踊り手の所作は、ひとつひとつに聖なる意味を持つようです。
○由来(簡略)○
昔、ヒョウ助とオカメの夫婦が、子宝祈願の参拝をするが。
神様の使者である狐が、オカメの美しさに心を奪われ、手招きをする。
つられて踊り出してしまうオカメを止めようとしたヒョウ助もつい踊り出し、境内に集まっていた村人たちも踊り出してしまうという、民話。
笑福。
思いきって捨てると、その倍、得るものがあるような。人生の取捨選択を想う
テレビが壊れました。
うんともすんとも言わなくなりました。
ホント、突然だね。
10年、よく頑張ってくれました。
それにしても、テレビはさすがに最優先家電なので。
急がなくてはと思いますが。
当時一緒に購入したHDDレコーダーは、まだまだ問題ないのに。
家電屋さんが。。。
『ブルーレイレコーダ―とセットなら、安くなりまっせ~。
グヘヘ Ψ( ̄ω ̄)Ψ グヘヘヘ~』と言うのです。
揺れています。
どうしようかなー。。。
では今夜は
安佐南区民まつりのステージから。
十二神祇神楽を継承される、上温井神楽保存会の皆さんです。
広島菜で知られる、安佐南区河内温井地区に伝わる古い舞。
平成6年に復活され、後継者の育成にも力を注がれています。
女優の綾瀬はるかさんも子供の頃在籍し、舞っておられました。
朗らかな弾む奏楽。一瞬で世界が変わります。
~上温井神楽保存会 旗舞~
神様を、舞殿にお迎えしたことを喜ぶ舞です。
二人の舞手が両手に短冊のついた笹を持って、飛んだり跳ねたり、でんぐり返しをしたり、全身で喜びを現します。
目にも鮮やかな天蓋色の短冊は、滑らかに明るく舞台を照らすようでした。
ここに神様が宿って遊んでおられるのかもしれません。
舞子は、河内小学校6年の近藤遊音(ゆうね)さん、5年生の岩井茉侑佳(まゆか)さん。
一生懸命に心を傾ける、真剣な表情に見惚れました。
繰り返すでんぐり返し、板の床は痛かったんじゃないかな?
続いて、笑う門には福来る
年々存在感を高める、武田山ひょっとこ一座の皆さんです。
日向の名物踊り、ひょっとこ踊りは、もともと神楽に倣って誕生したと伝えられます。
笛・鉦・太鼓で囃し立て、狐・オカメ・ひょっとこ等がユーモラスに踊り。
最後はほうき踊りで全てを清め、心の曇りを晴らすという“まつり”。
故に、踊り手の所作は、ひとつひとつに聖なる意味を持つようです。
○由来(簡略)○
昔、ヒョウ助とオカメの夫婦が、子宝祈願の参拝をするが。
神様の使者である狐が、オカメの美しさに心を奪われ、手招きをする。
つられて踊り出してしまうオカメを止めようとしたヒョウ助もつい踊り出し、境内に集まっていた村人たちも踊り出してしまうという、民話。
笑福。
思いきって捨てると、その倍、得るものがあるような。人生の取捨選択を想う
2015,12,04 Fri 22:43
2016RCC早春神楽のCM
録ってきました。
新春神楽も控えながら、早いような気がしますが。
早春のチケットの発売日は、今週土曜日(12月5日)です。
2016年 RCC早春神楽共演大会
~五穀豊穣を寿ぐ神々との祭典~
2016年2月21日(日)
開場8時45分 開演9時30分
広島文化学園HBGホール(広島市文化交流会館)
※旧広島厚生年金会館
S席5,500円 A席4,500円(税込み全席指定)
※当日1,000円増。
チケット発売日2015年12月5日(土)午前10時から
販売所:RCC文化センター、エディオン広島本店、アルパーク天満屋、ひろしま夢ぷらざ、他。
※RCC文化センターでは12月8日(月)よりチケットの発送受付を行います。
問:082-222-0044
プログラム
第一部~原点を見つめる~
岩 戸 松原神楽団
第二部~伝統を受け継ぐ~
塵 倫 原田神楽団
大江山 筏津神楽団
八岐大蛇 琴庄神楽団
第三部~新たなる神楽への挑戦~
道成寺 大塚神楽団
日本武尊 上河内神楽団
源頼政 宮乃木神楽団
滝夜叉姫 あさひが丘神楽団
葛城山 横田神楽団
茨木 中川戸神楽団
詳細、チラシなどは、すなっちのイベント日誌をどうぞ
http://ameblo.jp/kagura-event/entry-12101956924.html
続きまして~
今週末、津浪神楽団太刀納のご案内です。
12月6日(日)午前11時開演
会場 津浪小学校体育館
ゲスト横田神楽団
プログラム
尊 神 11:00~11:20
弓八幡 津浪子供神楽団 11:25~11:55
<休憩>
大楠公 津浪神楽団 12:15~12:50
葛城山 横田神楽団 12:55~ 1:30
鐘 馗 津浪神楽団 1:35~ 2:05
紅葉狩 横田神楽団 2:10~ 2;45
八岐の大蛇 津浪神楽団 2:50~ 3:30
抽選会 3:30~ 3:50
※時間は多少前後することがあります。
あたたかな食べ物などバザーもありますよ
第66回 芸石競演 旧舞の部優勝の舞台から 津浪神楽団 鐘馗
そして広島神楽定期公演12月のスケジュール
12月9日 春木神楽団 安珍清姫 滝夜叉姫
16日 今田神楽団 日本武尊 滝夜叉姫
23日(祝)琴庄神楽団 塵倫 土蜘蛛
毎週水曜日 18時開場 19時開演
広島県民文化センター 082-245-2311
今年6月 千代田競演から 春木神楽団 滝夜叉姫
2015,12,03 Thu 21:03
幕間のご挨拶は、新団長・平岡秀典さんです
土蜘蛛の精魂を舞ってすぐ、汗の光る清々しい登場でした。
神楽団のご紹介に続いてお話されたのは。
地元の大きな支えで、神楽団とその活動が成り立っていることへの感謝と。
スピード感や格好良い舞ではなく、舞手の心が滲み出るような舞を目標とし。
心身と技を、時間をかけて磨いていくという決意でした。
特に、この日演じられた「頼政~」は、今年から取り組まれた演目で。
この起点となる年に、団員が初心を忘れないように、という思いが込められています。
第二幕 頼政鵺退治~赤蔵ヶ池(あぞうがいけ)~
○ざっくりあらすじ○
源頼政の母の故郷(ふるさと)、愛媛県の久万高原町に伝わる伝説です。
子・頼政の立身を一身に願う、母の物語とも言えます。
平安時代、平家が栄え、源氏の名が消えようとする時代。
息子の武勲を祈る母は、赤蔵ヶ池の水神・赤龍王の声を聞き、自分の命と引き換えに息子の出世を祈ります。
鵺となった母は、京の都へと飛び、頼政に我が身を討ち取らせ手柄を立てさせます。
鵺こそが母であったと知る頼政は、母の深き愛を思い、源氏の再起を誓います。
頼政の母・八重桐は、使いの笹丸とともに、赤蔵ヶ池に通います。
この笹丸は、主人思いの優しい男で、何とも良い雰囲気です。
矢竹を刈る笹丸。この地は双生矢竹の産地で、その矢竹から優れた矢が生まれたと伝えられます。八重桐は頼政のために、この矢竹から作った矢を贈ったと言います。
鵺退治のお話としては、初めて拝見するあらすじでした。
(同じ流れで舞っておられる団体があると伺っています)
鵺の正体が明らかになってから、頼政・猪早太それぞれの葛藤に見応えがあります。
「心で舞う」とおっしゃるように、観た後、余韻を残します。
前半の、笹丸の『おーい』がほのぼの好きです~。
ぜひ客席から、大きく答えてあげてくださいね
八重桐・鵺:下河内貴文さん、笹丸:坂本紘秋さん、
源頼政:大田拓我さん、猪早太さん:岡崎雅也さん(高3)。
大太鼓:上駄智明さん、小太鼓:東 智久さん、
手討鉦:川后愛夏(せんこうまなか)さん(高2)、笛:東 弥洸(みひろ)さん(高2)。
赤蔵ヶ池の水神・赤龍王の妖気が漂います。
母は、息子の出世のため、自分の命を差し出すのです。
鵺退治の勅命を受ける頼政、猪早太。もちろん鵺の正体を知りません。
母の思いを知る時。
弓を引けという言う母の前に、怯む頼政。頼政を思うが故に、猪早太が飛びかかっていきます。
鵺を射落としたその矢こそ、母から送られたフタツノ(矢竹という意味)梶矢。
源氏の再興を高らかに誓います。
集まれ~
左から、神楽女子ミッツさん、八重桐・鵺を舞った下河内貴文さん。
ちょっと上手にポーズができた鵺。そして、平岡秀典団長です
明日の定期公演は
12月始まりの定期公演は、宮崎神楽団の皆さんです。
羅生門と八岐大蛇です。
外は寒くても中は盛り上がっていきましょう
12月2日(水)18時開場 19時開演
広島県民文化センター(中区大手町)082-245-2311
お待ちしています!
土蜘蛛の精魂を舞ってすぐ、汗の光る清々しい登場でした。
神楽団のご紹介に続いてお話されたのは。
地元の大きな支えで、神楽団とその活動が成り立っていることへの感謝と。
スピード感や格好良い舞ではなく、舞手の心が滲み出るような舞を目標とし。
心身と技を、時間をかけて磨いていくという決意でした。
特に、この日演じられた「頼政~」は、今年から取り組まれた演目で。
この起点となる年に、団員が初心を忘れないように、という思いが込められています。
第二幕 頼政鵺退治~赤蔵ヶ池(あぞうがいけ)~
○ざっくりあらすじ○
源頼政の母の故郷(ふるさと)、愛媛県の久万高原町に伝わる伝説です。
子・頼政の立身を一身に願う、母の物語とも言えます。
平安時代、平家が栄え、源氏の名が消えようとする時代。
息子の武勲を祈る母は、赤蔵ヶ池の水神・赤龍王の声を聞き、自分の命と引き換えに息子の出世を祈ります。
鵺となった母は、京の都へと飛び、頼政に我が身を討ち取らせ手柄を立てさせます。
鵺こそが母であったと知る頼政は、母の深き愛を思い、源氏の再起を誓います。
頼政の母・八重桐は、使いの笹丸とともに、赤蔵ヶ池に通います。
この笹丸は、主人思いの優しい男で、何とも良い雰囲気です。
矢竹を刈る笹丸。この地は双生矢竹の産地で、その矢竹から優れた矢が生まれたと伝えられます。八重桐は頼政のために、この矢竹から作った矢を贈ったと言います。
鵺退治のお話としては、初めて拝見するあらすじでした。
(同じ流れで舞っておられる団体があると伺っています)
鵺の正体が明らかになってから、頼政・猪早太それぞれの葛藤に見応えがあります。
「心で舞う」とおっしゃるように、観た後、余韻を残します。
前半の、笹丸の『おーい』がほのぼの好きです~。
ぜひ客席から、大きく答えてあげてくださいね
八重桐・鵺:下河内貴文さん、笹丸:坂本紘秋さん、
源頼政:大田拓我さん、猪早太さん:岡崎雅也さん(高3)。
大太鼓:上駄智明さん、小太鼓:東 智久さん、
手討鉦:川后愛夏(せんこうまなか)さん(高2)、笛:東 弥洸(みひろ)さん(高2)。
赤蔵ヶ池の水神・赤龍王の妖気が漂います。
母は、息子の出世のため、自分の命を差し出すのです。
鵺退治の勅命を受ける頼政、猪早太。もちろん鵺の正体を知りません。
母の思いを知る時。
弓を引けという言う母の前に、怯む頼政。頼政を思うが故に、猪早太が飛びかかっていきます。
鵺を射落としたその矢こそ、母から送られたフタツノ(矢竹という意味)梶矢。
源氏の再興を高らかに誓います。
集まれ~
左から、神楽女子ミッツさん、八重桐・鵺を舞った下河内貴文さん。
ちょっと上手にポーズができた鵺。そして、平岡秀典団長です
明日の定期公演は
12月始まりの定期公演は、宮崎神楽団の皆さんです。
羅生門と八岐大蛇です。
外は寒くても中は盛り上がっていきましょう
12月2日(水)18時開場 19時開演
広島県民文化センター(中区大手町)082-245-2311
お待ちしています!
2015,12,01 Tue 20:30