日本武尊はシンプルな構成ですが、とてもドラマチックで見応えがあります。
定期公演、今田神楽団の皆さん続きます
幕間のお話は、塵倫を舞い終えたばかりの真倉仁司団長でした。
光る汗、キラッキラッでした。
まずは、鬼を舞っている時の気持ちをお聞きしました。。。
『今夜は舞納めなので、今日こそ神に勝ちたかったんですが・・矢に射られた時、心が折れてしまいました。』
真倉さんは真面目な印象が強いのですが、いつも、どんなお話を伺ってもユーモアがあって!お客さんが楽しそうです
続いては、今田神楽団の、麗しく頼もしい女性陣の活躍をご紹介。
そして、森廣洋さんの電撃結婚と、活気のある今田神楽団の様子を語られました。
もちろん“広島三大・暑くて熱い神楽大会”として知られる「今田盆神楽共演大会」のPRもして頂きましたよ~。
来年は15回の記念大会ですね。8月13日(水)開催です。
鬼にも大いに笑ってもらいましょ
悪の華を背負う。
~第二幕 日本武尊~
この演目は、今田神楽団のひとつの起点となるものです。
今から十数年前。
とある舞台での、会場の空席の多さ。。。
“これではうちはダメだ”と、強く打ちのめされ。
しかしこれが“何か変わらないと”と、再起を図るきっかけとなるのです。
ちょうどその頃。
今田神楽団の皆さんは、塩瀬神楽団の鈴鹿山に魅了され、稽古をつけてもらうようお願いします。
「師弟という形ではなく、お互い切磋琢磨して良い関係を築いていこう」と了承して頂き。
合同練習を重ねる中で、鈴鹿山、そして日本武尊を習得。
また練習の中で「今田には今田に伝わる舞い方があるだろうから、そのまま真似するのではなく自分たちの良い所を大切に舞いなさい」とかけて頂いた言葉は、胸に響き、今は指針となっているそうです。
その後、県競演や、地元千代田の競演などでも多くの評価を得た日本武尊。
今田神楽団の皆さんの、目の輝きが一層増す演目です。
大太鼓:上中寛輝さん、小太鼓:岡田真歩さん、
手打鉦:河野隼人さん、笛:岡田真季さん。
小碓命:森廣 洋さん、川上猛:真倉仁司さん、
五十猛:大野真司さん、侍女:香浦匠汰さん。
撮影会へのご協力もありがとうございました
真倉団長(センター)の花束は、お客さんからの贈り物。豪華ですね。
・・・森廣さんが、ベリーショートの綺麗系女子にしか見えないのは、私だけでしょうか。
2015,12,18 Fri 23:51
月を撮る手が凍える
あっという間に、西の山に沈んでいきました。
月齢5。上弦は19日(土)。
今年最後の満月は25日(金)です。
昨夜はご来場ありがとうございました
広島神楽定期公演は、初登場の今田神楽団の皆さんでした。
直前にお知らせした通り、団員の方の体調不良により急遽演目の変更がありましたが。
手伝いに駆けつけてくださる、他の神楽団の方の姿もあり。
表舞台の熱演を、横の繋がりも加わって、一丸で支えておられました。
今田神楽団の皆さんの朗らかさ、チームワークを特に感じる公演でした
『一緒に撮ってかない?』
~第一幕 塵倫~
この演目は、それぞれの役をどの舞子さんでも舞えるというほど、いつでもどこでも、リクエストにお応えできる演目なのだそうです。
物語の分かりやすさ、3つの鬼の愉しさ!始まりの印象と異なる、激しい合戦!
お客さんの気持ちと共に舞う塵倫でした
大太鼓:大野真司さん、小太鼓:岡田真歩さん、
手打鉦:山本諒平さん、笛:岡田真季さん。
帯中津彦命:森廣 洋さん、高麻呂:香浦匠汰さん、
塵倫:真倉仁司さん、小鬼:河野隼人さん・竹下靖彦さん。
あっという間に、西の山に沈んでいきました。
月齢5。上弦は19日(土)。
今年最後の満月は25日(金)です。
昨夜はご来場ありがとうございました
広島神楽定期公演は、初登場の今田神楽団の皆さんでした。
直前にお知らせした通り、団員の方の体調不良により急遽演目の変更がありましたが。
手伝いに駆けつけてくださる、他の神楽団の方の姿もあり。
表舞台の熱演を、横の繋がりも加わって、一丸で支えておられました。
今田神楽団の皆さんの朗らかさ、チームワークを特に感じる公演でした
『一緒に撮ってかない?』
~第一幕 塵倫~
この演目は、それぞれの役をどの舞子さんでも舞えるというほど、いつでもどこでも、リクエストにお応えできる演目なのだそうです。
物語の分かりやすさ、3つの鬼の愉しさ!始まりの印象と異なる、激しい合戦!
お客さんの気持ちと共に舞う塵倫でした
大太鼓:大野真司さん、小太鼓:岡田真歩さん、
手打鉦:山本諒平さん、笛:岡田真季さん。
帯中津彦命:森廣 洋さん、高麻呂:香浦匠汰さん、
塵倫:真倉仁司さん、小鬼:河野隼人さん・竹下靖彦さん。
2015,12,17 Thu 22:28
2015,12,16 Wed 15:43
寒くなりそうですね
明日の定期公演もあたたかくしてお出かけください。
では、前回の定期公演、春木神楽団の皆さん
幕間の登場は、26歳若き団長、藤本将太さんです。
少し遠慮がちにステージに進まれた藤本さん。
『慣れていないご挨拶で、上手く話せないかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。』と深々と頭を下げられました。
加えて、垂れ目の「最上級・ほっこり笑顔」は、とても魅力的ですね。
撮影会終了後、ホッとした様子の藤本団長さん。
土蜘蛛の面を被らせてもらいました~
神楽人であった父の背中を見ながら大きくなり、16歳で神楽をはじめた藤本さん。
2年前、団長に就任された当時は24歳。
色々大変だったでしょう?と伺ってみますと。
『僕が大変というよりも・・・経験不足で人としても未熟な僕を、団長として扱い、育ててくれる団員の皆の方が、心配ごとが多かったと思います。感謝しています。』
と、まっすぐな印象で語られました。
又、滝夜叉姫で出演された今年の千代田競演、鬼竜丸を舞った山口周平さんの個人賞を喜び。
前回出場(21回大会)の山姥での入賞も、春木神楽団にとっては大きく励みになったと振り返りました。
『年間十数回、決して上演回数は多くはありませんが、ひとつひとつを懸命に舞い、努力を重ねていきます!』
会場から、大きな激励を送られていました。
~第二幕 滝夜叉姫~
若い舞子さんが多い、春木神楽団。
その若さを「強み」と捉え、足並みを揃える得意演目です。
神楽・滝夜叉姫に対する団員一人一人の気持ちで舞う、とおっしゃいます。
大太鼓:藤本将太さん、小太鼓:小山渓太さん、
手打鉦:古川 咲(さくら)さん、笛:神田佳保さん。
大宅中将光圀:森下祐之さん、山城光成:高濱弘幸さん、
滝夜叉姫:貴船勇輔さん、鬼竜丸:山口周平さん、海竜丸:小田慎二さん。
明日の定期公演もあたたかくしてお出かけください。
では、前回の定期公演、春木神楽団の皆さん
幕間の登場は、26歳若き団長、藤本将太さんです。
少し遠慮がちにステージに進まれた藤本さん。
『慣れていないご挨拶で、上手く話せないかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。』と深々と頭を下げられました。
加えて、垂れ目の「最上級・ほっこり笑顔」は、とても魅力的ですね。
撮影会終了後、ホッとした様子の藤本団長さん。
土蜘蛛の面を被らせてもらいました~
神楽人であった父の背中を見ながら大きくなり、16歳で神楽をはじめた藤本さん。
2年前、団長に就任された当時は24歳。
色々大変だったでしょう?と伺ってみますと。
『僕が大変というよりも・・・経験不足で人としても未熟な僕を、団長として扱い、育ててくれる団員の皆の方が、心配ごとが多かったと思います。感謝しています。』
と、まっすぐな印象で語られました。
又、滝夜叉姫で出演された今年の千代田競演、鬼竜丸を舞った山口周平さんの個人賞を喜び。
前回出場(21回大会)の山姥での入賞も、春木神楽団にとっては大きく励みになったと振り返りました。
『年間十数回、決して上演回数は多くはありませんが、ひとつひとつを懸命に舞い、努力を重ねていきます!』
会場から、大きな激励を送られていました。
~第二幕 滝夜叉姫~
若い舞子さんが多い、春木神楽団。
その若さを「強み」と捉え、足並みを揃える得意演目です。
神楽・滝夜叉姫に対する団員一人一人の気持ちで舞う、とおっしゃいます。
大太鼓:藤本将太さん、小太鼓:小山渓太さん、
手打鉦:古川 咲(さくら)さん、笛:神田佳保さん。
大宅中将光圀:森下祐之さん、山城光成:高濱弘幸さん、
滝夜叉姫:貴船勇輔さん、鬼竜丸:山口周平さん、海竜丸:小田慎二さん。
2015,12,15 Tue 22:50
朝の宮島SAから。冬は雲の影も面白い。
今夜から明日の夜明けまで
ふたご座流星群の極大です。
1月のしぶんぎ座、8月のペルセウス座、そして12月のふたご座が、三大流星群。
当たり外れなく、安定した数の流れ星が観られる天体ショーです。
特に今年のふたご座は、前後10年のうちで最高の好条件。
の、はずが。。。
曇ってる!
ガガガ (≡д≡) ガーン
準備だけは整えました。一応、3時起きします。
ダメなら、1月のしぶんぎ座に期待っ
では前回の広島神楽定期公演
初登場、春木神楽団の皆さんでした。
やっと、ゆっくりお話する機会を頂くことができました~。
お出迎えは、恐ろしいけど、とても親切な鬼さんと狐さん。
春木神楽団の発足は、江戸後期と残され、古い歴史を持ちます。
現在は美土里町・(故)佐々木順三氏の新舞を継承。
滝夜叉姫など鬼女系の舞を得意とする他、山姥の口上神楽を代表演目とします。
最近は天神に取り組み、この秋の奉納神楽で披露されたそうです。
縷々、持て余す恋心。
~第一幕 安珍清姫~
神楽団に残されていた、安珍清姫の汐莉をきっかけに10数年前に取り組んだ演目。
その汐莉には、口上など一切書かれておらず。
春木の先人たちが安珍清姫を舞っていたかどうかも、手掛りがなく、今でははっきり分からないそうです。
当時の団員さんが、知識のある方の力を借りながら完成した安珍清姫。
ぜひ皆さんに見て頂きたいとお話される演目です。
実は、10年前にサンプラザの広島競演で、特出として舞われ。
その時の船頭さんのチャリ口上に魅せられ、それが忘れられなくて、今回定期公演に来てくれた女性がいました。
その船頭さんは、前団長の津江靖博さん。
そして、この日の(お頭?)船頭さんも津江さん。
『願いが叶った!』と喜ぶ姿に。
10年前の神楽が、人を動かすこともあるんだなと思いました。
大太鼓:木船勇輔さん、小太鼓:小山渓太さん、
手打鉦:蔵升美菜さん、笛:神田佳保さん。
安珍:藤本将太さん、清姫:小田慎二さん、
船頭:津江靖博さん、横竹信行さん。
きっと迎えにくると、その場限りに誤魔化す安珍は。
清姫を裏切り去って行きます。
安珍の身を案じ、行方を追う清姫。
奏楽の皆さんも物語の一部となっています。
再会した安珍は、別人だと白を切ります。
しかし、うっかり清姫の名を呼んでしまい、全てを悟られます。
陰惨な物語に、ホッとするチャリの役割は大きいですね。
この場面も、素朴で懐かしい雰囲気。
想像を絶する悲恋物語。
道成寺の住職は安珍清姫の非業の死を悼み、法要を営んだと伝えられます。
つづくよ~
2015,12,14 Mon 22:24