月齢3、ミステリアス。
16日(火)上弦。24日(水)満月。
豊栄神楽続きます
御神祇舞に続き、能舞です。
備後神楽の能舞は、まだほんの数えるほどしか見たことがありません。
この度拝見した「鬼人お松」には。
侍さんのキリキリ舞と喋り神楽の、備後神楽の要素が満載でした。
そこに太夫さんの個性と魅力が加わって、めちゃめちゃ!面白かったです
日本三大盗賊のお松さん伝説が備後神楽として、この地に馴染み舞い継がれてきたのですね。
第三幕 「鬼人お松」
〇あらすじ
奥州津軽越中守の藩士・夏目白三郎金房が、行方不明の父・段十郎と、御家に伝わる銘刀「烏丸(からすまる)」の行方を捜す旅に出ます。
途中、塩釜明神に参拝します。
すると、段十郎は奥州と南部の国境「大万山(たいまんざん)」に岩屋を築く「鬼人お松」の手にかかり、“烏丸”もお松が岩屋の宝物としていると、御神託が下りました。
白三郎は、大万山の麓の茶屋亭主に道案内を頼み、薬師地蔵に参拝します。
しかし、茶屋の亭主は鬼人お松の手下と分かり、白三郎は亭主を成敗します。
いよいよ頂上、笠松峠では苦しむ女を発見します。
鬼人お松と疑った白三郎は、薬と偽り毒薬を与えますが、女は毒薬を嗅ぎ分けます。
白三郎は女の正体を鬼人お松と見破り、見事、父の敵討ちを果たすのでした。
~パンフレットより抜粋~
夏目白三郎金房:岸房聖馬さん、人足三吉:堀内豊昭さん、
鬼人お松:西原隆晟さん、茶屋亭主:畠中 稔さん、
薬師地蔵:山口明莉さん。
白三郎さんと、家来の三吉さん。喋り口上で会場をほっこり湧かせます。
鬼人お松は、妖しさと色香が同居。
茶屋の亭主は良い人そうに見えるんですけどねぇ。
お賽銭大好き!薬師地蔵さん。
火がっ凝っています。
具合が悪そうな女に出会いますが、白三郎は正体を見抜いています。
2024,04,12 Fri 22:57