数十年ぶりの“下り八島”、間もなくで~す。
( in ハッピースマイル垣内和久さん)
オープニングの解説(抜粋)です
神楽は「鎮魂・魂振(たましずめ・たまふり)」の大切な役割をもっています。
鎮魂・魂振は、この世から消えた魂を鎮め、今ある命をふるい立たせ、新しい、より力強い世の中をつくろうとします。
昨年3月、わが国の歴史に残る大災害を受けましたが。
古来、我々の先祖は、自然を敬い畏れ、自然崇拝の民族として生きて来ました。
今この時を、新たなる出発の起点としてとらえ、復興への第一歩を歩みはじめたいものです。
東日本大震災の復興を願って鎮魂・魂振の心を演じます。
(著・石井誠二さん)
~原田神楽団 下り八島~
源義経は、奥州と京都を行き来する金商人・金売吉次(かねうりきちじ)の手助けで、平泉を目指します。
その旅の途中、近江国(滋賀県)で、大盗賊と恐れられた熊坂長範を成敗する物語です。
義経の同胞“佐藤忠信”は女に変装し、長範らの宴に紛れ、義経の待つ鏡の宿におびき寄せます。
待ち構えていた義経は、激闘の末、長範を退治します。
(in 繊細な裏方、垣内和久さん)
~中川戸神楽団 瀧夜叉姫~
福島県いわき市の恵日寺(えにちじ)にある瀧夜叉姫の墓。
又、境内の裏には瀧夜叉姫の井戸があり、今でも清水が湧き、地元の方が大切に守られているそうです。
瀧(滝)夜叉姫が初めて舞台に登場したのは、天保7年(1836)江戸・市村座。
“忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)”という舞踊劇で、色仕掛けで光圀を味方に引き入れようとする姿が描かれます。
現代でも歌舞伎などの人気演目であり、光圀も又、舞台で生き続けます。
貴船の社で授かった妖術は、陰陽術によって敗れてしまいます。
~大塚神楽団 紅葉狩~
舞台は長野県戸隠。深秋、戸隠連邦の麓に広がる紅葉は、紅の絨毯となり、人の心を惑わせます。
鬼女として描かれた紅葉姫は、手下の墓とともに五輪石となって語り継がれます。
紅葉の精魂が作り出す、美女たちの宴です。
維茂は紅葉の亡骸を手厚く埋葬した、とも残されています。
まぁ一時でも、情が移ってる訳だし・・
それでね、終演後にね・・続くっ
2012,09,07 Fri 23:27