

「ここからはじまる、神楽の1年」
今年もお正月早々、お越し頂きありがとうございました。
東山神楽団
ご挨拶はもちろん!宮上 宜則団長です。
宮上団長の濃厚な広島弁は、おもてなしのひとつで、一言お話されると会場から拍手が湧き起ります。
この日お話されたのは、三位一体という神楽の醍醐味について。
『お客さんにこうして来て頂いてですの、スタッフがしゃーんと周りを固めてくれんさって、初めて私らぁ神楽団が舞わせてもらえるんですけぇの!』
拘わる3者がそれぞれ主役であること。
そして毎年この舞台をつとめられる感激を、熱を込めて語られました。
『今年も東山の神楽を一生懸命舞いますんで、どうぞよろしくお願いします。』


胡蝶:山添 譲貴さん。
~第三幕 土蜘蛛~
東山神楽団が、競演大会で初めて入賞した、起点となる特別な演目。
お客さんも「お正月は東山の土蜘蛛」と、待っておられたでしょう。
大きな期待を自分たちの力に変えて、今年もパワー全開でした。










季武:中谷 克志さん。金時:益田 祐輔さん。




土蜘蛛:益田 智也さん。
~第六幕 大江山~
昨年復活されたばかりの大江山。
口上は、先輩方から受け継ぐ台本に習い。
奏楽と舞は、ほぼ今の東山だそうですが、要所要所に昔ながらの所作が取り入れられています。
舞台袖で誇らしそうな宮上団長。『若い団員が、よう研究してくれましたけぇの。見とりゃあ懐かしさがこみあげて来ましての・・・』
末永く、ファンの皆さんと共に育てていかれますように







頼光:河月 聡志さん、平井保政:中谷 克志さん、綱:益田 祐輔さん。








2015,01,21 Wed 21:09
