今年初!蝉の声を聞きました
何年も暗い土の中で過ごして、やっとやっと成虫となったわけで、良かったね。
光に満ちた空中生活を満喫して欲しいですね。
成虫になってからの蝉は、だいたい1か月くらい生きると言われますが。
全般的にセミは暑さに弱く、涼しい場所が好きらしいです。
暑い所で活動すると体力を消耗するのでしょう。
夏を象徴するセミが暑いのが嫌いって、面白いですね
広島神楽定期公演
梶矢神楽団の皆さん続きます。
雨上がりの街中、アンニュイ湿気感を吹き飛ばすインパクト!
幕間のお話は、そうです楽しみにしていた、長尾良文団長の登場です。
事前の控室では「わたしゃぁ、あがーなこと(インタビュー)がよいよ苦手でしての」と繰り返しおっしゃる謙虚な長尾さんから、とにかく出番を短くしてほしいと懇願されていましたが。
いやいやいやいや~。
なるように、いきましょう!とお願いして舞台にお迎えしました。
早速、梶矢神楽団の紹介から始めて頂きました。
『江戸の中頃、邑南町羽須美村阿須那から神職神楽を伝授されたことが始まり・・・現在も奉りには、島根県側から神職さんをお迎えしている・・・』。
県境をまたぐ神楽の伝承が大きな根を張り、大木となって枝葉を広げ、現代に見事な花を咲かせているのです。
ところで、会場をポッとあたたかく包む、長尾さんの魅力的な方言。
『私は太うて良かった思います。もし痩せとったら(緊張で)こがぁにぃ細~になって皆さんから見えんかったろう思います。』
私は失礼ながらこの独特な方言を「長尾さん弁」と呼ばせて頂いていますが、その秘密が今回明らかに~。
おーいと声をかけると、島根からおーいと返事が返ってくる距離感にあって。
お父様は島根の方、お母様は広島の方ということで、長尾さんはハーフだったのです!
(*´▽`*) ナットク♪♪
さて、その後は、7月22日(土)神楽ドームの定期公演。
10月14日(日)の高宮神楽まつり。
又、11月2日(木・祝日前))の地奉りに、ぜひお越しくださいとご案内がありました。
『川根は本当に何にもなぁ所でして、コンビニも布野まで行かにゃあありゃしませんが、タヌキやらイノシシやらが歓迎します。』
『むかしゃあ年にいっぺんの奉りが嬉しゅうて、危ない分かっとっても石段を翔けりあがって、足の方擦りむいちゃあ、後であれ?こりゃぁどうしたんかの?言うようなかったですのぉ』
そして今年の川根は、ついこの間までこたつが活躍するほど涼しく、ホタルもなかなか出てこなかったそうで。。。
『ホタルも、寒うてこたつに入っとったんでしょうの。』
会場はどなたひとりも立ち上がらない、格別な幕間となりました。
神楽の育ったその土地には、現代に貴重な暮らしが残る。
お客様の胸中には、川根地区が桃源郷のように広がり描かれたかもしれません。
威風堂々、凜とした楓姫。今の世にも憧れる、美と強さと才を舞います。
~第二幕 頼政~
源頼政と共に、宮中に仕える楓姫が鵺退治をするお話。
料理の名人・猪乃早太は道化として登場します。
又、この舞は舞子さんがお化粧をされる演目。
梶矢神楽団ではオリジナル演目の「勿来の関」と、この「頼政」を化粧で舞われます。
『若いもんは嬉しげにゃぁあります。顔に化粧すると心も明るうなるんでしょうの。』と、長尾団長が団員さんのいつもの様子をお話されます。
又、呼んで頂く会場の中には、昔ながらの雰囲気そのものをリクエストされる公演もあり、その際にはお化粧を控える時もあるのだそうです。
古典演目の伝承を柱とされながら“神楽はそれだけでは面白くない”と、常にしなやかに時代に寄り添われる姿に、清々しさを頂きます。
大太鼓:上田正幸さん、小太鼓:徳物一則さん、
手打鉦:道庭 晃さん、道庭純樹さん、笛:神田光太郎さん。
楓姫:柴野竜二さん、源頼政:大久保俊佑さん、
猪乃早太:柴野利成さん、鵺:行田雅春さん。
右から:上田正幸さん、猪乃さん、柴野竜二さん、田中直也さん。
猪乃早太の面をかぶらせて頂きました。
古~い面だそうですが、どんな表情にもフィットする、何とも不思議な力のある面ですね。
それにしても、梶矢神楽団の皆さんは終演後も個性派揃い、役者揃いですね。
撮影会も全力でご協力頂き、ありがとうございました!
何年も暗い土の中で過ごして、やっとやっと成虫となったわけで、良かったね。
光に満ちた空中生活を満喫して欲しいですね。
成虫になってからの蝉は、だいたい1か月くらい生きると言われますが。
全般的にセミは暑さに弱く、涼しい場所が好きらしいです。
暑い所で活動すると体力を消耗するのでしょう。
夏を象徴するセミが暑いのが嫌いって、面白いですね
広島神楽定期公演
梶矢神楽団の皆さん続きます。
雨上がりの街中、アンニュイ湿気感を吹き飛ばすインパクト!
幕間のお話は、そうです楽しみにしていた、長尾良文団長の登場です。
事前の控室では「わたしゃぁ、あがーなこと(インタビュー)がよいよ苦手でしての」と繰り返しおっしゃる謙虚な長尾さんから、とにかく出番を短くしてほしいと懇願されていましたが。
いやいやいやいや~。
なるように、いきましょう!とお願いして舞台にお迎えしました。
早速、梶矢神楽団の紹介から始めて頂きました。
『江戸の中頃、邑南町羽須美村阿須那から神職神楽を伝授されたことが始まり・・・現在も奉りには、島根県側から神職さんをお迎えしている・・・』。
県境をまたぐ神楽の伝承が大きな根を張り、大木となって枝葉を広げ、現代に見事な花を咲かせているのです。
ところで、会場をポッとあたたかく包む、長尾さんの魅力的な方言。
『私は太うて良かった思います。もし痩せとったら(緊張で)こがぁにぃ細~になって皆さんから見えんかったろう思います。』
私は失礼ながらこの独特な方言を「長尾さん弁」と呼ばせて頂いていますが、その秘密が今回明らかに~。
おーいと声をかけると、島根からおーいと返事が返ってくる距離感にあって。
お父様は島根の方、お母様は広島の方ということで、長尾さんはハーフだったのです!
(*´▽`*) ナットク♪♪
さて、その後は、7月22日(土)神楽ドームの定期公演。
10月14日(日)の高宮神楽まつり。
又、11月2日(木・祝日前))の地奉りに、ぜひお越しくださいとご案内がありました。
『川根は本当に何にもなぁ所でして、コンビニも布野まで行かにゃあありゃしませんが、タヌキやらイノシシやらが歓迎します。』
『むかしゃあ年にいっぺんの奉りが嬉しゅうて、危ない分かっとっても石段を翔けりあがって、足の方擦りむいちゃあ、後であれ?こりゃぁどうしたんかの?言うようなかったですのぉ』
そして今年の川根は、ついこの間までこたつが活躍するほど涼しく、ホタルもなかなか出てこなかったそうで。。。
『ホタルも、寒うてこたつに入っとったんでしょうの。』
会場はどなたひとりも立ち上がらない、格別な幕間となりました。
神楽の育ったその土地には、現代に貴重な暮らしが残る。
お客様の胸中には、川根地区が桃源郷のように広がり描かれたかもしれません。
威風堂々、凜とした楓姫。今の世にも憧れる、美と強さと才を舞います。
~第二幕 頼政~
源頼政と共に、宮中に仕える楓姫が鵺退治をするお話。
料理の名人・猪乃早太は道化として登場します。
又、この舞は舞子さんがお化粧をされる演目。
梶矢神楽団ではオリジナル演目の「勿来の関」と、この「頼政」を化粧で舞われます。
『若いもんは嬉しげにゃぁあります。顔に化粧すると心も明るうなるんでしょうの。』と、長尾団長が団員さんのいつもの様子をお話されます。
又、呼んで頂く会場の中には、昔ながらの雰囲気そのものをリクエストされる公演もあり、その際にはお化粧を控える時もあるのだそうです。
古典演目の伝承を柱とされながら“神楽はそれだけでは面白くない”と、常にしなやかに時代に寄り添われる姿に、清々しさを頂きます。
大太鼓:上田正幸さん、小太鼓:徳物一則さん、
手打鉦:道庭 晃さん、道庭純樹さん、笛:神田光太郎さん。
楓姫:柴野竜二さん、源頼政:大久保俊佑さん、
猪乃早太:柴野利成さん、鵺:行田雅春さん。
右から:上田正幸さん、猪乃さん、柴野竜二さん、田中直也さん。
猪乃早太の面をかぶらせて頂きました。
古~い面だそうですが、どんな表情にもフィットする、何とも不思議な力のある面ですね。
それにしても、梶矢神楽団の皆さんは終演後も個性派揃い、役者揃いですね。
撮影会も全力でご協力頂き、ありがとうございました!
2017,07,08 Sat 19:12