夕方5:30。西の空、4等級の金星が浮かびます。
(電線の下。肉眼だとすぐわかるよー)
昨夜は、月・シリウス・オリオン・ふたご座流星群のコラボでした
AM3:00。あまりにも月がまぶしいので躊躇しながら出掛けました。
流れましたね~
1時間で19個。(その後、雲が広がって強制終了)
ほとんど西の空。オリオンの近く。
緩やかなスピードで、真っ白に光る、長い尾をひくものが多かったです。
あれくらいなら、願い事が3回言えるかもしれない・・・。
でもいつも『うわ~~~~っ』って言ってるな。
ところで、冬の星座を代表するオリオン座。
神話に伝えられるオリオンは、海の神・ポセイドンの息子。
強靭な肉体と、類まれな美しさを兼ね備える青年で、優秀な猟師です。
だけど、星座図で描かれるオリオンはみんな“ヒゲもじゃのおっちゃん”だね
オリオン周辺。大きくして見てね。
オリオンの神話には代表的なものが2つあります。
1つは、猟師の腕前をあまりにも鼻にかけるオリオンに、大地の女神が怒り、サソリを仕向け刺殺してしまうというお話。
今でもオリオンはサソリが怖いので、さそり座がのぼると、西へ沈んでしまいます。確かに・・・。
2つ目は、月の女神・アルテミスと恋に落ちたオリオン。
妹の恋に反対する、アルテミスの兄、太陽神・アポロンの策略により、アルテミスは、遥か海の上で金色に輝くオリオンを、愛する人とは知らず、矢で射ぬいてしまいます。
一部始終を見ていた大神・ゼウスは、二人を哀れに思い、オリオンを星の姿で天に昇らせます。
アルテミスはオリオンに逢いたくて、月の姿で夜空を巡っているというお話。
。。。2つの神話は全く印象が違いますね。
さて、星座を巡ると
オリオンの足元には獲物のうさぎ座。
傍には、猟犬のおおいぬ座・こいぬ座。
オリオンの顔の先には・・・オリオンが一目ぼれをして何年も追いかけまわしたので(こらー)、白いハトに姿を変えて逃げた7人の美しい姉妹、プレアデス星団(すばる)があります。
逸話が多いオリオンは、キャラクターの一貫性はありませんが、クリスマスのロマンチックな夜には、こんな話もいいかな??
2011,12,15 Thu 23:19