清めの舞は、9県を代表して宮乃木神楽団の皆さんに務めていただきました。神降し。舞手は田村和也さん。
10時開演、19時終演でした
中四国神楽フェスティバルin広島。
時間が経つのが、ものすごく早かったです。
中四国9県の、12団体の方々とお話をさせて頂いて。
どの団体の皆さんも熱心で、背筋が伸び、優しい方々でした。
解釈や表現の違いは、お互いの活力へと昇華して。
何より、直接触れると親近感が湧きますね
~香川県高松市 佐料編笠(さりょうあみがさ)神楽保存会
「カラスの舞」~
戦前からの伝統を昭和51年に復活。
地域の澳津神社(荒神さん)に奉納され、農耕用の編笠を烏帽子に見立て、地区内の若者が舞います。
神棚を念入りに整えます。
秋祭りでは、鯛・タイモ(芋)・洗米が供えられます。
御幣と“鈴”と呼ばれるカラフルな採物です。
八咫烏の道案内に由来する演目です。
囃子に合わせてカラスのように飛ぶ表現がユニークです。
~広島県広島市 宮乃木神楽団 「大江山」~
広く、中四国からのお客さんを意識した紹介になりました。
“各神楽団で個性的な酒呑童子が出てくるのが特徴です。
宮乃木神楽団にはどんな酒呑童子が登場するでしょうか?!”
姫の美しさと個性も、この地域の神楽の自慢ですね。
本当にお酒が好きな方が演じると、滲み出るものがあるような
・・・酒呑童子は、飲むと愉快なあの方です。
~高知県梼原町 津野山神楽保存会 「山探し」~
四国カルスト高原に抱かれた山間の町で、1100年もの間舞い継がれてきました。
紛失した宝剣を捜し歩く、という舞ですが、鉱山で鉱脈を見つけ出し、歓喜を表すとも伝えられます。
金山彦の使いの神。
般若の面の一種で、最も表情に富んでいるといいます。
ここで20分間、休憩がはいるよ~
2012,09,10 Mon 21:54