妖しい・・でも美しい~。松田大地さん。
昨日、神楽の演出について触れましたが
伝統芸能という大木から、新しい枝葉を伸ばして。
現在、ずっしりとした実を実らせているのが、中川戸神楽団の皆さん、という印象を持っています。
~第5幕 中川戸神楽団 土蜘蛛~
「第2回大会 平安の悲劇」から。
やっとのことで!
中川戸神楽団の土蜘蛛の前半部分を、直接拝見することができました。
照明室の窓に張り付いて(邪魔っ)。
今更ながら「わー、すご~い」と。
ファン方々の大きな拍手は、団員の皆さんのアイデアと、日頃の積み重ねに送られているんですね!
さて、人気演目・土蜘蛛。
「土蜘蛛たちは、古代、新しい朝廷が出来る度に生まれ。その証として奈良の都・京都の都にも、小さな墓が残されています。」
※石井誠治さん解説文より抜粋
くもの掃除が、最高レベルで大変だった、とさっ
鬼の怒りの正体は哀しみです。
ところで、その頃舞台裏では
ガッソのお手入れに、余念のないひー君[5歳・河内洋介さん御子息]。
櫛で丁寧に梳いては。時々被って納得してみたり。
でも「被ってみて。」とリクエストすると、笑って頭を振るんです
彼の悩みは「将来、団長になるか、神に絞るか」。
2013,07,31 Wed 23:50
ちょっとバタバタしていました
元気で~す
日曜日は「グラントワ×神楽」へ行ってきたよっ
グラントワの神楽は初めて。
洗練された立派な大ホールに感心しました。
この度は久城社中(益田)、有田神楽団(北広島町)、亀山社中の3社共演。
「拝む~(おろがむ)~神々への切なる願いの姿」のテーマに沿って、岩戸・大蛇・貴船が描かれました。
人は願いによって、何を崇めるか、何に縋るかが全く異なるものなんですね・・・
テーマも素敵です!
さて、驚いたのは舞台の演出。
いつもの音響・照明・ドライなどに加え、大道具・舞台装置等、このホールで出来ることを有効に活かす舞台造り。
写真を見てもらうと分かり易いけど・・・
写禁・・・щ(゜ロ゜щ) ガーン
ただ、偶然伺った、関係者の方のお話は。
「演出のために、各々の伝統や舞を変えてしまうのは本末転倒だと思うんです。」
実際に。
現代の演出として作り込まれた舞台に、各社の伝統と、舞う力は相俟って。
素晴らしい舞台芸術として拝見しました。
新しい演出が気付かせてくれる、古来の演目の魅力もあるんですね。
心に残る神楽でした。
“神楽”と“演出”については、まだまだデリケートなものを感じますが。
やはり自分の目で見て、自分なりの考えを持つことは大切、と思った一日です
次から!神楽スぺシャルヘもどるよ~。
元気で~す
日曜日は「グラントワ×神楽」へ行ってきたよっ
グラントワの神楽は初めて。
洗練された立派な大ホールに感心しました。
この度は久城社中(益田)、有田神楽団(北広島町)、亀山社中の3社共演。
「拝む~(おろがむ)~神々への切なる願いの姿」のテーマに沿って、岩戸・大蛇・貴船が描かれました。
人は願いによって、何を崇めるか、何に縋るかが全く異なるものなんですね・・・
テーマも素敵です!
さて、驚いたのは舞台の演出。
いつもの音響・照明・ドライなどに加え、大道具・舞台装置等、このホールで出来ることを有効に活かす舞台造り。
写真を見てもらうと分かり易いけど・・・
写禁・・・щ(゜ロ゜щ) ガーン
ただ、偶然伺った、関係者の方のお話は。
「演出のために、各々の伝統や舞を変えてしまうのは本末転倒だと思うんです。」
実際に。
現代の演出として作り込まれた舞台に、各社の伝統と、舞う力は相俟って。
素晴らしい舞台芸術として拝見しました。
新しい演出が気付かせてくれる、古来の演目の魅力もあるんですね。
心に残る神楽でした。
“神楽”と“演出”については、まだまだデリケートなものを感じますが。
やはり自分の目で見て、自分なりの考えを持つことは大切、と思った一日です
次から!神楽スぺシャルヘもどるよ~。
2013,07,30 Tue 23:59
『行ってきま~す』
左は、同じ事務所のモデルさん:実松(さねまつ)すみれさん。
中:児玉愛華ちゃん。
右:日下(ひのした)遥です。
今朝娘が東京へ出発しました
舞台のお仕事を頂いて。
明日から本格的な稽古が始まるため、およそ1か月、合宿のような生活に入ります。
舞台『タクシードリーマーズ』は。
日本でNO1を誇るカリスマタクシードライバー・下田大気さん(作家・志茂田景樹さんの息子さん)原作のノウハウ本を。
思い切りコメディタッチに脚本化した作品です。
ヒーローは5人の「タクシー戦隊・アンゼンジャー」。
児童養護施設で暮らす、訳あり少女との約束を果たすため、世間を騒がせるワハハ魔人団に戦いを挑んでいきます。
娘(日下遥)の役は、その施設で甲斐甲斐しく子供たちの世話を焼くお姉さん。
端役ではありますが・・・普段とは全くイメージの違う、面白い役を頂けたなーと思います。
笑いあり、涙あり、ラブロマンスあり、アクションありだって。
東京・松江・広島(8月28・29日)公演で、計12公演。
私も広島公演に行く予定です。
家でセリフの読み合わせを手伝っていましたが、とても立派な棒読みでした。
涙が出るほど、ビシバシ鍛えられてこい!という感じ。
しかも、家に台本を忘れてるよ・・・
(’・ω・`)大丈夫かな??
なんだか、騒々しい夏です
そして
下田大気(ひろき)さんが、志茂田景樹さんの息子さんということから。
主役級の皆さんは、2世タレントさんで構成されます。
(アンルイスさん、石橋貴明さん、小堺一輝さん、西岡徳馬さん等の子供さん)
又、以前JAのドラマで共演させてもらった、布川敏和さんの息子さん・布川準太さんもそのおひとりで。
この度、娘と共演となるご縁も、深く感謝です
詳細はこちら
http://www.cqleacompany.com/?mode=f1
キャストはこちら
http://www.cqleacompany.com/?mode=f2
2013,07,27 Sat 23:46
人生で最高の“プリティ”でお願いしまーす。
原田神楽団 水木敏博さん&大田和樹さん。
~第3幕 吉田高等学校 神楽部 日本武尊~
「第3回 ヤマトタケル伝説」から。
神楽の未来を担う若者達を、代表してお迎えしました。
子供神楽をはじめ、広森、上河内、日吉神楽団など、既に戦力として活躍している部員が多数あり、その経験が大舞台にも活かされています。
この度は、急遽、配役変更があり、小碓命を舞われた谷上(たにがみ)優太さんは、2日で口上を覚えたと伺いました。
その責任感・緊張感は想像以上のものだったと思います。
“人が舞う神楽”舞台の前に、何が起こるか分かりません。
日本武尊が、幼少の頃から知恵と戦略に長けた少年だった、と伝えられるように。
神楽も又、若い心身を鍛えてくれるものに違いありませんね。
小碓命の谷上さんは広森神楽団。
川上梟帥の佐伯 翔さんは、日吉神楽団で、それぞれ活躍中です!
勇ましく舞う様子に、全く気が付きませんでしたが・・・
五十猛(いそたける)は!なんと女子!冨永証美(しょうみ)さん。
上河内神楽団に所属。この先も鬼・悪系を舞っていきたいとおっしゃっています。
~第4幕 原田神楽団 紅葉狩~
「第4回 鬼女伝説」から。
美女が鬼女へ変わり、鬼として退治されるという流れの物語が、やはり演目として、一番人気があるようですね。
中でも紅葉狩の鬼女たちは、優雅さと色香を併せ持ち、客席はその妖しさに、維茂と同化していきます。
熱演・堂々たる“原田神楽団の紅葉狩”でした。
美女であるほど、変化(へんげ)の恐ろしさを増すと言います。
日頃より信心する八幡大菩薩。崇高な心がけが説かれます。
さて、直前に、配役変更のお知らせをしました
『手打ち鉦は、市尻さんと、塚本近さんのお二人になります。』
おお~っという会場の声と拍手・・・期待に応えられたようですね
炎の手打鉦、手加減なし!
今日も力を出し切りました。。。。
御花が次々と。塚本団長を昔から応援されている皆さんの声が響きます。あたたかいですね。
30分間の休憩に入るよ~
2013,07,26 Fri 22:30
1ベル終了後。心臓バクバク。
琴庄神楽団 東成憲さん(蜘蛛丸)、早々に準備が整っています。
落ち着いた表情に、こちらも緊張が解れてきます。
スペシャルなスペシャルでした~
ひとりひとりの記念大会ですね!と、会場の皆さんの、笑顔に向かってお話をさせて頂きました。
2004年の12月にスタートした神楽スペシャル。
早春神楽とは、趣の異なる共演として誕生して。
回を重ねるごとに、物語への理解と愛着を実感します。
何より、皆さんと10年、一緒に年を重ねてきたことが、一番の喜びです。
これからも、神楽にときめきながら、共に重ねていきましょう。
~第一幕 原田神楽団 胴の口~
昔ながらの演目を見直し、受け継いでいこうと、30年ぶりに昨年復活しました。
前・中・後段の構成で、奏楽は後になるほど急調子になるのは、ご存知の通り。
後段の小太鼓がすごく面白いんです!と水木敏博さんがおっしゃるように、軽快で、気持ちが弾みますねっ
荘重、典雅、躍然・・・印象を変えて進みます。
『神楽がはじまる~』と期待が高まります。
~第二幕 庄神楽団 滝夜叉姫~
「第九回 東日本大震災復興支援・がんばろう!日本」より。
神楽の演目には、東日本が縁の地であるものが多く、この震災には多くの神楽人・ファンが心を痛めました。
神楽は五穀豊穣の祈りと共に、鎮魂魂振(ちんこんたまふり・魂を奮い立たせる)というという役割を持っています。
個々の存在感に魅せられる、圧倒的な舞台でした。
菊本靖彦さん。爪の先まで滝夜叉姫と思います。
照明室から。どこから拝見しても、その世界観が崩れることがありません。
※石井誠二さん、解説文から一部抜粋。
続くよ~ん。よ~ん。よ~ん。
2013,07,25 Thu 22:32