笑顔3年、歩き10年だそうです。
神楽と並ぶ、島根発の誇り高き伝統芸能とは
安来節と共に愛される、どじょうすくいです。
この度の60周年記念総会でお迎えしたのは、安来節保存会の家元四代目・渡部お糸一行。
晴れやかで人情味のある、島根の民謡に心が弾みます。
そしていよいよ。
『あら、えっさっさ~』と景気良く、どじょうすくいが始まると。
そのエンターテイメント性の高さに、会場は興奮のるつぼと化したのでした。
ちょっとピンぼけですが、踊りの一部を写真でどうぞ
腰をフリフリ登場で、始まりました~。
ザルやら袖やら裾やら襟やら、体中からにょろにょろ出てくるわ出てくるわ・・・
でもって、ざーっと移しまして・・にょろにょろ感、アップ。
ここで布をかけますと~。
うわっどじょう、どこいった
・・・芸がこまかいにゃー・・・
では再び布をかけましてー。
はいっ、元通り!にょろにょろにょろ~
『ブ、ブラボー・・・』
『ブラボーッ!!』
"☆(>∇<゚)ノノ"☆パチパチパチ
鍛え抜かれた本物を見たのです。
会場のおよそ500名は、衝撃に胸を打ち抜かれたのでした。
もともと、どじょうすくいとは。
江戸時代末期の「呑兵衛(のんべえ)さん」が、近くの小川で獲ってきたどじょうを肴に、ホロ酔い気分になったところで。
安来節に合わせて、どじょうを掬う様子を即興的に踊ったのが、始まりだそうです。
(砂鉄採取の姿という説も有・その際は“どじょう”は“土壌”)
そして、渡部お糸一行が残した言葉は。
『田舎の伝統芸能であるどじょうすくい踊りが、今後躍進するためには、時代に合わせた進化が必要不可欠なんですよ。』
同じ向きに泳ぐどじょうたち。“安来節と一心同体にょろ~。”
2013,09,30 Mon 21:25