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初見。
星ついに、念願の星

「天蓋」を見ることができました。

亀山社中の皆さんの地元、福井大元神社の奉納。

私自身、石見神楽で育ったといいながら、まだ見たことがない演目がいくつかあり、天蓋も憧れの演目でありました。

もうっ!

この崇高で煌やかな神遊びは、心をひとつ入れ替えるほどセンセーショナルで。

ここしばらく、良い人になったような気さえするにひひ



さて、その天蓋とは。

「天蓋に一尺角ほどの小天蓋を下げ、一人がみどり綱を操り、この小天蓋を上下前後左右、自由自在に躍らせる、曲芸的な神楽」とあります。

注連主(しめぬし)は川上靖さんで、亀山社中では天蓋を操るのはこの方だけです。

小天蓋の数は、社中によって異なり5~9。亀山社中は8つ。

『謹請 東方に木の御親 久々能智(くくのち)の命』と始まり、東・春の小天蓋が降ろされます。



上スルスル―ッと降りてこられます。



上小天蓋の中央にはお米が括り付けられていて。
これを頂くと、お乳がよく出る縁起物と言われるそうです。



『南方、火の御親 迦具土(かぐつち)の命』・・西方、北方、中央(4つ/節分)を交えながら続いていきます。

8つの小天蓋を囃子に合わせ、自在に躍らせるのです。



上ひとつの小天蓋を見つめる観客の雰囲気も独特です。



上小天蓋の切り絵も注目を浴びます。大下一匡さんの作品です。


『三才(天地と人)清浄(清らか)、五色の神幣を事依さし奉る、千早ふる神の遊びぞ』

天蓋が舞う様子に、神々が笑いはしゃぎ、戯れる姿が目に浮かぶようです。

まさに神の庭。

天蓋終了後には、小天蓋は四散し、原型も留めていませんが。

散らかるほど良し。神々が喜ばれている証と伝えられています。



上佳境に入るとスピードもありますから。



上よく絡まないな~と感心したり。



上何度か顔や頭に激突して、その度に元気をもらうような気がしました。



上晴れやかで、上機嫌な様子に見えます。
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |

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