半田徹さんと、広島北ホテルにお勤めのお母さん。
朗らかで優しいお母さん。素敵なとこいっぱいもらってるねぇ
宮乃木神楽団の今年の締めくくりは
広島北ホテルのディナーショーでした。
今年47回目の公演。
以外にも宮乃木神楽団の皆さんは、ディナーショーが初めて。
広島北ホテルも、神楽のディナーショーは初めて。
しかも、菅沢秀巳団長は、宴会の余興と思って依頼を受けたらしく、
最初の打ち合わせでそれはもう!『たまげたんよ~』とのことでした。
第一幕・紅葉狩より。
鬼棒を叩きつける音が、体を突き抜けます。
紅葉狩の上演後、その熱演に感嘆の声があがる中、菅沢団長の挨拶。
『平均24、5歳の若いもんが力を合わせて頑張っとります。
侘・寂に重きをおくというよりも、神楽へのひたむきな気持ちで舞いますので、元気を持って帰ってもらえれば嬉しい。』
幕間には衣装の裏話や、宮乃木オリジナル“23保持演目キーホルダー”の抽選会を行いました。
一条戻り橋が大好きだという方から質問。
『面をあれだけクルクルと、どうやって変えるのか?』
『特別に、横から見てみますか?』と菅沢さん。
『えっ!うーーーーーーん、やっぱり、いいです』
ファン心理だ
とにかく、お客さんが満足してくれりゃ~ええよ!!という想いが詰まった3時間でした
短い冬休み、体を労わってくださいね。
第2幕・一条戻り橋より。渡辺綱・岡本健太さん。
撮影会の協力、ありがとうございました。
白熱しました!善兵衛さんとジャンケン大会!
手作りうちわのプレゼントだよっ
口上、面変え、衣装を脱ぐなど、同時進行するんですよ、彼は。
という紹介がありました。
最後の最後まで、宮乃木色に染められるお客さん。
2011,12,06 Tue 21:23
顔は賑やかだが、『さぶい』。
冬の猫は演歌っぽい。
極太毛糸がお手元にありませんか?
仮設住宅にお住まいの方が、指編用の極太毛糸を求めていらっしゃいます。
可能な方は、ぜひご協力ください。
〒980-0811
仙台市青葉区一番町2-5-12
一番町中央ビル3階 佐藤わか子さん
090-1060-1254
よろしくお願いします。
冬のはじまりですが
今、山々の紅葉がすばらしいですね。
中国道で、その美しさに目を奪われました。
まぶしいくらいの紅。久地PAのカエデ(イロハモミジ?)
カエデの語源は“蛙手(かえるで)”。
恥ずかしながら今まで、カエデともみじってどう違うのかな?と。
カエデ カエデ科の植物。
もみじ 赤や黄色に紅葉する木々全般、その現象。
ざっくり言うと、一緒!
カエデ科の代表的な種類を、もみじ、と呼んでいるようですね。
ちなみに盆栽・造園業では・・・
かえで 葉の切込み(谷)が浅い。
もみじ 葉の切込み(谷)が深い。
というルールをもとに呼び分けているんだそうな。
ふーーーーーーーん (・_・)
浮かんでくるのはこの歌。
このたびは 幣(ぬさ)もとりあへず 手向山
紅葉の錦 神のまにまに/菅家(菅原道真)
この度の旅は慌しく、幣を捧げることもできない。せめて、錦のように美しいこの手向山の紅葉を弊の代わりに捧げます。
神よ、御心のままにお受けください。
もみじまんじゅう、食べたくなった??
2011,12,03 Sat 15:43
昨日ご紹介したシンポジウムで
ブラジル神楽保存会の古田川猛(こだがわ たけし)さんにお逢いしました。
益田市の久々茂神楽保存会で、石見神楽の基本を学ぶため、一か月の修行滞在です。
新聞やニュースで度々話題となるのでご存じの方も多いでしょう。
思わぬ出逢いに興奮して、矢継ぎ早に質問を浴びせてしまいましたが、おおらかな人柄で受けとめてくださいました。
サンパウロに本拠地を置くブラジル神楽保存会は、1969年発足。
40年を過ぎるんですね!
メンバーは20~30代を中心に、島根・広島に縁のある日系人と、神楽の魅力に参ってしまったブラジル人、計15名。
オロチのスサもブラジルの方だそうです
年間に10~15回の公演があるそうですが・・・
今、ブラジルは神楽ブームらしいよ~
広島生まれで、8歳からブラジルで暮らし、子供神楽を学んだ古田川さん。
成人して日本で働き、家業を継ぐためブラジルに帰国したところ、神楽指導者の高齢化に保存会の危機を感じ、先頭に立って継承に尽力されます。
益田市の社中などの皆さんは、数年前には130点にものぼる衣装や道具を支援として寄贈され、現地での指導も実現しています。
・・・師弟交流というのでしょうか。
この度は、久々茂神楽保存会の三原会長のご自宅に寝泊り。
鬼の演舞や奏楽の稽古に励み、各地の神楽に足を運ばれました。
数日前の成果発表会では、塵倫の男鬼を堂々と務められたそうです。
・・・石見神楽の里の暮らしも、終わりが近づきました。
ブラジルのメンバーも帰りを楽しみに待っておられるでしょう。
地球の反対側から、ご健闘をお祈りします!
※正確には日本の裏側は、ブラジル沖1200キロの、
大西洋の海の上~(*^_^*)
ブラジル神楽保存会の古田川猛(こだがわ たけし)さんにお逢いしました。
益田市の久々茂神楽保存会で、石見神楽の基本を学ぶため、一か月の修行滞在です。
新聞やニュースで度々話題となるのでご存じの方も多いでしょう。
思わぬ出逢いに興奮して、矢継ぎ早に質問を浴びせてしまいましたが、おおらかな人柄で受けとめてくださいました。
サンパウロに本拠地を置くブラジル神楽保存会は、1969年発足。
40年を過ぎるんですね!
メンバーは20~30代を中心に、島根・広島に縁のある日系人と、神楽の魅力に参ってしまったブラジル人、計15名。
オロチのスサもブラジルの方だそうです
年間に10~15回の公演があるそうですが・・・
今、ブラジルは神楽ブームらしいよ~
広島生まれで、8歳からブラジルで暮らし、子供神楽を学んだ古田川さん。
成人して日本で働き、家業を継ぐためブラジルに帰国したところ、神楽指導者の高齢化に保存会の危機を感じ、先頭に立って継承に尽力されます。
益田市の社中などの皆さんは、数年前には130点にものぼる衣装や道具を支援として寄贈され、現地での指導も実現しています。
・・・師弟交流というのでしょうか。
この度は、久々茂神楽保存会の三原会長のご自宅に寝泊り。
鬼の演舞や奏楽の稽古に励み、各地の神楽に足を運ばれました。
数日前の成果発表会では、塵倫の男鬼を堂々と務められたそうです。
・・・石見神楽の里の暮らしも、終わりが近づきました。
ブラジルのメンバーも帰りを楽しみに待っておられるでしょう。
地球の反対側から、ご健闘をお祈りします!
※正確には日本の裏側は、ブラジル沖1200キロの、
大西洋の海の上~(*^_^*)
2011,12,02 Fri 21:15
振り返れば、一見プロデューサ-な“I 氏”。
雨が続いた週末でした
《新時代・神楽の可能性を求めて》シンポジウムが開かれました。
パネリストの皆さんはソファーに腰掛け、鑑賞者の皆さんと目線を同じにします。
迎えるホスト役は、NPO理事長で広島修道大学教授の日隈健壬さんです。
すっかり童心に返る日隈先生。
絢爛豪華な衣装や、展示すると表情がまるで違う面の数々、手道具などに囲まれて、ギャラリー森はサロンのような和みのスペースに様変わり。
どちらも寛いで。
始めに、元・中川戸神楽団団長の羽原博明さんから、板蓋宮制作当時のお話がありました。
原田神楽団の鍾馗に衝撃を受け、はじまったこと。
手応えと拍手では得られない、競演の評価。
方向性に確信を持ってからは、アイデアを常に模索し、研究に明け暮れたことなど。
『えっ?私ひとりで喋るんですか?』と羽原さん。
県立広島大学の理事長で、学長でもある赤岡功さん。
データで、全国の神楽の活性化を示し、1993年の板蓋宮の影響を解かれました。
作曲家の伴谷晃二さんは、広島夏の芸術祭《オロチ~火と水への賛歌》の作曲者です。
広島生まれの伴谷さんは、オロチの姿を雄大な太田川に重ね、火と水というテーマから被爆地・広島が祈り続ける鎮魂と再生の姿を描かれました。
オロチが成敗されないことで議論もありましたが、命の尊さ、平和を想う交響曲は、神楽の願いそれらとまるで同じですね。
さて、神楽人お二人。
琴庄神楽団・笛の奏者、崎内佑結さん。保育士さんです。
お父さんが団長さん。小さいころから傍らに神楽がありました。
思春期の葛藤やプレッシャーを辿り、指導してもらった方への感謝を込め『吹かせてもらっているんだから、頑張ります』と爽やかでした。
質問に一生懸命考えて、丁寧に答える姿です。
一際存在感のある、石見神楽亀山社中・小川徹副代表。
『神楽は本来神に捧げるものですが、正直、神楽を通して人を魅了したいという欲もあります。』
『どの時代でも神楽は進化し続けて、現代に繋がっている。』
『変化のスピードが速ければ速いほど、周りから色々言われるのでしょう。』
メモに溢れる小川語録。さすがです。
身振り手振りでヒートアップするのでした!
言い忘れたこともいっぱい、だそうです
“伝統”と“さきがけ”の2極を持つ現代の神楽。
短い時間ではありましたが、内容は多岐にわたりました。
競演の特徴である制限時間も、そのプロセスが想像力と創造力を育むのではないか、という話も出てきました。
鑑賞者の皆さんは、どんな話を心に持って帰られたのでしょうか。
2011,12,01 Thu 10:57