お客さん、喜ばせてきましたっ
今夜は、先週の広島神楽定期公演
三次市・茂田神楽団の皆さんをご紹介します。
三次市君田町で、およそ170年の歴史を誇ります。
古くから砂鉄採取の盛んな土地で、砂鉄労働者の安全祈願と農家の五穀豊穣を祈願するものでした。
後継者不足による存続の危機や市町村の合併など、形を変えながら時代を経て、現在の茂田神楽団となりました。
若い方も多く、団員の皆さんはエネルギーに満ちています。
控室では岸本正行団長を会話の中心に置いて、神楽で繋がる同志たちの、まるでコントのようなやりとりも沢山聞かせて頂きました。
優れた従者も倭男具那命の強さを象徴しますね。
~第一幕 日本武尊~
君田の地に古く古く伝わる日本武尊は、神3人、悪3人と侍女2人。
その見映え、6人舞の合戦の激しさなどから、数ある舞の中でも華形なのだそうです。
倭男具那命の気高さ、胆力ある従者、豪放な川上猛。
物語性豊か、どの役柄もとても活き活きと舞われ、強く心に迫ります。
大太鼓:久山浩則さん、小太鼓:宮本正和さん、
手打鉦:佐々木雅美さん、笛:浅井千秋さん。
倭男具那命:角先由介さん、川上猛:正光 白さん、
手下・匪の竹:小前晋一郎さん、手下・仮の竹:土井直人さん、
竹内大臣:小滝達也さん、弟彦:谷口裕則さん、
侍女:田中孝司さん・黒田翼さん。
川上猛の宴を偵察に向かう弟彦。
続く~
2016,07,05 Tue 21:37