平和公園を照らすフラワーキャンドル。
資料館から慰霊碑まで光の帯でつながります。
大震災の被災者の方々を労わるメッセージが多く見られました。
FF終了ですね
今年は開催趣旨が『大震災被災地への支援』とはっきりしていたこともあって、例年以上の充実感でした。
ステージに参加される皆さんの、被災地の方への想いはとても深くて、一緒に傷ついていることがよく分かります。
私もステージの進行を任された以上は、スムーズな段取りに終始しがちですが、今回は参加された皆さんと、たくさんお話をさせていただきました。
全国的に広く知られる平和の祭典が、広島という特別な地で毎年開催される意味がようやく理解できたような。。。
初日のダンスフェスティバル
FFの舞台を目標に一年頑張った!と、あらゆるジャンルのダンサーの皆さんがフェニックスホールに集結しました。
『優れたダンサーは、1に基本。2に技術、並んで表現力でしょうか』と、先生を務める方がおっしゃっていました。
きっと一生追いかけるものですね。。。
ちびっこたちはとにかく好奇心のかたまりなのです。
マイクを持って立っている私に『何しよるん?』 『スイッチ入っとる?』
『東京から来たん?()』とわらわら。
『マイクでね、会場のお客さんに、みんなの事を紹介するお仕事なんだよ~』
『ええ~?今、仕事中なん?!』
マイクを持ってケラケラ走り回ってる姿は、仕事には見えないらしい。
なるほど。。。うーん、そうかもね!
でも結局、愛らしいみんなのおかげで、楽しく過ごせたんだけどね~
5歳の みきちゃん(左)とすずかちゃん。
まもなく舞台へ走り込みます。ちょっとドキドキしてるっ
あっ、みきちゃんと目があった!大舞台を自由に。上手だったよ。
舞台袖もとても華やか。
《タニ・タヒチアングループ》の皆さん。
ココナツの若葉がついたタヒチアンヘッドバンドと、
赤いイイ(ポンポン)が鮮やか。
会場を魅了するする~ ステキでした
2011,05,05 Thu 21:42
先月10日。夕霞に揺れる月。
黄砂に覆われて
一日、柔らかな日差しでしたね。
風塵・砂塵と聞けば、やはり塵倫が顔を出すでしょ?
( ´∀`)人(´∀` )。
ちょうど今頃、黄砂の季節、夕暮れに想う 《朧月夜》。
郷愁に溢れた大正生まれのこの曲は、誕生してから、もう100年近くが経ちます。
作詞家で、文学博士の『高野辰之さん(明治9年~昭和22年)』は、長野県旧豊田村(現:中野市)の生まれ。
ご自身が生まれ育った信州の、春の景色です。
朧月夜の歌詞にある鐘といわれています。
同じく、《故郷》や《紅葉》もこの地から誕生しました。
※文部省唱歌と絵画より
今になってやっと意味が分かる歌詞もあるけど、歌われる風景や香りや音を、自分の中に描けるのは幸せだと思います。
旋律に乗せて、なお趣を放つのは、この詩全体が4・4・3・3の心地良い韻律(リズム?)で成り立っているからなのかもしれません。
詩を、詩として声に出して朗読すると、また胸いっぱいに広がってきますね。
菜の花畠に 入り日薄れ 見渡す山の端 霞深し
春風そよ吹く 空を見れば 夕月かかりて 匂い淡し
里わの火影も 森の色も 田中の小路を たどる人も
蛙の鳴く音も 鐘の音も さながら霞める 朧月夜
匂い淡しの“におい”は、古語で“色合いが美しい”こと。
何もかも、おぼろげに包む春宵。
。。。明日は新月。
2011,05,02 Mon 22:37