

会場はますますヒートアップ。初登場の皆さんが続きます。
ここでは、ほとんど写真が撮れませんでしたので。
ユッキーさんから譲ってもらった写真がメインです。
いつもありがとーっ



“裏山の岩屋の土産”となる獲物を待ちます。
~第五幕 堀神楽団 羅生門~
きましたー!旧舞の羅生門。
まずは、佐々木道則さんに、加計の魅力を伺いました。
堀神楽団の氏神神社・堀八幡さんで毎年10月に開かれる流鏑馬神事の話では、お客さんが『ああ~っ』と一同に頷き。
長閑ながらも厳しい、加計名物・野生のお猿さんのお話などなど、朗々と愉快にお話くださいました。
神楽を通じて知る、神楽の里の魅力は尽きませんね。


傘から零れ落ちるくもは“雨”と表現されるようです。


堀神楽団の代表演目。
古くから舞われ、台本には、羅生門は前編と後編に分かれており。
現在舞っておられるのは、前編にあたります。
又、神は、綱と金時、2人ですが。
当時は綱と茨木童子の1神・1鬼の舞。
演じる舞台の大きさなどの変化と共に、今から14,5年、金時が帯同するようになったのだそうです。
そして何と言っても、切り取られる腕が、右。
堀神楽団の皆さんの「昔からの当たり前」が、神楽ファンを沸かせます。


神、鬼ともに口上が生々しく、ストレートに伝わってきます。
(この写真と次の写真は、私です)





2014,12,25 Thu 22:30


今年度の最終公演でした。
ご来場、有難うございました!
綾西神楽團の皆さんには、クリスマスを盛り込みながら力いっぱいつとめて頂きました。
改めてご紹介いたします。





初登場、須子社中の皆さんです。



~第四幕 石見神楽須子社中 頼政~
出演依頼以降、皆さん少し緊張してこの日を迎えられたそうです。
始めのご紹介は、宮崎勇美(いさみ)さん。
須子社中を長きに渡って支え続けていらっしゃる大先輩。
社中員の皆さんからは『師匠!』と呼ばれたり、『いっちゃん』と呼ばれたりして、そのあたたかな人柄が滲み出る方です。
ここでは“益田の神楽”といっても一口には括れない、社中によって幅広い継承の仕方があるというお話。
そして益田自慢として、景観が美しいグラントワや、これから見頃が続く唐音水仙公園などをご紹介して頂きました。
冬の日本海の荒波と、香り高い白水仙。
私も白水仙が一番好き。毎年楽しみに足を運んでいます。




お猿さん同士の情なども繊細に描かれるので、少し切ない感じもあります。


須子の皆さんの代表演目。
13年前くらい前から舞っておられるということですが。
その間、演目の成長と共に、社中員の皆さんの心身を鍛え、育ててくれた思い入れのある演目なのだそうです。






頼政:尾木 真澄さん、猪早太:篠原 将博さん。


終始会場を昂らせた、奏楽の皆さん。
大太鼓の岩田修一さんの歌声に聴き入っておりました。
伺うと、岩田さんは、鵺の野村さんと共に、「IZANAGI(イザナギ)」というバンド活動をされているのです。
和風ロックで、益田から日本を制覇!と夢は膨らみます

ご注目くださいまし~



2014,12,25 Thu 00:02
