



あさきた神楽発表会をご紹介してまいります。
春浅い3月初旬、安佐北区の風物詩となる発表会です。
今年は9回目の開催で、すでに10回開催に夢が膨らむところですが。
安佐北区は、安佐南区と同じく昨年夏の大災害の被災地です。
開会式では、今一度神楽の本来の願いに立ち返り、亡くなられた方々のご冥福をお祈りし黙祷を捧げ。
被災者や突然の悲しみに会われた方々に、お見舞いを申し上げました。
こうして毎年、何かを重ねて開催できることも、本当は当たり前ではなく。
今年も皆で集えたことに感謝ですね。
では、安佐北区の一二神祇神楽を代表して出演された、小河原火舞保存会の皆さんからです。


太夫:金谷 晃一さん。
~第一幕 神降し~
故郷のお囃子が響き、厳粛に進む清めの舞はとても気持ちが良いです!
天照大御神やイザナギイザナミと、神々に直接呼びかけながらここへ降りたまえとうたわれ、身が引き締まります。


小学校1年生から6年間頑張ってきて、舞も楽もこなします。自慢の後継者です。
~第3幕 大鬼小鬼~
この演目大好きなんですよね~

あらすじ
棲みよい国造りに、諸々に謀反を抱き背く者を鬼とし、二人の神様が退治する。
はじめ、杵築大明神が弓矢で小鬼を射止めるが、生き返って悪事を働く。
次に縛朗の尊が縄を以て鬼を退治し、国造りの夜明けとする。
保存会によって多少の構成、舞い方は違いますが。
大人子供入り混じり、手を叩き笑いながら面白がる深秋の夜長、目に浮かびます。


地域文化を継承する努力に対し、今年1月、広島市教育長賞を受賞されました。おめでとうございます



大鬼は、中鬼・小鬼を常に後ろに守っています。


小鬼の田川幹太さん、狩小川小学校4年生。同じく小1から神楽を初めました。これから楽しみだねっ



大鬼:阿倍 稔さん、中鬼:山下 達司さん。




魔術の効力で更にパワーアップした様子を相撲で現します。


完全に、鬼に情が移っちゃうね~。
2015,03,26 Thu 22:19


ご来場ありがとうございました。
先週の宮乃木神楽団に続いて、山王神楽団の皆さんでした。
雨や雪のための延期、お仕事の調整なども大変だったでしょう。。。
いよいよ来週、4月1日から2015年の定期公演がスタートいたします。
この順延公演の熱演が、盛大な開幕へ繋がっていきますように

先週今週のご紹介はまた改めて~。


「Queen of 撮影会」に出逢いました。
フランスからのお客様です。
セルフプロデュースにより、大蛇と素敵な写真を沢山撮られていました。


1~7人目の姫、又、奇稲田姫も驚く表現力です。



大蛇ってこんなに可愛いかったっけ~?
山王神楽団の皆さんも、遊び心いっぱいに協力してくださいました。
これだけ撮影会を満喫して頂くと、こちらまで幸せな気持ちに・・・

せっかくの機会ですから、来週以降も、皆さん最後まで全力で楽しんでくださいね。
広島神楽定期公演 4月スケジュール
1日 旭神楽団 紅葉狩 八岐大蛇
8日 上石神楽団 塵倫 大江山
15日鈴張神楽団 山姥 滝夜叉姫
22日あさひが丘神楽団 滝夜叉姫 戻り橋(後編)
29日有田神楽団 悪狐退治 八岐大蛇
開場:18時 開演19時
広島県民文化センター(082)245-2311
チケット販売時間 当日17時より
撮影エリア ホール2階入場口より上段全部
ホール内飲食禁止、2階入場口前は可能(但し、ゴミは各自持ち帰り)
※撮影エリアが変わっておりますので、ご注意ください。
2015 広島神楽定期公演年間スケジュール

http://www.rccbc.co.jp/event/kagura/
2015,03,25 Wed 23:56




嬉しいお付き合いが始まったご夫婦。
先日、豊平にある別荘にお招きを頂きました。
10年かけて手作りをされたログハウスと伺って、びっくり仰天。(基礎と天井は業者さんです)。
熊も出るし、冬の雪深さは手強いそうですが。
側に流れる小川のせせらぎ、季節ごとの自然の彩。何とも心が洗われます。


大きな桜の薪を大胆にくべます。


全国を旅する趣味をお持ちなので。
海岸線を走られる時には、砂浜に立ち寄り。
一緒に旅するワンちゃんたちが走り回る側で、貝殻と、綺麗な石を拾って帰られるのです。
私も小さいころは、砂浜に下りては貝殻を拾い集めましたが。
貝殻の種類も、その土地によってずいぶんと違いますね。


そしてこの日は、皆で、その貝殻を使った時計作りに挑戦。
私は工作が苦手なので、石に絵を描いておりました。
絵も苦手





優しい雰囲気の時計です。性格が出てます。



2015,03,24 Tue 22:47
2015,03,24 Tue 16:13

大目録御披露目。初めて拝見しました~。


いよいよ結んでいきます。
『若いころ、神楽は趣味でした。今は違います。横谷神楽団の灯を消さないことが使命と思っています。』
仲谷伸治団長が繰り返される決意です。
開場時には、お客さんを入り口でお迎えし、終演後はお見送りをする習わしを持つ横谷の皆さんは。
この日も、とりを舞われた後、最後まであたたかな拍手を送ってくださったお客さんを、笑顔と感謝の言葉でお見送りされました。
主催の大変さも神楽の学びとおっしゃっていましたが。。。
ようやくお疲れも取れた頃でしょうか。
この度は、神楽団結成30年、誠におめでとうございます。


滝夜叉姫:野村 悠貴さん。
(滝夜叉姫に使われる面は、前河伸弥さんの作だそうです)
~最終演目 横谷神楽団 滝夜叉姫~
「“横谷神楽団の滝夜叉姫”を作りたい」と、心をひとつにして。
再び思いを込めて整え直されました。
面をはじめ、口上も合戦も、滝夜叉姫の背負う運命を照らし出すように描かれます。


大宅中将光圀:楫谷 裕介さん、山城光成:矢上 正太さん。


夜叉丸:金子 慶一さん、蜘蛛丸:野村 惇貴さん。

合戦は“速さ”ではなく命がけで戦う、重さを舞います。








2015,03,23 Mon 21:48
