てんてこてんてこ舞っていたら
今年も残り50日を切っていて。
街がクリスマス色に染まっていました。
イノシシ年もあと少し、“年女”を楽しもうっと
では先週、9日の土曜日
福知山市大江町で開かれた「世界鬼学会設立25周年記念!鬼シンポジウム in 福知山2019」をご紹介します。
大江山縁の地で大江山を舞う。。。
ついにこの日を迎えたのであります
京都駅から、特急・はしだてに乗り、およそ1時間40分。
大江駅。小さな駅ですが、目の前に広がる景色が素晴らしい。
鬼瓦、モニュメント。。。。しかし、全然写真を撮る時間がありませんでした。。。
用意して頂いたお弁当は“鬼ぎり弁当”。その中身は。。。
酒呑童子をパクパク。美味しかったです
大江町は酒呑童子の町。
町は酒呑童子に因んで、鬼一色です。
この町の、日本の鬼の交流博物館も、全国的に知られていますね
ところで、このシンポジウムを主催された世界鬼学会は。
鬼の交流博物館を基点とし「鬼と遊び、鬼について学び合う」をテーマに、全世界の鬼に興味を持つ方が広く集う会です。
学識者や有識者、又、鬼が大好きなの~という、様々な立場、趣向の方がいらっしゃいます。
私は神楽を入り口とした鬼好きですが。
会員の方は、色々な視点を持つ鬼マニア。
それはもう!鬼を共通の話題として、盛り上がる盛り上がる
戸隠の鬼女、鉄輪、安達ケ原と、次々に出てくる“会員の方のお気に入りの鬼”を聞いて大興奮しました。
又、鬼とは反対側・・・渡辺綱と縁ある方にもお会いできました。
これらが全て、神楽で見て頂けるという話には、皆さん驚いておられました。
ぜひ神楽を観に来てっ。
話だけでは難しいので、まずはYouTubeを見て頂くよう、お話ししました
当日のチラシ。会場は満席。
さて、世界鬼学会の設立25周年を記念する大会。
ここで意義ある大きな花を添えられたのは、旭神楽団の皆さん。
この日参加された方々は、ほとんどの方が広島の神楽は初見だったそうですが。
伝説上の酒呑童子が、目の前で舞うという感激が熱気となって渦巻いていました。
そして、酒呑童子の口上に頷きながら、真剣に聞き入っておられました。
酒呑童子は、この町の宝なのです。
~第一幕 大江山 旭神楽団~
舞も奏楽も注目を浴び、後から個別に多くの質問を頂きました。
~第二幕 八岐大蛇 旭神楽団~
ばあちゃん、ユニークでじわじわ
シンポジウム終了後は
日本の鬼の交流博物館へ案内して頂きました。
こちらでは、鬼伝説をテーマとし、日本をはじめ世界の伝統芸能に触れ、面や人形、屏風画などを展示しています。
管沢良則さんの面がいくつか展示されています。
ここで逢えて、嬉しかったです。
もうすっかり陽が落ちてしまって、残念ながら外観や周辺の景色も写真には納められませんでしたが。
この鬼・鬼・鬼尽くしの博物館は面白かった!!
結局、鬼ってなんだろ?の、自分なりのヒントが、空からいっぱい降ってきました。
鬼ってこんなふうに整理できるのね。
神楽ファンの皆さんは、この表だけで何時間も語れますね
又、只今「芸北石見神楽の面と衣装展」が開催されています。
お時間のある方は、ぜひ一度お運びください(^^)/
12月1日(日)まで。
日本の鬼の交流博物館(福知山市大江町佛性寺909)
9時~17時(入館は16時30分まで)
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)休館。
0773-56-1996
とても立派な小枝神楽団の衣装が展示されています。まぶしい。
衣装の他に、神楽面、採物も展示してあります。展示してあると芸術品と改めて感じます。
今年も残り50日を切っていて。
街がクリスマス色に染まっていました。
イノシシ年もあと少し、“年女”を楽しもうっと
では先週、9日の土曜日
福知山市大江町で開かれた「世界鬼学会設立25周年記念!鬼シンポジウム in 福知山2019」をご紹介します。
大江山縁の地で大江山を舞う。。。
ついにこの日を迎えたのであります
京都駅から、特急・はしだてに乗り、およそ1時間40分。
大江駅。小さな駅ですが、目の前に広がる景色が素晴らしい。
鬼瓦、モニュメント。。。。しかし、全然写真を撮る時間がありませんでした。。。
用意して頂いたお弁当は“鬼ぎり弁当”。その中身は。。。
酒呑童子をパクパク。美味しかったです
大江町は酒呑童子の町。
町は酒呑童子に因んで、鬼一色です。
この町の、日本の鬼の交流博物館も、全国的に知られていますね
ところで、このシンポジウムを主催された世界鬼学会は。
鬼の交流博物館を基点とし「鬼と遊び、鬼について学び合う」をテーマに、全世界の鬼に興味を持つ方が広く集う会です。
学識者や有識者、又、鬼が大好きなの~という、様々な立場、趣向の方がいらっしゃいます。
私は神楽を入り口とした鬼好きですが。
会員の方は、色々な視点を持つ鬼マニア。
それはもう!鬼を共通の話題として、盛り上がる盛り上がる
戸隠の鬼女、鉄輪、安達ケ原と、次々に出てくる“会員の方のお気に入りの鬼”を聞いて大興奮しました。
又、鬼とは反対側・・・渡辺綱と縁ある方にもお会いできました。
これらが全て、神楽で見て頂けるという話には、皆さん驚いておられました。
ぜひ神楽を観に来てっ。
話だけでは難しいので、まずはYouTubeを見て頂くよう、お話ししました
当日のチラシ。会場は満席。
さて、世界鬼学会の設立25周年を記念する大会。
ここで意義ある大きな花を添えられたのは、旭神楽団の皆さん。
この日参加された方々は、ほとんどの方が広島の神楽は初見だったそうですが。
伝説上の酒呑童子が、目の前で舞うという感激が熱気となって渦巻いていました。
そして、酒呑童子の口上に頷きながら、真剣に聞き入っておられました。
酒呑童子は、この町の宝なのです。
~第一幕 大江山 旭神楽団~
舞も奏楽も注目を浴び、後から個別に多くの質問を頂きました。
~第二幕 八岐大蛇 旭神楽団~
ばあちゃん、ユニークでじわじわ
シンポジウム終了後は
日本の鬼の交流博物館へ案内して頂きました。
こちらでは、鬼伝説をテーマとし、日本をはじめ世界の伝統芸能に触れ、面や人形、屏風画などを展示しています。
管沢良則さんの面がいくつか展示されています。
ここで逢えて、嬉しかったです。
もうすっかり陽が落ちてしまって、残念ながら外観や周辺の景色も写真には納められませんでしたが。
この鬼・鬼・鬼尽くしの博物館は面白かった!!
結局、鬼ってなんだろ?の、自分なりのヒントが、空からいっぱい降ってきました。
鬼ってこんなふうに整理できるのね。
神楽ファンの皆さんは、この表だけで何時間も語れますね
又、只今「芸北石見神楽の面と衣装展」が開催されています。
お時間のある方は、ぜひ一度お運びください(^^)/
12月1日(日)まで。
日本の鬼の交流博物館(福知山市大江町佛性寺909)
9時~17時(入館は16時30分まで)
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)休館。
0773-56-1996
とても立派な小枝神楽団の衣装が展示されています。まぶしい。
衣装の他に、神楽面、採物も展示してあります。展示してあると芸術品と改めて感じます。
2019,11,14 Thu 22:28
落花生茹であがりました~。あちあちっ。
ほっくりしてむちゃくちゃ美味しいはまりそう。
11月と12月の広島神楽定期公演のご案内です
今日を入れて、今年も7公演となってしまいました。
11月13日(水) 上川戸神楽団 「日本武尊」「八岐大蛇」
20日(水)安野神楽団 「戻り橋」「葛城山」
27日(水)旭神楽団「大江山」「八岐大蛇」
12月4日(水)鈴張神楽団 「源頼政」「紅葉狩」
11日(水)大森神楽団「土蜘蛛」「源頼政」
18日(水)山王神楽団「土蜘蛛」「八岐大蛇」
25日(水)琴庄神楽団 「塵倫」「滝夜叉姫」
続きまして、探鳥会のご案内です
今週土曜日(16日)、日本野鳥の会広島県支部主催の「初心者探鳥会」が開かれます。
八幡河河口などで水鳥、又、冬の小鳥などなどを観察します。
いつも一緒に仕事するIさんに「水鳥の探鳥会おいでよ!」と声を掛けましたら。
『え? 鳥の誕生会ですか?』と言われました。
・・・いや、いいんですよ、誕生会でも。
『今年生まれの若鳥あつまれ~』って。
多分、みんな飛んでいっちゃうけど
そんなこんなで。
初心者を対象とした探鳥会ですので、どなたでも道具なしで気軽に参加して頂くことができます。
ご家族、お友達、皆さんそろってお越しください。
もちろんおひとりでもOKですよ!
(実際、おひとりでの参加、多数です)
河口付近をしっかり歩きますので、歩きやすい服装で。
又、自販機などが近くにありませんので飲み物は用意してきてくださいね。
八幡川初心者探鳥会
11月16日(土)9時から12時 ※雨天決行
集合場所:佐伯区五日市町 みずどりの浜公園 東側ベンチ
対象:どなたでも。但し、幼児と小学生低学年は保護者同伴でお願いします。
参加費:200円
日本野鳥の会 担当:比野政彦さん090-1356-9315
進行:西本 悟郎さん 090-1187-4453
5月の八幡川探鳥会で、近くに来てくれたホオアカ。
今回、何が姿を見せてくれるか楽しみ~。
2019,11,13 Wed 12:06
ただいま~
久しぶりに更新します。
やっぱり家は落ち着きますね。。。
郵便物とメール、この数日間撮った写真などをこれからゆっくり整理します。
この数日間、多くの方との出逢いがあり、学びがあり。
体は心地良く疲れてはいますが、心はほんわかです
いつの間にか満月。冴々。
先週の金曜日
廿日市のさくらぴあで「エネルギア文化スポーツ財産 設立25週年記念 神楽共演」が開かれました。
庄原市東城町から「比婆荒神神楽保存会」。
岩国行市行波から「岩国行波の神舞保存会」。
江津市桜江町から「大元神楽伝承保存会」。
国の重要無形民俗文化財に指定される3団体の皆さんが集い、古来の佇まいを舞われました。
悠久の響きにのせ、神様と対話しているような厳かな儀式。
神と人の特別な境界線を感じる、まつりの楽しさ。。。
今も昔も変わらない、命のエネルギーを心に焼き付けました。
この日は撮影禁止でしたので、写真でのご紹介はできませんが。
過去・現在・未来に想いを馳せる、貴重なひと時でした。
この度、鑑賞チケットに当選された皆さま、改めておめでとうございました
また、外れてしまった皆さまも“徳”を発揮されたことになりますから!
良いことが、ちゃ~んと降ってくると思います
翌日は、京都の北・大江町で開かれた鬼シンポジウム。
旭神楽団の皆さんの大江山は、鬼の里で拍手喝采を浴びました。
続いて、第43回つつが神楽祭。
今年の筒賀の大銀杏は、まだまだ葉が青かった。。。
大銀杏が1年1年違う姿を見せてくれるように、筒賀の神楽もまた今年の色形がありました。
昨日の壇ノ浦。昼と夜の関門海峡の雰囲気はまるで違いますね。
夜の久留米でもつ鍋~。
(〃 ̄ω ̄〃)ウマウマ
そして今夜、九州新幹線・つばめ初乗車に喜びながら帰広
明日は(13日)広島神楽定期公演
上川戸神楽団の皆さんで「日本武尊」「八岐大蛇」です。
神楽で温まって帰ってくださいね
11月13日(水)18時開場 19時開演
広島県民文化センター(082)245-2311
明日は、所用で再び、広島をちょっぴり離れます。
司会はライジオカーの関本梨央さんがつとめてくれます。
ぜひ、関本さんにも会いに来てください。
久しぶりに更新します。
やっぱり家は落ち着きますね。。。
郵便物とメール、この数日間撮った写真などをこれからゆっくり整理します。
この数日間、多くの方との出逢いがあり、学びがあり。
体は心地良く疲れてはいますが、心はほんわかです
いつの間にか満月。冴々。
先週の金曜日
廿日市のさくらぴあで「エネルギア文化スポーツ財産 設立25週年記念 神楽共演」が開かれました。
庄原市東城町から「比婆荒神神楽保存会」。
岩国行市行波から「岩国行波の神舞保存会」。
江津市桜江町から「大元神楽伝承保存会」。
国の重要無形民俗文化財に指定される3団体の皆さんが集い、古来の佇まいを舞われました。
悠久の響きにのせ、神様と対話しているような厳かな儀式。
神と人の特別な境界線を感じる、まつりの楽しさ。。。
今も昔も変わらない、命のエネルギーを心に焼き付けました。
この日は撮影禁止でしたので、写真でのご紹介はできませんが。
過去・現在・未来に想いを馳せる、貴重なひと時でした。
この度、鑑賞チケットに当選された皆さま、改めておめでとうございました
また、外れてしまった皆さまも“徳”を発揮されたことになりますから!
良いことが、ちゃ~んと降ってくると思います
翌日は、京都の北・大江町で開かれた鬼シンポジウム。
旭神楽団の皆さんの大江山は、鬼の里で拍手喝采を浴びました。
続いて、第43回つつが神楽祭。
今年の筒賀の大銀杏は、まだまだ葉が青かった。。。
大銀杏が1年1年違う姿を見せてくれるように、筒賀の神楽もまた今年の色形がありました。
昨日の壇ノ浦。昼と夜の関門海峡の雰囲気はまるで違いますね。
夜の久留米でもつ鍋~。
(〃 ̄ω ̄〃)ウマウマ
そして今夜、九州新幹線・つばめ初乗車に喜びながら帰広
明日は(13日)広島神楽定期公演
上川戸神楽団の皆さんで「日本武尊」「八岐大蛇」です。
神楽で温まって帰ってくださいね
11月13日(水)18時開場 19時開演
広島県民文化センター(082)245-2311
明日は、所用で再び、広島をちょっぴり離れます。
司会はライジオカーの関本梨央さんがつとめてくれます。
ぜひ、関本さんにも会いに来てください。
2019,11,13 Wed 00:04
今日も爽やか
天高く馬肥ゆる秋!
特に今、何食べても美味しいよね~
とは言え、もともとこの中国故事ことわざは。
「秋になると北方の騎馬民族が、豊かに実った収穫物を狙って略奪にやってくるから油断してちゃダメダメ。」という戒めだそうです。
夏の間、美味しい草を食べて体力をつけた馬に乗って攻めてくる敵を警戒する意味なのですねー。
( ̄Д ̄;) ヘー
私の敵は「おっちょこちょい」の性分だ。
秋に限らないけど。。。
さって~
先週末の大朝ふるさと祭り。
今年も新庄保育所の「新・新・新 紅葉狩」を拝見することができました。
『神楽、楽しい』があふれ出ちゃう。
笑顔で舞う子、真剣に舞う子、どちらも神楽が大好きなんですね。
これぞ神楽の原点!
地元の皆さんを和ませる、可愛らしい姿、歌声。
大きな声で「あきの~ゆうぐれ~」と歌う宴の場面は、最高ですね
しかし、このひたむきな姿に、学ばせてもらうことも多い。
保育所の先生方や、指導をされる地域の皆さんの“縁の下の力持ち”の姿もしっかり感じました。
神楽の里の名物が、長く長く継承されていきますように。
~新庄保育所 子供神楽団 新・新・新紅葉狩~
5歳児4名、4歳児5名、3歳児5名、合わせて14名で構成。
〇あらすじ〇
寒曳山に黄ぐもという悪鬼が住み、里に出ては夜な夜な悪事を働くこと数知れず。人々は困り果てていました。
村人が困っているのを聞き、都より遣えし若者が悪鬼退治に寒曳山に足を進めます。
そこで紅葉狩をする美しき鬼女と出会い、紅葉狩に興じミルクの毒に倒れます。さて、どうなることでしょうか??
天高く馬肥ゆる秋!
特に今、何食べても美味しいよね~
とは言え、もともとこの中国故事ことわざは。
「秋になると北方の騎馬民族が、豊かに実った収穫物を狙って略奪にやってくるから油断してちゃダメダメ。」という戒めだそうです。
夏の間、美味しい草を食べて体力をつけた馬に乗って攻めてくる敵を警戒する意味なのですねー。
( ̄Д ̄;) ヘー
私の敵は「おっちょこちょい」の性分だ。
秋に限らないけど。。。
さって~
先週末の大朝ふるさと祭り。
今年も新庄保育所の「新・新・新 紅葉狩」を拝見することができました。
『神楽、楽しい』があふれ出ちゃう。
笑顔で舞う子、真剣に舞う子、どちらも神楽が大好きなんですね。
これぞ神楽の原点!
地元の皆さんを和ませる、可愛らしい姿、歌声。
大きな声で「あきの~ゆうぐれ~」と歌う宴の場面は、最高ですね
しかし、このひたむきな姿に、学ばせてもらうことも多い。
保育所の先生方や、指導をされる地域の皆さんの“縁の下の力持ち”の姿もしっかり感じました。
神楽の里の名物が、長く長く継承されていきますように。
~新庄保育所 子供神楽団 新・新・新紅葉狩~
5歳児4名、4歳児5名、3歳児5名、合わせて14名で構成。
〇あらすじ〇
寒曳山に黄ぐもという悪鬼が住み、里に出ては夜な夜な悪事を働くこと数知れず。人々は困り果てていました。
村人が困っているのを聞き、都より遣えし若者が悪鬼退治に寒曳山に足を進めます。
そこで紅葉狩をする美しき鬼女と出会い、紅葉狩に興じミルクの毒に倒れます。さて、どうなることでしょうか??
2019,11,06 Wed 12:57
月齢8。上弦より少しふっくら。満月は12日(火)。
先週の広島神楽定期公演、後半のご紹介前に
印象的な出来事をいつくか。
まず、茂田神楽団の皆さんの葛城山を「かつらぎざん」と上演前にご紹介してしまったのですが。
茂田神楽団は「かつらぎさん」でした。
失礼しましたm(_ _)m
神楽には演目名、役名の他、例えば鵺であれば牛やタヌキなど神楽団によって異なる内容が沢山ありますので。
あらすじなどのご紹介も、思い込みではなく「念のための確認」がとても大切なんだけど。
それでも、うっかりということが時々あります
そしてこの日は、山姥の上演前、手元にあるあらすじを確認しようと。
怪童丸を舞う土井直人さんに“頼光の従者は綱でOKですか?”とお聞きしたところ。
『そうです。シーチキンです。』と笑顔で答えてくださったのですが。
・・・シーチキン???
私、分からなかったんですよ、この基本中の基本ネタが。
・・・こりゃあ、勉強し直しですねっ
さて、幕間のお話は
岸本正行団長の登場となりました。
団員さんが“茂田神楽団の恵比寿さん”と呼ばれる岸本さんです。
秋の紅葉、温泉等々、故郷・三次市君田町の良い所をご紹介して頂き。
又、君田には信号がひとつしかないというお話も珍しく、とても楽しく伺いました。
ところで、今年の秋は、茂田の皆さんは超ハードだそうで。
4日連続という日もあったそうです。
「4日目はどんな感じになりますか?」とお聞きしますと。
『眠いです。』と言われつつ『でもみんな元気に舞うんですよ、神楽が好きだから!』と団員さんの充実ぶりを語られました。
因みに、公演が続く際、白衣の洗濯はどうなるのかも聞いてみたのですが。
最近は乾燥器があるから問題なしとのことでした。
納得。
茂田神楽団の皆さんは、11月17日(日)君田大柳文化公園で開催される<あったかむらフェスティバル2019>に出演されます。
茂田神楽団「戻り橋」、茂田こども神楽団「葛城山」です。
~第二幕 山姥~
茂田神楽団の先輩方が、天神神楽団の山姥に感銘を受け、指導を頂いた山姥。
この山姥を大切に受け継ぎ、30年近く経った今、この演目は茂田神楽団の十八番演目となっています。
面を使わない山姥は、いでたちも舞い方も独特です。
又、最後の親子別れの場面では、まだ幼い怪童丸(改名した後ですが)の気持ちの動きが所作で表現され、ググッときます。
これまで山姥の心情を様々に推察してきましたが、まだ母を求める年ごろであった怪童丸に思いを馳せる山姥でした。
大太鼓:正光 白さん、小太鼓:小前晋一朗さん、
手打鉦:田中孝司さん、笛:前田奈穂さん。
源頼光:茶木篤紀さん、渡辺綱:角先由介さん、
山姥:増原英伸さん、怪童丸:土井直人さん。
上演後、ホッと一息の控室
後段左から:岸本正行団長、茶木篤紀さん、正光 白さん、角先由介さん。
前段左から:葛城山で使用した咥面、前田奈穂さん、増原英伸さん。
私、ポーズをとってるのに、首から上だけ。。。
2019,11,05 Tue 20:08