月の満ち欠けを追っていると月日が早い
月齢4。次の満月は1月5日です。
今夜は、神楽の宴・最終演目です
~第六幕 石見神楽保存会 久城神楽社中 大江山~
待ってたよ~の声援と拍手で迎えられる、初登場の久城社中の皆さん。
広島にも多くのファンがいらっしゃいますね。
社中のご紹介は、広報の三浦 洋平さん。
三浦さんはこの日、笛を吹かれたのですが。
ユッキーさんと私、口を揃えて『CDにして欲しい!』情感豊かに染み入る音色でした。。。
大天狗より、人面鬼毒酒(にんめんきどくしゅ)を授かります。
ちりとり面。。。“石見の西”を感じます。ふくよかな耳がついています。
頼光(大家 康延さん)、綱(間庭 亮さん)。
さて、久城社中の皆さんの大江山
初めてご覧になる方のためのご紹介をして頂きました。
はじめは大きな面で登場する頼光と綱が、山伏姿に変わる際、別の面で登場する、というお話。
又、それぞれの面が持つ味わい。
そして、最期を迎える酒呑童子が言い放つのは。。。
『世に言う鬼人・酒呑童子 たとえこの地に果てるとも 世に悪人の絶えることなし』
益田の奏楽、益田の舞。
盛大ながら、じみじみと余韻を残す大江山です。
道なき道を切り拓く金時(藤井 夢人さん)。
面が変わっています。頼光(右)の木彫りの面はたいそう古く、天神等、他の演目にも使用されます。
演じ分けの楽しさをもたらす面です。
配役では酒呑童子と、手下 鬼。手下の鬼は、特に名が無いのですねぇ。
酒呑童子:大屋 貴志さん。手下鬼:桐田 卓さん・大屋 和希さん。
人面鬼毒酒に伏せてしまう鬼たちですが、酒呑童子だけはやはり別格です。
月齢4。次の満月は1月5日です。
今夜は、神楽の宴・最終演目です
~第六幕 石見神楽保存会 久城神楽社中 大江山~
待ってたよ~の声援と拍手で迎えられる、初登場の久城社中の皆さん。
広島にも多くのファンがいらっしゃいますね。
社中のご紹介は、広報の三浦 洋平さん。
三浦さんはこの日、笛を吹かれたのですが。
ユッキーさんと私、口を揃えて『CDにして欲しい!』情感豊かに染み入る音色でした。。。
大天狗より、人面鬼毒酒(にんめんきどくしゅ)を授かります。
ちりとり面。。。“石見の西”を感じます。ふくよかな耳がついています。
頼光(大家 康延さん)、綱(間庭 亮さん)。
さて、久城社中の皆さんの大江山
初めてご覧になる方のためのご紹介をして頂きました。
はじめは大きな面で登場する頼光と綱が、山伏姿に変わる際、別の面で登場する、というお話。
又、それぞれの面が持つ味わい。
そして、最期を迎える酒呑童子が言い放つのは。。。
『世に言う鬼人・酒呑童子 たとえこの地に果てるとも 世に悪人の絶えることなし』
益田の奏楽、益田の舞。
盛大ながら、じみじみと余韻を残す大江山です。
道なき道を切り拓く金時(藤井 夢人さん)。
面が変わっています。頼光(右)の木彫りの面はたいそう古く、天神等、他の演目にも使用されます。
演じ分けの楽しさをもたらす面です。
配役では酒呑童子と、手下 鬼。手下の鬼は、特に名が無いのですねぇ。
酒呑童子:大屋 貴志さん。手下鬼:桐田 卓さん・大屋 和希さん。
人面鬼毒酒に伏せてしまう鬼たちですが、酒呑童子だけはやはり別格です。
2014,12,26 Fri 22:02
神楽の宴・後半に入っております
会場はますますヒートアップ。初登場の皆さんが続きます。
ここでは、ほとんど写真が撮れませんでしたので。
ユッキーさんから譲ってもらった写真がメインです。
いつもありがとーっ
羅生門に現れる、茨木童子の変身の姿(児玉 斉さん)
“裏山の岩屋の土産”となる獲物を待ちます。
~第五幕 堀神楽団 羅生門~
きましたー!旧舞の羅生門。
まずは、佐々木道則さんに、加計の魅力を伺いました。
堀神楽団の氏神神社・堀八幡さんで毎年10月に開かれる流鏑馬神事の話では、お客さんが『ああ~っ』と一同に頷き。
長閑ながらも厳しい、加計名物・野生のお猿さんのお話などなど、朗々と愉快にお話くださいました。
神楽を通じて知る、神楽の里の魅力は尽きませんね。
派手やかな見せ場です。
傘から零れ落ちるくもは“雨”と表現されるようです。
さて、羅生門
堀神楽団の代表演目。
古くから舞われ、台本には、羅生門は前編と後編に分かれており。
現在舞っておられるのは、前編にあたります。
又、神は、綱と金時、2人ですが。
当時は綱と茨木童子の1神・1鬼の舞。
演じる舞台の大きさなどの変化と共に、今から14,5年、金時が帯同するようになったのだそうです。
そして何と言っても、切り取られる腕が、右。
堀神楽団の皆さんの「昔からの当たり前」が、神楽ファンを沸かせます。
綱:梅田 守さん、金時:栗栖 忠臣さん。
神、鬼ともに口上が生々しく、ストレートに伝わってきます。
(この写真と次の写真は、私です)
神の衣裳の優美さも印象的でした~。
右だわー茨木童子:武田 雄二さん
会場はますますヒートアップ。初登場の皆さんが続きます。
ここでは、ほとんど写真が撮れませんでしたので。
ユッキーさんから譲ってもらった写真がメインです。
いつもありがとーっ
羅生門に現れる、茨木童子の変身の姿(児玉 斉さん)
“裏山の岩屋の土産”となる獲物を待ちます。
~第五幕 堀神楽団 羅生門~
きましたー!旧舞の羅生門。
まずは、佐々木道則さんに、加計の魅力を伺いました。
堀神楽団の氏神神社・堀八幡さんで毎年10月に開かれる流鏑馬神事の話では、お客さんが『ああ~っ』と一同に頷き。
長閑ながらも厳しい、加計名物・野生のお猿さんのお話などなど、朗々と愉快にお話くださいました。
神楽を通じて知る、神楽の里の魅力は尽きませんね。
派手やかな見せ場です。
傘から零れ落ちるくもは“雨”と表現されるようです。
さて、羅生門
堀神楽団の代表演目。
古くから舞われ、台本には、羅生門は前編と後編に分かれており。
現在舞っておられるのは、前編にあたります。
又、神は、綱と金時、2人ですが。
当時は綱と茨木童子の1神・1鬼の舞。
演じる舞台の大きさなどの変化と共に、今から14,5年、金時が帯同するようになったのだそうです。
そして何と言っても、切り取られる腕が、右。
堀神楽団の皆さんの「昔からの当たり前」が、神楽ファンを沸かせます。
綱:梅田 守さん、金時:栗栖 忠臣さん。
神、鬼ともに口上が生々しく、ストレートに伝わってきます。
(この写真と次の写真は、私です)
神の衣裳の優美さも印象的でした~。
右だわー茨木童子:武田 雄二さん
2014,12,25 Thu 22:30
広島神楽定期公演
今年度の最終公演でした。
ご来場、有難うございました!
綾西神楽團の皆さんには、クリスマスを盛り込みながら力いっぱいつとめて頂きました。
改めてご紹介いたします。
悪狐伝のサプライズゲスト、サンタさん
それでは今夜も続いて、神楽の宴から
初登場、須子社中の皆さんです。
子猿さんは準備に余念がありません
~第四幕 石見神楽須子社中 頼政~
出演依頼以降、皆さん少し緊張してこの日を迎えられたそうです。
始めのご紹介は、宮崎勇美(いさみ)さん。
須子社中を長きに渡って支え続けていらっしゃる大先輩。
社中員の皆さんからは『師匠!』と呼ばれたり、『いっちゃん』と呼ばれたりして、そのあたたかな人柄が滲み出る方です。
ここでは“益田の神楽”といっても一口には括れない、社中によって幅広い継承の仕方があるというお話。
そして益田自慢として、景観が美しいグラントワや、これから見頃が続く唐音水仙公園などをご紹介して頂きました。
冬の日本海の荒波と、香り高い白水仙。
私も白水仙が一番好き。毎年楽しみに足を運んでいます。
お猿さんたちはお相撲好き。お客さんを巻き込みながら、それはそれは嬉しそうに遊んでいます。
頼政と猪早太の登場に急展開。
お猿さん同士の情なども繊細に描かれるので、少し切ない感じもあります。
さて、この頼政は
須子の皆さんの代表演目。
13年前くらい前から舞っておられるということですが。
その間、演目の成長と共に、社中員の皆さんの心身を鍛え、育ててくれた思い入れのある演目なのだそうです。
勇壮で、荒々しい鵺。野村 晃(こう)さん。鵺は野村さんで3代目です。
先輩の舞う鵺を目標とし、研鑽・習得を続けているとお話されました。
高らかに歌いあげる勝利。
頼政:尾木 真澄さん、猪早太:篠原 将博さん。
ところで
終始会場を昂らせた、奏楽の皆さん。
大太鼓の岩田修一さんの歌声に聴き入っておりました。
伺うと、岩田さんは、鵺の野村さんと共に、「IZANAGI(イザナギ)」というバンド活動をされているのです。
和風ロックで、益田から日本を制覇!と夢は膨らみます
ご注目くださいまし~
パワフルッ
今年度の最終公演でした。
ご来場、有難うございました!
綾西神楽團の皆さんには、クリスマスを盛り込みながら力いっぱいつとめて頂きました。
改めてご紹介いたします。
悪狐伝のサプライズゲスト、サンタさん
それでは今夜も続いて、神楽の宴から
初登場、須子社中の皆さんです。
子猿さんは準備に余念がありません
~第四幕 石見神楽須子社中 頼政~
出演依頼以降、皆さん少し緊張してこの日を迎えられたそうです。
始めのご紹介は、宮崎勇美(いさみ)さん。
須子社中を長きに渡って支え続けていらっしゃる大先輩。
社中員の皆さんからは『師匠!』と呼ばれたり、『いっちゃん』と呼ばれたりして、そのあたたかな人柄が滲み出る方です。
ここでは“益田の神楽”といっても一口には括れない、社中によって幅広い継承の仕方があるというお話。
そして益田自慢として、景観が美しいグラントワや、これから見頃が続く唐音水仙公園などをご紹介して頂きました。
冬の日本海の荒波と、香り高い白水仙。
私も白水仙が一番好き。毎年楽しみに足を運んでいます。
お猿さんたちはお相撲好き。お客さんを巻き込みながら、それはそれは嬉しそうに遊んでいます。
頼政と猪早太の登場に急展開。
お猿さん同士の情なども繊細に描かれるので、少し切ない感じもあります。
さて、この頼政は
須子の皆さんの代表演目。
13年前くらい前から舞っておられるということですが。
その間、演目の成長と共に、社中員の皆さんの心身を鍛え、育ててくれた思い入れのある演目なのだそうです。
勇壮で、荒々しい鵺。野村 晃(こう)さん。鵺は野村さんで3代目です。
先輩の舞う鵺を目標とし、研鑽・習得を続けているとお話されました。
高らかに歌いあげる勝利。
頼政:尾木 真澄さん、猪早太:篠原 将博さん。
ところで
終始会場を昂らせた、奏楽の皆さん。
大太鼓の岩田修一さんの歌声に聴き入っておりました。
伺うと、岩田さんは、鵺の野村さんと共に、「IZANAGI(イザナギ)」というバンド活動をされているのです。
和風ロックで、益田から日本を制覇!と夢は膨らみます
ご注目くださいまし~
パワフルッ
2014,12,25 Thu 00:02
2014,12,23 Tue 16:44
この寒さについ
こたつを買ってしまいました。
姿勢が悪くなるかも。
一度入ったら出られない。
等など、今まで我慢してきた理由は色々ですが。
弱にして、ゆるゆると入るこたつ、極楽ですねぇ。
ハア~ (● ̄▽ ̄●) ヌックイ ヌックイ
では、こたつパソコンから。
神楽の宴でございます。
維茂(海佐竜太さん)の目線は、美女の正体をすっかり見抜いています。
~第三幕 中川戸神楽団 紅葉狩~
ご挨拶は能海 剛団長です。
まずは蔵迫郵便局長として、ひとこと頂きました
『皆さん、年賀状はお早めに。』
そうです。元旦配達は一般的に25日までの投函と言われますから、急いでね~
さて、この度も。
神楽の宴前夜には「宿泊者限定、道場ツアー」が開催されました。
普段から、道場へ遊びにきんさいと声をかけて頂いても、やはり、私たちにとっては敷居の高いものですね。
なんと30数名の参加者があり。
道場への憧れや、今回は神楽講座として舞の中の“拝みについて”等、知的好奇心を満たされたようです。
分かっていて楽しい~!
能海団長のお話に戻りまして
今年を振り返って。
芸石神楽競演の、板蓋宮での出演について、私の方から触れさせて頂きました。
『板蓋での挑戦は、若い団員から自然に上がった声。先輩たちの意思を継いでくれようとする気持ちが嬉しい。あの時は大太鼓をつとめながら、今と当時を行き来する感覚がありました。』
お客さんも同じ気持ちだと思います。。。
美しい!どの場面も“中川戸の紅葉狩”の世界観でいっぱいです。
道場ツアーに参加されたお客さんは、より舞台を身近に感じられたでしょう。
こたつを買ってしまいました。
姿勢が悪くなるかも。
一度入ったら出られない。
等など、今まで我慢してきた理由は色々ですが。
弱にして、ゆるゆると入るこたつ、極楽ですねぇ。
ハア~ (● ̄▽ ̄●) ヌックイ ヌックイ
では、こたつパソコンから。
神楽の宴でございます。
維茂(海佐竜太さん)の目線は、美女の正体をすっかり見抜いています。
~第三幕 中川戸神楽団 紅葉狩~
ご挨拶は能海 剛団長です。
まずは蔵迫郵便局長として、ひとこと頂きました
『皆さん、年賀状はお早めに。』
そうです。元旦配達は一般的に25日までの投函と言われますから、急いでね~
さて、この度も。
神楽の宴前夜には「宿泊者限定、道場ツアー」が開催されました。
普段から、道場へ遊びにきんさいと声をかけて頂いても、やはり、私たちにとっては敷居の高いものですね。
なんと30数名の参加者があり。
道場への憧れや、今回は神楽講座として舞の中の“拝みについて”等、知的好奇心を満たされたようです。
分かっていて楽しい~!
能海団長のお話に戻りまして
今年を振り返って。
芸石神楽競演の、板蓋宮での出演について、私の方から触れさせて頂きました。
『板蓋での挑戦は、若い団員から自然に上がった声。先輩たちの意思を継いでくれようとする気持ちが嬉しい。あの時は大太鼓をつとめながら、今と当時を行き来する感覚がありました。』
お客さんも同じ気持ちだと思います。。。
美しい!どの場面も“中川戸の紅葉狩”の世界観でいっぱいです。
道場ツアーに参加されたお客さんは、より舞台を身近に感じられたでしょう。
2014,12,23 Tue 12:54