月齢11。
ティコ(右下クレーター)の近くを見てみると、ボッコボコ。
長生きの証かな・・・
前回の広島神楽定期公演
飯室神楽団の皆さんをご紹介します。
今年初演の演目に、幕間の初の試みと、盛り沢山でした
夕暮れの風は冷たいです。<m(__)m>
大黒さんに幸せの種を頂きました。
はじめに申し上げますが
人の揚げ足を取るというのは、あまりお行儀の良いことではありません。
しかしこの日、あまりにもキュートな言い間違いが、舞台袖とスタッフを明るくしてくれたので言わずにはいられません
それは配役変更について、控室でお話を伺っていた際。
変更によって、八幡の門丸を舞うこととなった、倉頭勇太さんの一言。
先輩の確認に対して『はい、(自分が)舞いまうす!』と真面目に返事をされた倉頭さん。
舞まうす・・・まいまうす?
舞・ま・う・す??
勢いよく答えたばかりに、“ま”と“す”の間に“う”が入ってしまいました。
よくあるお話です。
たったこれだけの言い間違いですが、その後、じわりじわ~りと皆のハートを温め。
私『ちょっと司会してきマウス!』
音響さん『音、出しマウス!』
下田勝行団長『これから大太鼓叩いてきマウス。』
皆『よろしくお願いしマーウス。』
それはもう、何かにつけていちいち!盛り上がったのです。
倉頭さんは、この日の流行語大賞を受賞されたということです
門丸は“神に対する民衆を表すもの”と、神楽団に伝わります。
~第一幕 八幡~
本来であれば、若手の登竜門としてこの舞を習得し、塵倫へ進んでいくべき基本となる舞だそうですが。
団員の人数や都合などにより、ベテランの皆さんがつとめられる、重さと見応えのある舞です。
舞台上の応神天皇と魔王のピリリとした真剣勝負の一方で。
逃走した門丸が会場でお客さんと戯れる、人舞う神楽の魅力。
そして、会場もまた神楽の一部という広がり方を楽しんで頂きました。
大太鼓:下田勝行さん、小太鼓:吉村公司さん、
手打鉦:日野俊希さん、笛:大西菜つみさん。
応神天皇:野見山 渉さん、門丸:倉頭勇太さん、
第六天悪魔王:佐々木俊一さん。
魔王のピンチで、やっと門丸が舞台に帰って来ます。
2016,12,11 Sun 21:34