花笠踊りを袖で見守る、八百万の神々です。
米作りの暮らしが生み育てた芸能、次は秋です
―神楽―
氏神神社の境内(神楽殿)で、豊かな実りを神々に感謝する農耕儀礼。
「集いたまえや四方の神々」と歌い、天地のありとあらゆる神様をお招きします。(月いち原稿から抜粋)
~岩戸 石見神楽亀山社中~
生き物とエネルギーを司る神々の物語が、天地・神と人の営みの初めを語り、神楽の初めを伝えます。
ウズメちゃんの個性の違いはこの演目の魅力のひとつです。
こちらの宇津女ちゃん、ふとした仕草が愛らしくキュート。
大御神がお出ましになってからの盛大な喜び舞は興奮します。
面を外す場面からは鼻血ものです
~塵倫 筏津神楽団~
米作りを糧とする日本の物語としては、不作を招く悪天候や、黄砂、害虫、自然災害など、人の手に負えない相手を鬼と例えたと想像します。
「異国より身に翼のある鬼が、我が国へ数万騎飛びきた」
この小鬼の解釈は様々と思いますが、塵輪の恐ろしさを一層引き立てるものと思います。
何かを見透かされるような気がして。
前河さんと分かっていますが・・・でもやっぱり鬼は大人になっても怖いですね。。
~矢旗 三谷神楽団~
塵倫、皇后、矢旗と流れる物語。
大陸文化の玄関口、大分県の宇佐の国にあって、土着の文化や暮らしを共存させる役割を担うのが第15代、応神天皇(誉田別命)です。
新しい大太鼓、これから三谷色を奏でます。
人々の営みの安全を守る八幡神として、全国4万の社が建てられています。
矢旗は、弓八幡や八幡などで広く知られますが、“矢旗”として保持されているのは、三谷・苅屋形神楽団の2社と伺っています。
※違ってたらご指摘ください。
写真が多いから、続く!
2012,09,26 Wed 21:22