朝の宮島SAから。冬は雲の影も面白い。
今夜から明日の夜明けまで
ふたご座流星群の極大です。
1月のしぶんぎ座、8月のペルセウス座、そして12月のふたご座が、三大流星群。
当たり外れなく、安定した数の流れ星が観られる天体ショーです。
特に今年のふたご座は、前後10年のうちで最高の好条件。
の、はずが。。。
曇ってる!
ガガガ (≡д≡) ガーン
準備だけは整えました。一応、3時起きします。
ダメなら、1月のしぶんぎ座に期待っ
では前回の広島神楽定期公演
初登場、春木神楽団の皆さんでした。
やっと、ゆっくりお話する機会を頂くことができました~。
お出迎えは、恐ろしいけど、とても親切な鬼さんと狐さん。
春木神楽団の発足は、江戸後期と残され、古い歴史を持ちます。
現在は美土里町・(故)佐々木順三氏の新舞を継承。
滝夜叉姫など鬼女系の舞を得意とする他、山姥の口上神楽を代表演目とします。
最近は天神に取り組み、この秋の奉納神楽で披露されたそうです。
縷々、持て余す恋心。
~第一幕 安珍清姫~
神楽団に残されていた、安珍清姫の汐莉をきっかけに10数年前に取り組んだ演目。
その汐莉には、口上など一切書かれておらず。
春木の先人たちが安珍清姫を舞っていたかどうかも、手掛りがなく、今でははっきり分からないそうです。
当時の団員さんが、知識のある方の力を借りながら完成した安珍清姫。
ぜひ皆さんに見て頂きたいとお話される演目です。
実は、10年前にサンプラザの広島競演で、特出として舞われ。
その時の船頭さんのチャリ口上に魅せられ、それが忘れられなくて、今回定期公演に来てくれた女性がいました。
その船頭さんは、前団長の津江靖博さん。
そして、この日の(お頭?)船頭さんも津江さん。
『願いが叶った!』と喜ぶ姿に。
10年前の神楽が、人を動かすこともあるんだなと思いました。
大太鼓:木船勇輔さん、小太鼓:小山渓太さん、
手打鉦:蔵升美菜さん、笛:神田佳保さん。
安珍:藤本将太さん、清姫:小田慎二さん、
船頭:津江靖博さん、横竹信行さん。
きっと迎えにくると、その場限りに誤魔化す安珍は。
清姫を裏切り去って行きます。
安珍の身を案じ、行方を追う清姫。
奏楽の皆さんも物語の一部となっています。
再会した安珍は、別人だと白を切ります。
しかし、うっかり清姫の名を呼んでしまい、全てを悟られます。
陰惨な物語に、ホッとするチャリの役割は大きいですね。
この場面も、素朴で懐かしい雰囲気。
想像を絶する悲恋物語。
道成寺の住職は安珍清姫の非業の死を悼み、法要を営んだと伝えられます。
つづくよ~
2015,12,14 Mon 22:24