昨年初夏。朝、羽化したナミアゲハ。
上手に飛べるようになったら、お別れ。
※ナミアゲハ。。。小ぶりな黒と黄色の良くみられるアゲハ。
“ナミ”は“平凡、珍しくない”という意味からきてるらしい。
ナガサキアゲハのメス。羽を乾かしています。
オスは一見真黒ですが、光の加減で青く光ってきれいです。
毎年この季節、我が家では
ナミアゲハを、卵や幼虫から飼育し、3~4匹旅立たせる恒例行事があります。
名前は全て『なみちゃん』。
たいてい、柑橘類の葉が主食なので、庭に山椒や柚子があるお宅に、いつでも枝を持ち帰っても良い、という了解をもらっています。
しかし昨年は『なみちゃん』と思って連れて帰った2匹の幼虫が、
なんと『ナガサキアゲハ』。
日本最大級クラスのアゲハであるその幼虫は、親指の太さに、長さは6センチもある、威風堂々とした芋虫!
食欲旺盛、「ジャクジャク」と豪快に食べる音で、夜中起こされるほどで。。。
そうはいっても、およそ一か月を共に過ごし、ある朝羽化した姿は清らかで、胸が熱くなります
そんなわけで、今年の第一号は
家に来てから一週間。
間違いなく『なみちゃん』。白靴下がチャームポイントです。
昨夜脱皮をして、終齢幼虫になりました。
これから何倍も食べて、どんどん大きくなって、およそ1週間後に蛹になる予定です
5/23 若齢幼虫。鳥の糞に擬態しています。
5/28 怪獣みたい。
昨夜脱皮直後、まだ体の色が薄く、ふにゃふにゃです。
顔のお面もポロリと取れました。「つかれた~~」
今夜のなみちゃん。おじさんみたい。
唐突ではありますが。。。
揚羽といえば平家一門でしょうか。
他にもたくさん見られて面白いですよ!
http://www.otomiya.com/kamon/animal/tyo.htm
2011,05,30 Mon 21:21