ぎっちりつめつめ。
今年の神楽納めは
雪の様子を見て、朝、決心してから2時間の道のり。
益田市美都町で開かれる玄武の舞です。
毎年、パンフやポスターのかっこよさでも話題になりますね。
協力者のもとに益田市の≪石見神楽 久木(ひさぎ)社中≫が主体となり、今年で7回目。すっかり年末の定番となりました。
照明が効いた美しい舞台。
スタッフの皆さんもとても親切で居心地良かったです。
今回は一番後ろ。ユッキーさんの隣で撮影の邪魔をしつつ寛ぎました。
益田の神楽は普段ほとんど見ることがないので、ものすごく新鮮でしたよ
石見神楽 久木社中(益田市)
結成から間もなく8年目を迎える、8調子系のイキのよい社中です。
“伝統と個性”の益田の社中の中にあって、温故知新・久木スタイルの確立を目指します。
≪かっ鼓・切り目≫より
よろしき場所はどこかいな。
太鼓を打ち鳴らして天下泰平・国家安泰を祈ります。
≪大蛇≫
石見の大蛇で締めくくれました。
大都神楽団
もともと玄武の舞の立ち上げに尽力されていました。
愛着のある舞台で、観客を巻き込んで。
≪国譲り≫
天つ神VS国つ神。
これだけは・・・落としちゃいかーん。
≪土蜘≫
よぉ舞いんさったねー
石見神楽保存会 久城神楽社中(益田市)
益田系八調子に独自の変化が加わって、全てにオリジナル性が高く、コアなファンが多いと伺いました。
≪大江山≫
物語の始まり。頼光・綱・金時。
この塵取り面は、違う演目でも使用されます。(この日は天神でも使用)
面は同じでも、舞そのもので役柄の違いを演じます。
山伏に姿を変えると同時に、頼光・綱の面も変わります。
『酒呑童子がその姿、色白く赤髪・伸び乱れ、昼の間は人なれど、
夜になればおそろしき、身の丈、一丈あまりなり』
それにしても渦巻き型の面。インパクト大です!
大都神楽団の惠木勇也さんに伺うと・・・
浜田市三隅町から益田市にかけて見られる独特な面で、使用される代表的な演目は五神だそうです。
「塵取り面」「寸取り面」または「大癋見(おおべしみ)」などと呼ばれます。
惠木さんは、あの渦の造形から、中世の神仏衆合的感覚・修験者をイメージされるようですね・・・。
中川戸神楽団
広島からの神楽ファンが会場をリ―ドします。
益田から来たというおじちゃんのお話。
『広島はなんとまぁ女の人が上手に笛を吹きんさる。』
『あがぁにきれいな舞手さんがおるん?』
と感心していました~
≪茨木≫
絵美ちゃん
キューッ
2011,12,20 Tue 14:48