



中四国神楽フェスティバルin広島。
時間が経つのが、ものすごく早かったです。
中四国9県の、12団体の方々とお話をさせて頂いて。
どの団体の皆さんも熱心で、背筋が伸び、優しい方々でした。
解釈や表現の違いは、お互いの活力へと昇華して。
何より、直接触れると親近感が湧きますね


~香川県高松市 佐料編笠(さりょうあみがさ)神楽保存会
「カラスの舞」~
戦前からの伝統を昭和51年に復活。
地域の澳津神社(荒神さん)に奉納され、農耕用の編笠を烏帽子に見立て、地区内の若者が舞います。


秋祭りでは、鯛・タイモ(芋)・洗米が供えられます。




囃子に合わせてカラスのように飛ぶ表現がユニークです。
~広島県広島市 宮乃木神楽団 「大江山」~
広く、中四国からのお客さんを意識した紹介になりました。
“各神楽団で個性的な酒呑童子が出てくるのが特徴です。
宮乃木神楽団にはどんな酒呑童子が登場するでしょうか?!”





・・・酒呑童子は、飲むと愉快なあの方です。
~高知県梼原町 津野山神楽保存会 「山探し」~
四国カルスト高原に抱かれた山間の町で、1100年もの間舞い継がれてきました。
紛失した宝剣を捜し歩く、という舞ですが、鉱山で鉱脈を見つけ出し、歓喜を表すとも伝えられます。


般若の面の一種で、最も表情に富んでいるといいます。
ここで20分間、休憩がはいるよ~

2012,09,10 Mon 21:54


金城の“神楽の夕べ”に向かうことにしました。
でも夜だし、金城の体育館てどこだったっけ・・・
と迷っていますと。
『金城で降りて左に曲がると、道なりに・・・一本道だから大丈夫ですよ。』
と、側にいた、大塚神楽団の泉田瑞男さんが、笑顔・白い歯・キラキラ王子様風に教えてくれました。


RCC神楽スペシャル・紅葉狩から。
その言葉に安堵して、浜田道にのり、金城のスマートインターチェンジで降りた私は。
すぐにT字路にぶつかって


なんとなく右を選び。
すると交通量の多い十字路に出て


仕方なく、まっすぐに進んで。。。。
のろのろと、目的地のアリーナに到着しました。
~横田神楽団 筑波山~


『キレーな顔しとんさるてぇねぇ。』新鮮に響きました。
~琴庄神楽団 滝夜叉姫~


滝夜叉姫の菊本靖彦さん、さっきまで義経だったのに。



さて。。。。
次に泉田さんの顔見たら、『真っ直ぐじゃなかったよ~』とふんぞり返って言うつもりでしたが。
後日、別の会場でお逢いした時。
『ちゃんと金城に着かれましたか

文句など全く出てきませんでした。
やっぱし、笑顔・白い歯・キラキラ王子様風には勝てんなぁ~

2012,09,08 Sat 21:15


( in ハッピースマイル



神楽は「鎮魂・魂振(たましずめ・たまふり)」の大切な役割をもっています。
鎮魂・魂振は、この世から消えた魂を鎮め、今ある命をふるい立たせ、新しい、より力強い世の中をつくろうとします。
昨年3月、わが国の歴史に残る大災害を受けましたが。
古来、我々の先祖は、自然を敬い畏れ、自然崇拝の民族として生きて来ました。
今この時を、新たなる出発の起点としてとらえ、復興への第一歩を歩みはじめたいものです。
東日本大震災の復興を願って鎮魂・魂振の心を演じます。
(著・石井誠二さん)
~原田神楽団 下り八島~
源義経は、奥州と京都を行き来する金商人・金売吉次(かねうりきちじ)の手助けで、平泉を目指します。
その旅の途中、近江国(滋賀県)で、大盗賊と恐れられた熊坂長範を成敗する物語です。




(in 繊細な裏方、垣内和久さん)
~中川戸神楽団 瀧夜叉姫~
福島県いわき市の恵日寺(えにちじ)にある瀧夜叉姫の墓。
又、境内の裏には瀧夜叉姫の井戸があり、今でも清水が湧き、地元の方が大切に守られているそうです。


“忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)”という舞踊劇で、色仕掛けで光圀を味方に引き入れようとする姿が描かれます。
現代でも歌舞伎などの人気演目であり、光圀も又、舞台で生き続けます。


~大塚神楽団 紅葉狩~
舞台は長野県戸隠。深秋、戸隠連邦の麓に広がる紅葉は、紅の絨毯となり、人の心を惑わせます。
鬼女として描かれた紅葉姫は、手下の墓とともに五輪石となって語り継がれます。




まぁ一時でも、情が移ってる訳だし・・

それでね、終演後にね・・続くっ
2012,09,07 Fri 23:27


『(日曜日の)駐車券を無愛想に送りました。』というメールがありました。
・・??・・駐車券に無精ひげでも生えているのかな

話は前後しますが。
7月の、RCC神楽スペシャル・がんばろう日本。
東北大震災からの被災地の復興を「祈り」、日本の明るい未来を「願う」6演目です。


この企画は随分前から、砂田さんが心に強く思い描いていたもので。
親戚がいるため、被災地に実際足を運び、テレビでは放送されない部分も見てきた砂田さんにとっては、使命だったのではと感じます。
開演前の挨拶に立ち『忘れないことが大切だと思います。』と、30代・いち青年としての気持ちを語り、沢山のお客さんが頷いて聞いてくださる姿が印象的でした。
又、私はこの日、ロビーの物産展で牛タンを購入したのですが。
東北で生まれる商品を消費することが、被災地支援に繋がるということを知って、良かったなと思いました。
あと1週間で、あの日から1年半を迎えるんですね。。。。
~筏津神楽団 天の岩戸~
筏津の岩戸では、全ての神での喜び舞の後、今一度、児屋根さんと太玉さんの二神が喜びを重ねます。
児屋根の水口一真さん『大震災からの復旧・復興を祈って、このところに御神楽を・・』と奉納されました。




~後野神楽社中 黒塚~
福島県二本松市の、生々しい鬼婆々の岩屋・墓・黒塚などの様子をスクリーンで紹介。
神楽・黒塚で巻き起こる“笑い”。被災地にも、毎日笑顔が広がりますように。





~琴庄神楽団 奥州平泉~
伝説の地は、岩手県平泉町。奥州の遺跡が昨年、東北初となる世界文化遺産となり、震災から3か月後、明るい話題となりました。





続いちゃうよ~ (^▽^)/~~~
2012,09,06 Thu 21:24
2012,09,05 Wed 20:15
