怨念という影をまといます。
五月姫:竹迫 正棋さん。
幕間のお話は
もちろん夏本秀典団長です。
鈴張は広島市内ではありますが、すぐお隣は北広島町。
夏本団長も四季を豊かに暮らしておられます。
田仕事もそろそろ始まり、トラクターの作業や、トラクターについて歩くカラスのお話。
カエルの大合唱。清らかな鈴張川の蛍。
日々の生活では滅多に聞けないお話を聞かせて頂きました。
自然の中に神楽を感じる心を大切にしたいですね。。。
5月24日には、鈴張大花田植えが開かれ、神楽の上演もあります。
又、5月31日には、広島護国神社で奉納されますので、ぜひ足をお運びください。
願い叶い、昂る時。
大太鼓:橋原 慎也さん、小太鼓:橋原 義則さん、
手打鉦:河本 彩さん、笛:青木 静さん。
この日、手打鉦の河本さんは、高校三年生のまだ新人さん。青木さんや、服部久美さんの笛を目標にして、練習に励んでいます。
~第二幕 滝夜叉姫~
鈴張神楽団の皆さんの十八番演目です。
年間の公演の中で、半数以上演じておられます。
滝夜叉姫の物語の前段となる「将門記~親皇宣下~」を創作・保持されていますが。
将門の立場で描かれることから。
一貫して父・将門、娘・五月姫(滝夜叉姫)の無念の気持ちに寄り添い拝見することができます。
いつか続けて舞ってみたい!というお話でした。
向かうは妖術を操るという朝敵。張りつめた空気が漂います。
大宅中将光圀:山中数人さん、従人:石川昌士さん。
悪には悪の“忠誠”。
夜叉丸:住本政彦さん、蜘蛛丸:吉田和哉さん。
走って2階へ!・・・華やかですね~。
パワーアップ!ワクワク。
光圀の険しい表情!真剣勝負に胸が熱くなります。
最後の勝負に用いるのは、父・将門の忘れ形見の懐剣です。
明日の定期公演は
初登場。あさひが丘神楽団の皆さんです。
首を長くして待っておられた方もいらっしゃるでしょう
演目が戻り橋(後編)から、土蜘蛛に変更となっておりますので予めご了承ください。
4月22日(水)6時開場 7時開演
広島県民文化センター(082)245-2311
あさひが丘神楽団 滝夜叉姫・土蜘蛛
2015,04,21 Tue 20:55
『学校の帰り道に、鬼に逢いました』
また見に来てねっ
それでは先週の広島神楽定期公演!
鈴張神楽団の皆さんをご紹介します。
素晴らしいニュースがありました。
1年前の鈴張神楽団の皆さんの定期公演を観て。
なんと!おふたり、新しく入団されました。
舞台から伝わる熱意に心を決めたそうです。
裏方としてこまめによく動き、人懐こく、団を明るく盛り上げる姿。
これからどんな役割を担っていかれるのか、楽しみにしております
新入団員の沖川茉祐(まゆ)さん(左)と石原有梨(ゆり)さん&これから苦楽を共にする・・・ひょうきんな仲間たちです
~第一幕 山姥~
およそ15年、少しずつ整え直しながら舞っておられます。
母子・今生の別れの場面は、神楽団による演じ方が様々ですが。
怪童丸の気持ちが伝わってくる場面に、なるほど~!としみじみ拝見しました。
上路山にて日が暮れ、頼光と綱が一夜の宿を求める。
これも何かの導きでしょう。
源頼光:山中 数人さん、渡辺綱:石川 昌士さん。
夜も更けたころ。。。母と子はこうやって生きてきたんですねぇ。
山姥:住本 政彦さん、怪童丸:竹迫 正棋さん。
頼光主従は、親子の正体に、とっくに気が付いていたような気がしますよね。
もとは心優しき母也。
ここですよっ。全てが詰まってる場面。
坂田金時として、母を見送ります。
長くなるので分けまーす。
大町さんに『いつもと変わらんっ』て言われたーっ
2015,04,21 Tue 20:25