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雨も思い出に。
ダイヤ11月最後の日曜日ダイヤ

雨で予定が大きく変わってしまった汗

こればっかりは仕方ないですが、準備を進めてこられた皆さんは気の毒です。。。



ダイヤ「深野神楽 復活30周年記念共演会」続きますダイヤ

この共演会は9月と言う台風シーズンの開催でもあり、いつも決まって雨です!

体育館の開催ですので、中に入れば寄り添って暖かいのですが。

深野の皆さんは、雨を前提に準備を進めて、当日はやっぱり雨にひひ

私も前回の共演会は、近くの国民宿舎が台風で浸水して宿泊ができないかも、と連絡を頂いてヒヤヒヤしました。

それでも、雨だって何だって、多くの方がお祝いに来てくださって、嬉しさ倍増です四葉




上台風が遠くに去った、斐伊川上流。
秋の実りの季節に、大蛇神話を髣髴とさせる暴れ川。



ダイヤでは、共演会前半・最後のゲストですダイヤ

~第五幕 流星 仁多乃炎太鼓~

平成3年に結成され、今年25周年を迎えられました。

奥出雲で古来より盛んであった「たたら製鉄」をイメージし、鉄と炎の力強さを和太鼓で表現されます。

深野の皆さんとは公私ともに、それはそれは!ご縁が深く。

内田幹夫代表は『ジャンルは違いながら芸を追求する者同士、お互いに学び、良き理解者である』とお話されます。

さて、全身を貫くような仁多乃炎太鼓。

屈強な演奏は音だけではなく、躍動感あるパフォーマンスに血が騒ぎます。

とても楽しそうに叩かれる姿、見ていて羨ましい!

“和太鼓叩いてみたいな”と想像してみますが・・・きっとすぐに貧血と更年期でバッタリ倒れるでしょうダッシュ


内田幹夫さん・水内祐吉さん・長谷川正さん・伊藤 剛さん・
赤名卓大さん・千原憲司さん・若槻由美さん・内田菜月さん・
小池貴人さん・戸屋雄基さん・坂根克行さん。
















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発揮。
ダイヤせっかくの土曜の、大粒の雨!ダイヤ

すっかり冷えました・・・・


ダイヤ深野神楽 復活30周年記念共演会ダイヤ

続いては前半ゲストをご紹介します。

この共演会には毎回、深野の皆さんと永きに渡って交流を続けている、同じ団体の皆さんが顔を揃えてくださいます。

お互いの5年を持ち寄り、労わり、奮起して次の5年を誓う共演会でもあります。



~第三幕 石見神楽亀山社中 神武~

もともとは、神楽人同志の集いがきっかけで交流が始まり。

深野神楽15周年の共演会に、2年目を迎えた亀山社中さんが招待されました。

以来、20、25、そしてこの度の30周年と華を添えられ。

又、亀山社中の10周年記念には、深野の皆さんがお祝いに駆けつけてくださっています。

さて、今回の神武は。

日本建国の礎を築かれた神武天皇に準え、この土地を都として深野神楽の末永い繁栄を願うものです。

折しも、その神武を舞う小川奏さん、長髄彦の川上岬大さん(当日は所用で不在)は。。。

初めて亀山さんが深野の共演会に出演された15周年の年に生まれた15歳!

小川兼久代表は『共に歩む者同志、亀山社中の変遷も見て頂きたい。今日は若い力が全力で舞い、激励とさせて頂きます。』とメッセージを贈られました。


神倭磐余彦命:小川 奏さん、日乃臣命:小川 魁さん、
長髄彦:岡田直幸さん、従賊:石井 海さん。

大太鼓:大下一匡さん、小太鼓:梅川昌良さん、
手拍子:宇野浩央さん・小松原隆史さん、
笛:川上 剛さん。


























~第四幕 土江子ども神楽団 金山姫銀山勧請~

初めてご一緒させて頂きました。

大田市長久町に本拠地を置き。

神楽団の歴史として、江戸時代後期・寛政年間には、正月三日に盛んに舞われたとの記録が残るそうです。

時代の波に幾度か中断しながら、平成12年、町内挙げての尽力により再開。

現在は、小1から中3までが所属し、奏楽・舞・衣装の着付けまで全て子供たちが担い、高学年が低学年に指導することを習わしとしています。


共演会に、この度唯一初めてお招きしたゲストです。

5年前、木次町で開かれた「子供神楽フェスティバル」で、初めて土江子ども神楽団の舞台を見て衝撃を受けた、深野こども神楽教室の皆さん。

以来、文通や共同合宿を開くなど、神楽を通じて友情を育み、一方では切磋琢磨するライバルとして刺激し合っていますグー


神楽上演後には、深野の子供たちと合同で「ふるさと」を笛で合奏しました。

代表の楫 義行さんは『子供たちは何を教えてもその吸収力は素晴らしい!地域を超えた交流で神楽を通じて大切なものを学んでいって欲しい。』と目を細められました。

金山姫勧請あらすじ

石見銀山を誇る、大田市を舞台したオリジナル神楽です。

室町の頃、石見銀山の銀を巡って、魑魅魍魎が出没。
争いのたえない状況に憂えた、守護大名・大内氏は、石見銀山の代官「大蔵大輔(おおくらだいふ)」に命じ、鉱山の守り神である金山姫の魂の奉幣を勧請することを命じる。
大蔵大輔は、道中の無事を祈願し、石見一宮である、物部(もののべ)神社に参り、金山師を連れて西国に向かう。
その途中、人間に森や山を荒らされて怒る翁と媼に化けた、大山蛇神(おうやまかがち)に襲われ、生命を落とすところを、宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)に助けられ、西国への旅を続ける。
しかし再び鬼神に襲われ、物部神社の神宝(かんたから)に守られ、激戦の末に討ち果たし、無事に金山姫の奉幣を石見銀山に持ち帰り、佐比売山(さひめやま)神社を建立。
そして争い事を収めることとなる。  


大蔵大輔:西本将大さん、金山師:橋口祥矢さん・雲石大輝さん。
鬼神:米浦 宏さん・福田陸人さん。
大山蛇神(翁):森脇友智さん、大山蛇神(媼):安井 晄河さん、
宇摩志摩遅命:上代学阜さん、金山姫:西本吏玖さん。

大太鼓:堀  陽人さん、小太鼓:岩崎 柾さん、
笛:西本萌加さん・中祖理希さん・栗山珠希さん・
森脇ほのかさん・土江美羽さん・安井柑南さん。
手拍子:坂根翔真さん・坂根舞人さん。




















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念願。
ダイヤ宵の明星ダイヤ

マイナス4等級、夕方の南西の空に一際輝いています。

早く陽が落ち、金星の高度も上がってきて、これから見頃が続いていきます。

太陽、月に次いで明るく見える金星。

冬の夕暮に、金星は気持ちも明るくしてくれるような気がします。

さて、地球から見た金星は、月と同じような満ち欠けがあります。

1月中頃までは半月状、それ以降更に細くなります。

肉眼での確認は難しいと思いますが、双眼鏡か、天体望遠鏡がお手元にあれば、ぜひ!



上3月までの金星の位置と大きさの移り変わり。(もちろんこんなに大きくは見えません)
※Nikon星空案内




上11月初旬の三日月と金星。12月3日に細い月と金星の接近があります。


ダイヤ深野神楽 復活30周年記念共演会ダイヤ

ご紹介を始めます。

この度の共演会のテーマは「深野神楽の新時代の幕開け」です。

深野神楽保存会の皆さんが指導する、深野神楽こども教室は、今年14年目。

懸命にコツコツと育てて来られた、1期生、2期生の卒業生たちは深野神楽に根をおろし。

嬉しいことに、すでにメンバーとして活躍しています。

子供たちを一緒に見守って頂いた地元の皆さんに、感謝の報告と。

30年の節目に、深野神楽の活気に満ちた姿をご覧頂きました。

それでは、共演会のスタートは継承者の皆さんから・・・




~ 深野神楽こども教室 ~

これまで小学生を対象とし、今年から保育所~中学生までと広げて、現在17名。

儀式舞や八俣大蛇を保持します。

本場前の舞台の袖で、深野の先輩方の話を、頷きながら聞く真剣な表情はとても大人びていましたが。

上演後、ホッとした途端に、ニコニコと可愛く笑う子供たちを見ていると。

指導される深野神楽保存会の皆さんと子供たちが重ねてきた、日々の充実が伝わってくるようでした。

第一幕の清目(きよめ)では、先輩方の稽古を忠実に、厳かに舞い。

第二幕の八俣大蛇は、「研究熱心」を加え、全身で一生懸命舞いました。

大蛇の里で育つ子供たちは、小さいころから大蛇が大好き!です。


~第一幕 清目~

奉納で一番最初に舞われます。神楽殿、団員、観覧者を祓い清め神楽舞を滞りな繰り広げるための大切な舞です。

清目:多々納実紀さん。

鼕(どう):多々納悠貴さん、太鼓:柳楽祐貴さん、
笛:芝原佐知さん・芝原春菜さん、
合調子:半田愛麗さん・芝原桃香さん・景山友也さん・和泉大雅さん。













~第二幕 八俣大蛇~

須佐之男命:堀江柊介さん、八俣大蛇:柳楽光輝さん、
足名槌命:山田琴水さん、手名槌命:山田理水さん、
稲田姫命:勝部 茜さん。

鼕(どう):多々納悠貴さん、太鼓:柳楽祐貴さん、
笛:芝原佐知さん・芝原春菜さん・多々納実紀さん、
合調子:芝原桃香さん・半田愛麗さん・景山友也さん。


2016_0918_113801-DSCN0292.jpg






















続いていきます。
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指折り。
ダイヤ気が付けばもう週末!ダイヤ

おしりに火がっ

<(゚Д゚;)> oh no!

祝日に感けて神楽をデレデレlove見てると一週間は早い。。。



上下風が冷たい相生橋から。「バールン号」。
平和公園から、横川、寺町辺り、約30分のクルーズだそうです。
たまには優雅な水上散歩も良いですね。





ダイヤでは続いて、時間を巻き巻きダイヤ

まだまだ台風の季節だった・・・

「深野神楽 復活30周年記念共演会」をご紹介してまいります。

開催数か月前に、深野の小田和子(かこちん)さんからお電話を頂いた際には。

私『もう5年ですかぁ(しみじみ)』

小田さん『5年ですよぉ(しみじみ)』

小田さん・私『5年ですねぇにかっ』と、なんだか二人でゲラゲラ笑ったり。

共通の話題で涙したり、もうこの日から超~!楽しみにしていました。

何よりも、かこちんに、武(たける)くんが誕生して、お母さんになっている!!

“時間の作用”を一番幸せに思う再会でした四葉


ダイヤせっかく奥出雲へ行くのだからダイヤ

大蛇の里の空気をいっぱい吸いたくて、前入りしました。

途中降り出した雨で、思うように動けませんでしたが。

縁の神社に二か所立ち寄ることが出来ましたので、こちらからご紹介します。


~兎比(とひ)神社(雲南市吉田町)~

松江道・雲南吉田ICから、吉田川沿いに走って。

うっかりすると見落としそうになるほど、さりげなく鳥居が現れます。







足名椎命と手名椎命を祀る神社。

このふた柱を主祭神とする神社は全国的にも珍しく、出雲風土記にも明記される、由緒正しい神社のようです。

出雲風土記ではふた柱の名の由来は「手足をさするほど姫を可愛がった」ことからだと解釈され。

そして古事記では、大山津見さんの子として「手足を使って田を耕す・稲作をする」と解釈されると聞きます。





実は。

階段を上がろうとすると。

上から楽しそうな話し声が聞こえてくるような気がして。

地元の方か、宮司さんにお逢いできるかも!と、息を切らして上がったのですが。

広い境内にはどなたもいらっしゃらなくて・・・『あれ?!』。

広い境内には、風もなく。

遠くから聞こえる草刈り機の音だけ。

まぁ、こういうこともあるのでしょう。




上随身門と狛犬さん。



上出雲構え獅子。



上阿さんは、顔落ちでした。
付けて見たかったけど、触っていいものかどうか分りませんでした。





上広く、手入れの行き届いた境内。



上下拝殿。





上拝殿→幣殿→本殿、傍らに境内社。


一通り参拝してから。

「兎比」の意味を伺いたくて。

敷地内にある民家を、宮司さんか管理人さんかと思い訪ねてみましたがお留守でした。。。




上下神社の少し上に位置する、稲荷神社。




~川邊神社 雲南市 木次町~

曼珠沙華に染まる、斐伊川沿いの小道を走りました。

離合が難しい一本道を、ドキドキしながら、景色の一部に溶け込む様な神社に到着。

神社の横には小さな公園で遊ぶご家族や、畑仕事をするお婆ちゃんが、にっこりご挨拶をしてくださって。

ここに来て良かったと思いましたにこっ


クシナダヒメがご懐妊の際、良い水を求められ。

『甚く久麻久麻しき谷なり(いたくくまくましきたになり:いと奥まった美しくきれいな谷)』と、この地を御産所に定められたと言われます。

安産祈願、縁結び等のご神徳を伝えます。

この場所は熊谷と言い、久麻が熊になったという説があります。


二主祭神

久志伊奈太美等与麻奴良比売命(奇稲田媛命)くしいなだみとよぬらひめのみこと

清之湯山主三名狭漏彦八島篠命 すがのゆやまぬしみなさるひこやしまじぬのみこと※スサさんとイナダヒメさんの御子さん。




上派手さはなく、ひっそりとした佇まいです。



上愛嬌のある狛犬さんでした。出雲尾立・・・かな?



上下拝殿。4時半ごろには灯りが灯っていました。
本殿にもまわりたかったのですが、蚊の集団に襲われ撤退汗






上参道から望む。神社の名の通り、斐伊川の川邊(川辺)です。
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人舞う力。
曇り冬っぽい空模様曇り

今日はコートが活躍しそうですね。


ダイヤ広島神楽定期公演・郷之崎神楽団の皆さん続きますダイヤ

幕間のお話は、郷之崎神楽団の指導役・森田隆司さんです。

郷之崎の神として一世を風靡し、大朝の神楽を代表する重鎮とご紹介をさせて頂きました。

この日の森田さんは少し風邪気味で『いつもはウグイスのような声なのですがにこっ』と会場を和ませ。

氏神神社である、龍山八幡神社の由来と吉川氏との関わりなど地元・新庄の雰囲気をお話されました。


しかし神楽については、会場の空気が一変するほどの熱い気持ちを切々と語られました。

それはもちろん、郷之崎が先人たちより長きに渡って継承してきた旧舞への所感。

「変わってはいけないもの」への想い。

「神に奉ずる神楽」への信念です。

会場は、ツアーなどでいつもより多くのお客様で席が埋まっていましたが。

水を打ったようにシンと、身じろぎもせず一生懸命に聴いておられました。

本気と心が宿る言葉は、まっすぐ人の胸を貫く。。。

私はこのインタビューと景色を、この先もずっと忘れないと思います。


そして一番印象に残ったお話は。

『私たちはこれからも、何かしら感じて頂ける神楽を舞い続ける努力をしていきます。皆さんは、色んな趣のある神楽を観ながら、神楽を学んで欲しいと思います。そこに一層の深みと醍醐味が生れます。』

自ら心を耕しておけば、神楽を通じて広がる世界は無限。勉強します!

森田さん、ありがとうございました。(*^_^*)




上話を聞いてから見ると、魅力は高まる。


~第二幕 鍾馗~

鍾馗という演目の重要さは、すでに周知されていると思います。

幕間では、森田さんから、鍾馗について。

『昔は「この家は鍾馗を舞うもんの家だ」「この家には鍾馗の鬼を舞うもんがおる」と言われるほど、鍾馗の舞子は誉だった』とお話がありました。




上衣装やら冠やら、伺いたいことは山ほど!

今回初めて門出佳大さんに、鍾馗大神を舞う経緯や気持ちを伺うことができました。

(あんなに普段、色んな話をしているのにねっにひひ

入団6年目に、神楽団の看板を背負う鍾馗大神を舞うこととなった門出さん。

当時は大きな葛藤がありました。

さつき選抜に向けて、新体制で鍾馗を舞うこととなり。

門出さんの“いつか鍾馗を舞いたい”という気持ちを買って、先輩方が任せてくれた大役でした。

しかし、錚々たる先輩方の手前「自分なんかより先輩が舞う方が良い」と、門出さんはいつまでも遠慮が抜けず、気後れし。

加えて、門出さんのおじい様(上清利文さん)が「鐘馗大神の名人」とうたわれる方であったこともプレッシャーで。

とうとう、さつき選抜の2か月前に『お前には無理』と烙印を押されてしまいました。

しかもその時門出さんは、悔しさより、安堵の方が強かったのだそうです。

それでも。

練習後、いつも居残りひとり稽古を続ける門出さんを見て。

一旦は練習から帰りながら、途中車で引き返して稽古をつけてくれる先輩もあり。

そして『やっぱりお前に鍾馗を舞って欲しい』と、先輩の本音を知ったことを境に。

迷いは一切消え、覚悟を決めて再び許しを得て鍾馗を舞うことになったのだそうです。


上演後、門出さんは『今日はお客さんの拍手が本当に力になりました。』と息を切らせましたが。

力の限りを尽くす鍾馗!お客さんも真剣に拍手を送られていたと思います。


鍾馗大神:門出佳大さん、大疫神:栗栖賢介さん。

大太鼓:出上 毅さん、小太鼓:宇川友勝さん、
手打鉦:清水繁昭さん、笛:住川裕江さん。

























上鐘馗の面をかぶらせてもらいました。門出さんの個人の面です!
左から隅岡元氣さん、門出佳大さん。

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